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エレミヤ書2章11節の読み方は?

エレミヤ書2章11節 その神を神ではない者に取り替えた国があろうか。 ところが、わたしの民はその栄光を 益なきものと取り替えた。 さて、質問です。 この記述から何を読み取るべきですか。 当時のヘブライ人(と呼んでよいのか?)にはバアル信仰がかなり浸透していてユダヤ教徒の指導者層には危機感があったと考えるのは妥当でありませんか。 よろしくお願いします。

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  • kigurumi
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回答No.1

確かにバアル信仰寄りになったことを怒っているように思いますが、、、 それだけじゃなく、自分の思い通りにならないことに対するイライラもあって、呪ったと思います。 ダビデの後継者としてソロモンではなく、兄のアドニアを押したアビアタルですが、ソロモンが即位したことで、アビアタルはソロモンによって地方に追放された。 エレミヤはアビアタルの伝統を支持したようです。 イエスの宗教改革(地方の聖所の廃止)で、そこで仕事をしていた祭司は地位を脅かされたため、イエスの改革を支持したエレミヤに憎しみを抱いた。 地方分権から一極集中に変換したわけで、いわゆるキリスト教のローマ大教区が他の教区の上にたち、地方の教区を押さえつけたのと似ている。 エレミヤは厳格な一神教を唱えたわけですが、王のソロモンにとってみれば、うるさい存在。 イスラエルで一代で栄華をきわめたソロモン。 なかなかのやり手。まるでコンスタンティヌス1世みたい。 で、一夫多妻だったんで、政略結婚でエジプトの王女様を嫁にもらう。 ってことは、エジプトの王家と親戚関係になる。 他にもいろいろな国から嫁もらって親戚関係になるんで、攻め込まれないし、鉄文化からも嫁もらえば、武器の原材料の鉄も手に入る。 それ加工して売れば、もうかるわけです。 代金? アフリカは金銀宝石が取れるので、それで支払ってもらう。 外交戦略として、外国の宗教も批判せず歓迎する。 一神教原理主義者のエレミヤ ぶちきれたでしょうね。 「そんなことやってたら、絶対バチあたるぞーー バビロニアが力つけていきている。 社交サロンで茶 すすってる場合じゃない」って感じでしょうか。 まあ エレミヤでなくても、バブルがあれば、いつかバブルははじけると予測つきますから。 ほーーーら 当たった というより、、、誰でも予測できる範疇。 エレミヤの呪いの威力がすさまじかったわけでも、神様が自分以外の神様を人々がやったのにムカついたからでもないと思えますが、そこはそれ、エレミヤさんですから、、、笑 バビロンはユデアの中から優秀な人材だけ連れていって、エレミヤさん 置いていっちゃった。 なんか、、サラリーマンの哀愁が・・・苦笑。 ソロモンの時代 神殿建設で失業者対策をやったようです。 外交もうまかった。 バブルだったので、税金が高かったといっても、前より稼いでいれば、そりゃあ 納める税金高くなりますわな。 外交で外国にお金を融通すれば、それだけ治安も安泰。 で、ソロモンの死亡後 息子は彼のような才能はなかったんで、統率できず、外交もへタッピだとなり、「はいはーい 君に優秀な人材あっても 使いこなせないでしょ 宝のもちぐされ もらってきまーす」とバビロン捕囚。 で、後世の人はイレミヤの呪い ちがった、予言が当たった とした。 いやいや 当たったわけじゃなく、、、ねぇ。 でもエレミヤみたいな人っていますよね。 融通のきかない べらぼうに真面目で、呪っておきながら「不幸になっても神様が助けてくださるから」って お前なぁ・・・って思いますよね。 こういう人 近づきたくないタイプですよね。

sono-higurashi
質問者

お礼

ダビデ、ソロモン、エレミヤは百科事典程度の記事を読んでおきました。この回答がなければ、そんな付け焼き刃にも及ばない知識すら、もつことはなかったでしょう。 エレミヤの権力への対し方は、日蓮の鎌倉幕府への対し方を連想させました。こういう言い方にエレミヤも日蓮も喜ぶのか迷惑がるのか知りません。知識の深い人の感想は、こうはならないのでしょう。 有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

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