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インターネット社会の主な技術と産業の現状、そして将来の展望
- インターネット社会の主な技術や産業の現状、そして将来の展望についてまとめました。
- 現在のインターネットの主な技術や産業について解説します。
- インターネットの技術と産業の現状、そして将来の展望についてまとめました。
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web2.0というのは、技術名ではなく、何となく昨今のインターネット利用の方向性を示したものであり、「誰でも情報の発信者になれる」とか「単なる情報発信ではなく、動的なウェブサイトを作れる」とかいったものです。これはインターネットの基幹技術ではなく、応用方法の新しい流れだと思ったほうが正しいと思います。 光通信といっても、光ファイバは物理的にはガラスのパイプに過ぎず、そのパイプ上にどんな信号を載せるかによって、様々なサービスが提供可能です。通常、消費者向けの光通信サービスと言えば、PPPoEという通信手順を使い、最高で100Mbpsの通信速度を実現するもの(現実には、ネットワークが渋滞するとそれよりも遅い)をさします。他方、企業向けサービスでは、同じ光ファイバケーブルを使っていても、例えば速度が絶対に低下しないSTM1(いつも150Mbps)専用線とか、1GigE (1ギガビット・イーサネット)とかのサービスがあるのですが、このあたりのサービスは、一般消費者には関係のない話です。 インターネット産業といえば、オンライン広告が、かなり大きな産業に育ってきたことも馬鹿になりません。 ・現在のインターネットの主な技術 インターネット上のあらゆる機器には、IPアドレスという住所がつけられています。IPアドレスは数字の羅列ですので、人間には覚えにくく、ドメイン名を用いた別の標記をつけていることが普通です。たとえば、www.company.comはcompany.comの所有者が持つウェブサーバ(www)だし、pop.company.comはcompany.comの所有するメールサーバです。この、ドメイン名を用いた表記と、人間には分かりにくいIPアドレスを用いた表記を対応させるための技術をDNSと呼び、誰もがホームページを見るときに、裏でお世話になっています。 そのほか、インターネット上の基幹技術としてはBGP4というものがあり、各プロバイダ間はBGP4を用いてつながっています。これは、インターネット上の経路を動的に制御する方法のひとつで、Aというプロバイダとの接続が切れたらBに切り替えようだとか、CよりもDのほうが海外接続が安いから、海外からの情報を閲覧するユーザが増えたらDを優先しようだとかいった作業を実現するもので、消費者が知らないうちにプロバイダ間での駆け引きが行われています。 ・現在のインターネット産業とはどのようなものか あまりにインターネット接続が安価になってしまい、回線を売っているだけでは儲からないので、追加オプションサービスなど、新しい切り口から儲けを出そうとすることが、増えています。 ・インターネットの技術やインターネット産業は今後どのように発展していくのか 現行のIPアドレスはバージョン4ですが、アドレスの枯渇が心配されており、バージョン6の試験運用が始まっています。べつにバージョン6に変わったからといって、一般消費者に即、利点があるわけでもないのですが。
お礼
回答ありがとうございます! 確かにネット上で異なるサービスを提供しているとはいえ、ほとんどのサイトの収入源は広告ですよね。いわれてみれば非常に大きな産業だと実感します。 インターネットの発展のスピードが本当に早くて、一年前が妙に古臭く感じるし一年後の想像がまったくつかなかったので、非常に参考になりました。 ありがとうございました!!