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「まぐろ+唐辛子」の抗癌作用について

11月7日の夕方だったと記憶していますが、NHK第一テレビで岡山大学医学部(だと思いました)で研究している「まぐろ+唐辛子のカプサイシン」の抗癌作用がメラノーマにも効くという話をチラリと耳にしました。他の事に気を取られていましたので、放送内容の詳細や、それが動物実験の成績だったのか,人への治験の結果だったのかは残念ながら聞き漏らしました。 もし、ご覧になった方がいらっしゃいましたら教えて頂けませんか。お願い致します。

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noname#211914
noname#211914
回答No.4

MiJunです。 >これから郵便局にNHK用の葉書を買いに行こう TELで良いと思いますが・・・? 各都道府県に少なくとも一つはNHKの支局があると思います! >in vitro, in vivo の範囲であったのでしょうか これは分りませんが、岡山大の農学部のサイトでしたので、医学部ではなく当然基礎実験しか出来ないでしょうからそう推測しました。 その意味でこのカプサイシン誘導体が例えば同じ岡山大学の医学部それもメラノーマと言うことを考慮すれば皮膚科で臨床試験されているかもしれないと推測した次第です。 (少し余談ですが、)それと一般に新規の抗腫瘍剤の臨床開発では、その化合物のシーズ(種)が大学等である場合でも、普通は製薬メーカーが絡んで臨床試験(治験)が行われると思います。 中にはレアケースとして、一施設(病院)で臨床試験が行われることもあり得ますが、それらの場合にはしっかりとした評価(科学的な評価)に絶えられるものではないことが多いと思います。 ⇒岡山大学皮膚科のみでの臨床試験を行っている可能性は低いと推測しました。 いろいろと情報(学会発表等も!)を集めた訳ではありませんので、推測の域を出ませんが・・・? ◎http://www.okayama-u.ac.jp/user/med/derm/ (岡山大学皮膚科) このページの左端に「研究テーマ」がありますが、少なくともここには記載がありません・・・? >検索方法を教えては頂けませんか これはNHKの回答情報が出てからにしましょう! (まだ当方の推測が正しいかどうかは判断出来ないので!) ただ、学会抄録等の調査は当方では現在無理ですので、そこまで調査するお気持ちであれば、外部の有料データベース検索を依頼されてはどうでしょうか・・・? いずれにしてもその判断はNHKの回答待ちにしましょう! あるいは直接岡山大学農学部の方に問い合わせた方が早いでしょうね・・・? ご参考まで。

noname#19877
質問者

お礼

「ありがとうございました!」の100乗です。 こんな講義を聞かせてもらったのは何十年ぶりでしょう。 もっと教えて頂きたい事が沢山あるのですが、NHKの回答待ちにします。 ただ in vivo は人間以外の生体でと思いこんでいたのですが、ふと、人間も入るのではと心配になりました。この際正確に覚えておきたいと思いますので、教えて下さい。何しろ相手は本当に死と隣り合わせに暮らしている人ですからいい加減な事は言えませんので。

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noname#211914
noname#211914
回答No.9

MiJunです。 rei00さん、お待ちしてました(^O^)。有難うございます! >「まぐろ」と「唐辛子」を一緒に食べると効果がある こと癌に関しては、過去の食べ合わせ経験からと言うのは考えにくいかもしれませんね・・・? 以下の参考URLが参考になりますでしょうか? 「ドコサヘキサエン酸(DHA)の機能研究最新動向」 ここの記載によるとダイレクトな抗腫瘍効果と言うよりも発癌抑制効果のようですね? ⇒推測ですが、カプサイシンとこれらのDHAの知見を元にそれらを結合させた化合物での効果を期待して合成したように思われますが、どうでしょうか・・・? >乳癌細胞MCF-7 この細胞株に関するサイトもHitしてましたが、メラノーマではないので敢えて記載はしませんでした。 でも、rei00さんもご存知のように、一般に制癌剤のスクリーニングではin vitroの試験に続いてマウス等での抗腫瘍効果の試験がありますが、その際にはL1210、S-180、乳癌株等に加えて場合によってはB16メラノーマでも試験します。 NHKでのプレスリリースでメラノーマに効果があったというからには、少なくともB16でも試験しているのでしょうね? ⇒Mansyuさんが、岡山大に事情を記載したメールで問い合わせるのがbestのように考えます。 その際発表論文・学会抄録等の紹介もして頂いてはどうでしょうか? ご参考まで。

