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擬態語? 擬声語?

ふっと何々する の " ふっと " は 副詞だと思うのですが、擬態語なのか擬声語なのかわかりません。 子どもに質問をされ困っています。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.4

ANo.2のjo-zenです。補足します。 >じっと、さっと、そっと など、との違いもよくわからないのですが、すみません。よろしくお願いします。 ⇒それぞれの言葉(音)の持つニュアンスはお分かりになってますでしょうか? 「ふっと」は、「不意と」「不図」の文字をあてますが、何かが突然前触れなく現れたり起こったりすることを意味します。 「じっと」は、「実(じつ)と」からきてるのかなと思いますが、ぎゅーっと一点集中して、見たり(凝視)、動かないさまを意味します。 「さっと」は、「颯(さつ)と」の文字をあてますが、一瞬で何かをしたり、何かが起こったりすることを意味します。「ふっと」と近い意味合いですが、「ふっと」は前兆なく起こることをいうのに対して、「さっと」は、「(暗雲が立ち込めてきたと思ったら)雨がさっと降ってきた」のように、動作の瞬間性に主眼をおいた場合に使われます。 「そっと」は「そろりと」からきているかと思いますが、「ゆっくり音も立てずに」ということを意味します。

nikochan24
質問者

補足

何度も丁寧な返答をいただき、ありがとうございます。 擬態語、擬音語など難しいですね。 結局のところ  「ふっと前を見ると~」の場合のふっとは擬音語・擬声語ではないということは 納得できましたが、擬態語でもないのでしょうか? 何度も申し訳ございません。

その他の回答 (7)

  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.8

はじめまして。 ご質問: <擬態語なのか擬声語なのか> どちらも可能です。 1.まず擬声語と擬音語を区別します。 (1)擬声語:動物の鳴き声などを言語化したもの。人声も含まれます。 例: 「犬がワンワンとなく」 「ギャ-と悲鳴をあげる」 (2)擬音語:音を言語化したもの。 例: 「戸がガタガタと音をたてる」 2.従って、「ふっと」が「『ふっ』と」と表記される場合は、以下のような擬声語が可能です。「ふっ」は実際の音声になるからです。 (1)擬声語: 例: 「『ふっ』とため息をついた」 「『ふっ』と笑う」 3.一方擬音語の方は、「ふっ」と聞える物音が一般には存在しませんので、擬音語としては不可となります。 ただ、音は個人の主観で異なって聞えるので、同じ音でも人によっては「ふっ」と聞えるものもあります。その場合は擬音語に分類されます。 例: 「~は『フッ』と音を立てて飛び散った」 4.擬態語は「動作・様態・感覚・心理・状況」などを文字化したものです。 例: 「心配でハラハラする」 「傷がズキズキ痛む」 5.以下のような場合は擬態語に分類されます。 例: 「ふっといなくなった」 「ふっと目をやる」 「ふっとそっぽを向く」 「ふっと振り返る」 これらはいずれも瞬間的な「動作」に言及する擬態語です。 以上ご参考までに。

nikochan24
質問者

お礼

はじめまして。 もやもやとしていた疑問が納得できました。 本当に丁寧なご返答に感謝、感謝です。

回答No.7

今更ですが、ANo.5の誤記を訂正します ( ^^; ANo.2にも書きましたが、擬音(声)語と擬態語の区別は次の通りです。 ↓↓ ANo.3にも書きましたが、擬音(声)語と擬態語の区別は次の通りです。 ・擬態語‥「様子」をそれらしく表言する言葉 ↓↓ ・擬態語‥「様子」をそれらしく表現する言葉 > 「ふっと前を見ると~」の場合のふっとは‥(中略)擬態語でもないの > でしょうか? ANo.3にも書いていますが、これは性急な動き、あるいは一瞬の動きという「様子」を表すので、間違いなく擬態語です。 下記ページにも載っていますので、御覧になってみてください ( ^^ 言葉の世界1-4 「擬声語・擬態語」 - 大辞林特別ページ http://daijirin.dual-d.net/extra/giseigo_gitaigo.html

nikochan24
質問者

お礼

色々、辞書などのページを検索しましたが、大辞林特別ページは見つけられませんでした。 ありがとうございます。

  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.6

ANo.2&4のjo-zenです。補足します。 >擬態語でもないのでしょうか ⇒以下のURLを参考にすると http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?dtype=2&p=%B5%BC%C2%D6%B8%EC 事物の状態や身ぶりなどの感じをいかにもそれらしく音声にたとえて表した語。「つるつる」「じろじろ」「こっそり」など。 ⇒「ふっと」は擬態語となるかと思います。先の回答を一部訂正いたします。

