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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:共分散とβ値について)
共分散とβ値についての質問
このQ&Aのポイント
- 共分散とβ値の算出方法について質問があります。一般的にβ値はβ=Cov(Ri,Rm)/Var(Rm)で算出されることが多いと思いますが、共分散がゼロのであるということは、マーケットと個別証券iの動きに相関性がなく、当該証券の投資リスクがゼロと評価されてしまうことに問題があると思います。
- 共分散とβ値の関係について質問があります。共分散がゼロの場合、個別証券iの投資リスクはリスクフリーレートと同値になってしまいますが、共分散がゼロということはマーケットと個別証券iの動きに相関性がないというだけで、当該証券の投資リスクがゼロであることとは同義ではないと思います。
- 共分散とβ値の算出方法について疑問があります。一般的にβ値はβ=Cov(Ri,Rm)/Var(Rm)で算出されることが多いと思いますが、共分散がゼロの場合、個別証券iの投資リスクがリスクフリーレートと同等に評価されてしまうことに疑問を感じます。共分散がゼロということはマーケットと個別証券iの動きに相関性がないだけで、投資リスクがゼロであるとは言えないと思います。
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質問者が選んだベストアンサー
CAPMは非システマティックな個別リスクを捨象して、市場ポートフォリオとの相対的なリスクとリターンの関係だけを問題にします。したがって、個別証券のリスクの絶対水準がどれほどであろうとそれを評価しません。 もし個別証券のリスクと市場ポートフォリオのリスクの相関(共分散)がゼロの場合は、ポートフォリオ全体としてはリスクがゼロということですから、リスクプレミアムに対する対価もゼロとなります。リスクがゼロの証券の期待収益率はまさにリスクフリーレートにしかなり得ないということです。 また、ポートフォリオ全体で考えたとき、リスクの絶対量の異なる銘柄がどのように分布していようと、安全資産があればポートフォリオ内のリスク資産への投資割合に悩むことなく全体の最適投資点を効率的フロンティアの上で決めることができます。従って個別証券のリスク量は問題とならないのです。これらの点を数式で厳密に知りたい場合は、「証券投資論」(日経)を読んでみてください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね、βはシステマティックリスクを表すものだということを、完全に忘れていました。。。 大変参考になりました。 ありがとうございました!