参考URL:
http://www.jafra.gr.jp/DHA2.htm
noname#19877
質問者

お礼

Mijyun さん。色々本当に有難うございました。思いがけず2人の討論の observer になれて、とても楽しくやり取りを聞き(?)ました。理系の頭の人はつくづく羨ましいです。 お2人の討論は私にもある程度の理解は出来ました。 教えて頂けるだけでなく自分でも考え、調べてみる示唆やチャンスを与えて下さるのは嬉しい事です。 ここで暫く小休止と思ったのですが、仰せの通り岡大に事情を記載したメールで問い合わせてみます。勿論発表論文・学会抄録等も請求(私が携わっていた頃の経験では沢山余っているはず)ダメなら紹介してもらいます。 それから昨日のお礼の中で、Stevens-Johnson 症候群をミスタイプしました。訂正致します。 論文が手元に揃った段階でまた改めて質問させて頂くことにして今回は一応終了させて頂きます。本当に有難うございました。

  • rei00
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回答No.8

rei00 です。  結論が出たようですが,MiJun さんの回答の『補足お願いします。』が私宛てのように思えますので,チョット場所をお借りします。 > でも、最初に戻って「まぐろ+唐辛子」というコピー(?)は > DHA+カプサイシンと言うことでしょうかね・・・?  元はそうでしょうね。おそらく,  「まぐろ」と「唐辛子」を一緒に食べると効果がある ⇒ じゃ,その中の主要活性成分を一緒にすれば良いんじゃないか? ⇒ 2つをクッツケテみた ⇒ 活性が出た!(あるいは,くっつけた方が強い活性?)⇒ これは良い!  と言った所だと思います。 > これらを共有結合で誘導体にして、プロドラック的に > 体内で代謝されてそれぞれに分解して効果を示すのか > あるいは分解されずに吸収されるのか・・・?  カプサイシンの構造から考えると,1つあるフェノール基に DHA をエステル化したものじゃないかと・・・(単なる推測ですが)。  ご存じのように,この結合は簡単に切れるでしょうし。2つ結合する事で,それぞれ単独よりは脂溶性も高まるでしょうし。あるいは,脂質吸収機構(?)を利用する事で,カプサイシンの吸収率も高まるのかもしれません(この辺,まったくの推測です)。  参考になりますでしょうか。

noname#19877
質問者

補足

Mijun さん宛ての回答のお礼の欄を使って御礼お申し上げます。 私にとってはエキサイティングなお二人のやりとりを大変興味深く、楽しく拝見させて頂きました。理系の人は核心だけをデキパキと話すことが出来て羨ましいです。でも、このやり取りは私でも大体理解できました。このような話は私の日常生活にはないので大いに啓発されました。 さて、結論が出たと思ったのですが、この際 Mijun さんのアドヴァイスを有難たく受けて岡大に資料の紹介をお願いする事にしました。資料がきましたら、またよろしくお願い致します。感謝を込めて。

noname#211914
noname#211914
回答No.7

rei00さん、お久しぶりです! (舞台裏のことですが) この件での最初の方で「第61回日本癌学会総会」のサイトで検索をしてそれからいろいろ検索かけました。 もちろんPubMedもさらにはCancerlitも! でも、最初に戻って「まぐろ+唐辛子」というコピー(?)はDHA+カプサイシンと言うことでしょうかね・・・? 一般的には、このように書くとDHAとカプサイシンを一緒に摂取してその相乗効果を期待するように解釈しますが・・・? 勿論、これらを共有結合で誘導体にして、プロドラック的に体内で代謝されてそれぞれに分解して効果を示すのかあるいは分解されずに吸収されるのか・・・? 詳しく調べていないので分かりませんが、どう思われますでしょうか? 補足お願いします。

