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偏光は量子状態?
以前の”教えて!goo”に”3枚の偏光板”の質問がありました。その回答として、ファインマンやサクライの量子力学の教科書で偏光が扱われているとの記述がありました。MIT物理の量子力学の教科書にもその記述がありますが、偏光は量子状態なのでしょうか。歴史的に見れば偏光は、量子力学より前に知られていますし、その扱いもJohne'sマトリックス等があり、量子力学を使う必要はないと思います。ただ単に線形性とか重ね合わせといった量子力学的な扱いにふさわしいから扱われているのでしょうか。
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Johne'sマトリックスで、1個の偏光した光子の記述ができるかお考え下さい。 Johne'sマトリックスが有効になるのは、光子数が多くて、光を連続した波と扱って問題がない場合です。波ではなく、光子としてカウントできるような状態では量子状態として考えないと議論できないだろうと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。スリットによる回折実験を思い出しました。1個、1個はランダムにスクリーンに像を結ぶけれど、多くの光子をあてると、縞模様がでてきます。ファインマン先生も何回も説明していました。