nikochan24
質問者

お礼

何度も丁寧なご返答感謝致します。

回答No.5

> じっと、さっと、そっと など、との違いも‥ ANo.2にも書きましたが、擬音(声)語と擬態語の区別は次の通りです。 ・擬音語‥「音声」をそれらしく表現する言葉 ・擬態語‥「様子」をそれらしく表言する言葉 言葉で説明されると難しくお感じになるかもしれませんが、見分け方はとても簡単です。要するに「そういう音(またはそれと似たような音)がするかどうか」が区別のポイントです。 ● 押し入れにじっと身を潜めて追っ手をやり過ごした。 擬態語です。もし「ジッ!」という音がしたら(セミかよ!?)、居場所がバレてしまいます。これは「音」ではなく「様子」を表します。 ● 彼の背後からそっと忍び寄った。 これも擬態語です。「ソッ!」と音を立てたら、折角忍び寄った意味がなくなります。 「さっと」は、「ふっと」と同じように状況によって擬音語か擬態語かに別れると思います。 ● 雨がさっと降って来た。 擬音語です。今度にわか雨が降った時に耳を澄ませてみてください。サ~ッという音がします(注: ザ~ッと来る場合もあります)。 ● さっと旅立つ 素早さを表す擬態語です。さっ!という音は・・・するかなぁ? (笑) ● 玄関を箒でさっと掃く これは意外に難題です。手早く掃くという「様子」を表す擬態語ですが、掃く時に「サッサッ」と音がするのも事実です。擬音語・擬態語どちらとも言えると思います ( ^^

nikochan24
質問者

お礼

なるほど~。 意図によっても解釈が変わってくるのですね。 奥が深いです。 とてもわかりやすい説明で感謝致します。

回答No.3

擬音(声)語は「音」、擬態語は「様子」を言葉で表現するものです。 溜息をついたり、ロウソクを吹消す動作は、実際に「フッ」的な音がするので、紛れもなく擬音語です。 ふっと立ち止まる・・・ 立ち止まる時にこんな音を出す人は、多分いないと思います ( ^^; したがって、これは瞬間的に停止する様子を表す擬態語です。 気になるのは、擬態語の「ふっ」がどこからやって来たかですが、私にはさっぱり解りません ( ^^;☆バキ\(ーー”)この役立たずっ! ただ、ふっと息を吹く行為は瞬間の動作なので(高齢者のバースデーキャンドルだとそうでもありませんが‥)、そこから派生して ・ふっと(一瞬)立ち止まった。 ・ふっと(瞬く間に)消えた。 となった可能性もあると思います(注: 自信はないです) なお、これ以外にも「トントン出世する」「事が進展せずカリカリする」などのように、擬音語から派生したと思しき擬態語は結構あります。

nikochan24
質問者

お礼

ひとつの言葉でも、使い方によって、 解釈が違うのですね。 ありがとうございました。

  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.2

「ろうそくをふっと吹き消す」などと使う場合の「ふっと」は、「口をすぼめて息を吹くさま」を意味しますので、擬態語となります。 しかし、「ふっと」には、上記とは別の、「ふっと思いだした」といった用法があり、意味的には「前ぶれなく急に物事が行われたり、状況が変わるさま」となります。この場合の「ふっと」は「ふと」とも言い、「不意と(「不意に」の意)」が変化したものと思われます。当て字といわれている「不図(ふと)」が、当て字ではなく、由来になっている可能性も捨てきれません。いずれにせよ、この場合は、「擬態語」「擬声語」のいずれでもありません。 なお、「擬声語」とは、「ワンワン」「ざーざー」などのように音声を文字でそのまま表したものになります。

nikochan24
質問者

補足

早々の解答ありがとうございます。 ふっと前を見ると、 の " ふっと" ですが、擬音語・擬声語どちらでもないのですね。 擬態語・擬声語・擬音語の区別は辞書などで確認すると大まかには理解できるのですが、子どもにつっこまれると、自身を持って答えられません。じっと、さっと、そっと など、との違いもよくわからないのですが、すみません。よろしくお願いします。

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.1

ふっと は心や体の動きを表現する副詞です。 何気なく、なんとなくという感じの意味で動詞につながります。 擬音語や擬態語ではないでしょう。

nikochan24
質問者

お礼

早々のご返答ありがとうございます。

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