  • rei00
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回答No.6

 MiJun さんは #3 で昨年の日本癌学会の発表をお書きですが,この先生方は今年の第61回日本癌学会総会(10/1~10/3,東京)でも発表されています。  ◎ トウガラシ辛味成分カプサイシンのDHA誘導体(dohevanil)の抗腫瘍効果とその作用機序  また,「Fifth International Congress on Essential Fatty Acids and Eicosanoids」(8/29~9/2,台北)でも発表があります。  ◎ The Effect of Capsaicin and Its Derivative (Dohevanil) in Breast Cancer MCF-7 Cells  さらに,「日本農芸化学会中四国支部大会」(9/19~9/20,島根)では次の演題で。  ◎ 乳癌細胞MCF-7に対するカプサイシンおよびそのDHA誘導体(Dohevanil)の影響  これらを見ると,問題の化合物を「dohevanil」と呼んでいるようです。また,癌細胞を用いた in vitro での研究が中心のように思われます。  御参考まで。

参考URL:
http://shalom-jp.com/cgi-bin/cancer2002/DB/DB.CGI?mode=view&no=2234
noname#19877
質問者

お礼

メシマコブの時も資料を沢山頂きまして有難うございました。読めるものはみんな探して読み、かなり知識を頂きました。残念ながら私は文系ですので、専門的な詳細は読解できませんでしたが勉強させて頂きました。 さて、今回もご回答頂きまして有難うございました。 Mijyn さんにも大変御面倒をおかけしましたが、結論としてはまだin vitroの段階のようで、メラノーマの友人はいささか残念のようでしたが、よろしくお礼を申し上げてくれるようにとの伝言がありました。 各ペーパーは医学部の図書館で見てみます。細分化された各科の学会誌は知っていますが、日本癌学会のものは知らなかったので有難うございました。自分で調べたいと思ってもなかなか思うように行かず、専門家の力を借りるとこんなにも明確に資料が出てくるのかと感嘆しています。本当に有難うございました。

noname#211914
noname#211914
回答No.5

MiJunです。 >in vivo は人間以外の生体でと思いこんでいたのですが そう言われると自信がなくなりますが・・・(^O^)? ここでは動物実験です! 主に抗腫瘍効果の実験ではマウスを使用しますが、マウスに腫瘍株を移植して、薬剤を投与して腫瘍の縮小率あるいは生存率(延命率)で評価します。 マウスでもヌードマウス(胸腺欠損)と言う種類があってこれにはヒト由来の腫瘍株を移植して評価します。 因みにヒトの場合は臨床試験(治験)あるいはclinical trial(or study)でPhase I、Phase II,Phase III等のテクニカルタームを使用します。 臨床以前は前臨床あるいはpreclinical等です。 例えば、以下のような言い回しでしょうか・・・? 「前臨床(試験)でマウスを用いてB16メラノーマ腫瘍株を移植してin vivoでカプサイシン誘導体の抗腫瘍効果を検討した。」 (少し重複した言い方かもしれませんが?) ご参考まで。

noname#19877
質問者

お礼

大変よくわかりました。有難うございました。 NHKへの電話は出先からかけます。 御報告まで小休止にします。お疲れ様でした。

noname#19877
質問者

補足

お待たせ致しました。出先の支局で聞いてきました。 わかったのは「まぐろ+唐辛子」のニュースは岡山大学農学部高畑京也教授の研究であると言う事だけでした。 農学部であれば御指摘のようにまだ動物実験の段階でしょうから直接問い合わせてみてもしょうがないですよね。 rei00さんからも資料を頂きメシマコブに引き続き嬉しかったです。こういう真面目で思いやりのあるお二人の投稿で十分報われ、感謝しています。メシマコブもあれから私の能力範囲内で調べましたが、消化器と女性器の癌に抗がん剤と併用して使い効果があったとだけしかわかりませんでした。ハングル語のペーパーを友人の勤めている大学で翻訳機アトラスにかけてみましたが知りたい所はアトラスの能力では無理でした。何かまた耳寄りな坑腫瘍効果のあるものの情報が聞こえましたら御面倒でも御一報願います。 それから便乗質問なのですが、アリミデックスの能書にも、太字で重大副作用S―J症候群があります。アリミデックスを服んでいる人はかなりいるでしょうが、知らないで副作用の重複する薬を服むこともあり得るわけですね。我が主治医も、薬剤師さんも「なにそれ?」でしたよ。副作用の重複もその治療が出来る範囲のものであればさして怖くないという事でしょうか。

