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現在の日本はただの不況なのですか。それとも経済恐慌と呼べる状態ですか。
初めまして。 よろしくお願い致します。 質問は 「現在の日本はただの不況なのですか。それとも経済恐慌と呼べる状態ですか。」 です。 最近、そんな煽り文句を、週刊誌ぽいサイトで読んだもので・・・。 不況と恐慌の言葉の違いがよくわからないのですが、 なんとなく世間では両者は分けて使われていますので、 経済学ではきちんとした定義があるのかなぁと思って質問しました。 現在の日本の経済状態と合わせて、 現実をきちんと表現する方法を教えていただければ幸いです。
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- HANANOKEIJ
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今、NHKスペシャルを見ています。経済恐慌、世界恐慌という言葉はつかわれていませんが、信用が収縮していて、どこまでいくのか、まだ始まったばかりと言っています。二つの不動産ローンを扱う金融機関の危機、160兆円規模の倒産か?という状況です。 是非見てください。
- HANANOKEIJ
- ベストアンサー率32% (578/1805)
夕張市、大阪府、日本国は、800兆円の赤字で倒産といってもおかしくありません。実際に、不良債権処理のときに、税金を数兆円投入しましたが、返済したとは、聞いたことがありません。 アメリカ合衆国大統領は、お金がほしくなると、日本からいくらでもキャシュディスペンサーで現金を引き出せると思っているし、実際に引き出している。湾岸戦争のとき、2兆円?だったか。 日本には、アメリカのドル紙幣がどのくらい溜め込まれているか? この10年から15年くらいのあいだに、国民の貯金に支払われるはずの金利が300兆円くらい、銀行、資産家、投資家たちに横取りされています。 「経済恐慌」とは言えなくても、資本主義経済が地球を管理する能力はないといえます。つまり、生産と再生産を繰り返して、人類が生存を続けていく制度として現在のシステムは、現実の諸問題の解決能力をもっていません。洞爺湖サミットで、世界中が注目していたのは、石油価格の高騰、食料の値上がり、投機マネーの無法をどう規制していくか、地球温暖化に向けての何らかの合意でした。何も成果がなかった。今年も異常気象が地球全体で起きています。旱魃、水害で食料がなくなると、必ず政治が不安定になります。ちょうど1910年代、1930年代の世界大戦前夜のような不安定な時代です。アメリカのサブプライムローンの全体像は、まだ見えません。日本の公的年金の運用でも3兆円から4兆円の損失を出しています。 もうすぐ臨時国会がはじまります。解散総選挙も近付いています。各政党のホームページを読んでみてください。saku_sakamotoさんの疑問にぴたりと答えてくれる政党が必ずあります。お励みください。
お礼
回答ありがとうございます^^ 赤字の額が多すぎて、想像を超えちゃいますねえ~。
- bigorange9
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不況と恐慌の違いについて誰もが納得する明確な違いはないと思います。ただし、恐慌という場合は以下の状況はあるかと思います。 ・街中に失業者があふれている。労働者人口の10人に一人以上は職が無く、路上生活者がいたるところに目立つ(米国の大恐慌時の失業率は最大25%)。 ・大企業、中小企業の倒産が激増する。 ・実質GDPの大幅なマイナスが続き、好景気時の7割とか6割の水準に落ち込む(米国の大恐慌時は約5割まで減少)。 ・銀行の破綻が相次ぎ信用不安が蔓延する。銀行貸出が大きく減り黒字倒産が続発する。 ・物価が大幅に下落する。 今の日本は失業率が4-5%、物価上昇率が2%弱、実質GDPの成長率がほぼ横ばい、銀行倒産なし、といった状況ですので景気が下降気味であっても恐慌というほどではないと思います。ちなみに恐慌という状態のイメージについては「大恐慌のアメリカ」(林敏彦著、岩波新書)という本に生々しく描かれています。著者は専門の経済学者ですが読みやすい本です。
お礼
回答ありがとうございます。^^ 経済学的な言葉の定義を知らないため、 かつて経済理論が発達していなかった社会で起こっていた恐慌と、同じレベルのものが現代日本でも起こっていて、 それは経済学的には恐慌と呼ぶにふさわしいものの、 現代の数多の緩衝システムによって表面化は免れている・・・。 そのような状況もありうるかなぁと思って質問しました。 厳密な定義付けはなされていないんですね。 確かに、上条件ほどには悪くないです。
お礼
回答ありがとうございます^^ 最近また株価が下がってますねえ。 何年かに一回こういうことがありますね~。