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いろは歌の「ん」について

いろは歌には「ん」がないと思っていたのですが、 「ん」が最後につくという話を聞きました。 「京」という言葉もつくときいたのですが、なぜですか? 「ん」は現代語にあるのであとづけなのでしょうか? 「京」は都があったから? そもそもなぜもとからなかったはずの言葉が付け加えられているのか詳しくおしえていただけませんか? 質問がわかりにくくてご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

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  • ベストアンサー
  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.3

すべての清音を網羅してアナグラム(並び替えて意味のある文にすること)を成しているのが、いろは歌です。 古くから「いろは仮名47文字」として知られていて、末尾に「ん」はつけないのが本当です。しかし、現在では「ん」という仮名があるため、「ゑひもせすん」のように、「すべての仮名を使って」という要請を満たすために便宜上つける場合があります。完全にあとづけです。 またいろは歌は「いろはかるた」と深く結びついています。かるたを使い遊び感覚でこどもに字を覚えさせたのかもしれません。末尾に「京」を加える場合もあるのはそのためです。いろはかるたの最後の諺が「京の夢大坂の夢」となっていることからもわかるように、むしろそちらの方が伝統的で、1287年成立の了尊『悉曇輪略図抄』がその最古の例とされています。「京」が採用されたのは、京の都(現在の京都)が文化の中心だったからだと思います。以下のURLを参考にしてみてください。  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%82%8D%E3%81%AF%E6%AD%8C

bunchin68
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 とてもよくわかりました。 「ん」は完全にあとづけなんですね。 またよろしくお願いいたします。 ほんとうにありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

下の補足です。 けふこえて → 今日越えて 「けふ」は「きょう」と読むので、「京」と解釈したのかも知れませんね。

回答No.1

ひらがなでの表記  いろはにほへと ちりぬるを  わかよたれそ つねならむ  うゐのおくやま けふこえて  あさきゆめみし ゑひもせす 歌謡の読み方  色は匂へど 散りぬるを  我が世誰ぞ 常ならむ  有為の奥山 今日越えて  浅き夢見じ 酔ひもせず 古くから「いろは仮名47文字」として知られており、「ゑひもせす」の末尾に「ん」は付けないのが正式である。 しかし、現代には「ん」という仮名があるため「すべての仮名を使って」という要請を満たさなくなっているため、 便宜上つける場合がある。 以上wikipediaより抜粋。

bunchin68
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 今日=京 という考えもあるかもしれないということですね。 色々勉強させていただきました。 本当にありがとうございます。

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