noname#211914
noname#211914
回答No.3

MiJunです。 恐らくこれではないでしょうか・・・?? 以下の参考URLが参考になりますでしょうか? 「トウガラシ辛味成分カプサイシンのDHA(ドコサヘキサエン酸)誘導体の抗腫瘍効果」 まぐろのDHAとカプサイシンが結びつきました! つまり、カプサイシンのDHA誘導体のようです。 ただ、メラノーマに対する抗腫瘍効果はさらに文献検索等をしないと確認出来ませんが、おそらくB16メラノーマ細胞でのin vitroあるいはin vivoのデータではないでしょうか? 岡大の皮膚科と共同研究しているのであれば、臨床試験のデータもあるかもしれませんが、可能性は極めて低いのでは・・・? ご参考まで。

参考URL:
http://accessbrain.co.jp/cancer2001/23/P03/1904.html
noname#19877
質問者

お礼

increased blood pressure を見つけて下さった時もすごい能力と仰天しましたが、この度は、これから郵便局にNHK用の葉書を買いに行こうという人間にとっては更に敬服付加です。 参考URLを読ませて頂きした。有難うございました。残念ながら12日~14日まで不在に致します。帰ってきましたら再度読ませて頂きますが、今日チョットだけ質問させて下さい。 補足―メラノーマに効能ありというのは彼女が「しかと聞いた」と言うのですが、in vitro, in vivo の範囲であったのでしょうか。私にとって知りたかったのはまさにこのことだったのですが...。 質問1―「岡大の皮膚科と共同研究しているのであれば、臨床試験のデータもあるかもしれませんが、可能性は極めて低いのでは・・・?」とありますが、申し訳ないのですが、何の可能性かが今一つわからないのですが。 質問2―「メラノーマに対する坑腫瘍効果はさらに文献検索等をしないと確認出来ませんが...」とありますが、お差し支えなかったら検索方法を教えては頂けませんか。コンピューター初心者の私では範囲を狭めていく攻めの作戦がとてもむずかしいのです。

noname#211914
noname#211914
回答No.2

MiJunです。 まぐろとの相乗効果(?)に関しては分りませんが、以下の参考URLが参考になりますでしょうか? 「岡大農学部食品生物化学」 この教室で高畑京也教授がカプサイシンで今年癌学会でポスター発表しているようです(詳細不明)。 カプサイシンの誘導体のようですが、PubMedの検索では最近ものはHitしませんが、Hela細胞(ヒト子宮頚癌細胞)に対する効果があるようです・・・? ご参考まで。

参考URL:
http://www.okayama-u.ac.jp/user/agr/bunya/1/15.html
noname#211914
noname#211914
回答No.1

近くのNHKの支局に番組について問い合わせてみては如何でしょうか? 以前別件で問い合わせたことがありますが、調べて連絡してくれました。 ご参考まで。

noname#19877
質問者

お礼

適切なアドヴァイス有難うございました。月曜日に早速NHKに連絡をとってみます。詳細がわかったら御報告致しましょうか。 メラノーマの友人は化学療法が驚くほど効を奏し、首のリンパ節の腫脹は消失し、肺の転移巣も5ミリ以下になり、白血球は相変わらず4500を維持し(コントロール剤は使っていないそうです)体重も70キロから落ちず、主治医もびっくりして、1クール5回終了したにもかかわらずもう少し化学療法を続けるそうです。 というわけで彼女も欲が出てメシマコブに続いてまぐろに心を動かされています。 メラノーマという事を考えれば必ずしも先行き過剰な期待は出来ませんが、それでもこの蜜月期間が長く続いてくれればその間によい薬が出来るかもしれませんし、担癌者でも質のよい生活が続けられればそれはそれでもよいわけですから何とか力になってあげられればと思っています。本当にいつもいつも御協力有難く感謝しています。

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