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竹中大臣の税効果会計の修正案

竹中大臣が、税効果会計の繰越税金資産を自己資本比率に入れる割合を 10%を上限にするという案が出ていますが、 1,銀行がかかえる繰越税金資産は何が元で計上されますか?   不良債権の処理によって計上されるとちらっと聞きましたが   なぜ、不良債権の処理で繰越税金資産が計上されるのか分かりません。 2,繰越税金資産は通常借方:資産の部に計上されますが、   それがなぜ、資本に組み入れられるようになっているのでしょうか?   根拠や繰越税金資産が資本に組み入れられる際の仕訳を教えてください。

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  • ベストアンサー
  • tiuhti
  • ベストアンサー率66% (447/668)
回答No.1

1. 大雑把に言えば、会計士が要求する貸倒の危険性の認識度合いと、税務署が費用として認める貸倒の危険性の度合いを比べると、前者の方が厳しい(=税務署は中々費用として認めてくれない)からです。 会計上損失として処理されても、税務上は認められなければ、そのままでは買い形状は税金は減らず、貸倒引当額がそのまま当期利益の減少になりますが、将来、税務上も損失となるような事態に実際になれば、その時点で税金は減ります。 税効果会計とは、将来税金が減るであろう事を、会計上損失として処理する時点で、前倒しで認識しようとする事です。(仮に、税金が減るような事態がずっとこないなら、反対に会計上損失を処理した事自体が、『リスクを過大評価していた』事になります。) 2. 繰延税金資産は、P/L上は法人税等調整額として、当期利益を押し上げるので、資本に入ります。詳細は参考URLをご覧ください。

参考URL:
http://www.tabisland.ne.jp/explain/houjin2/hjn2_131.htm
kyoui7
質問者

お礼

ありがとうございます。 よく分かりました。

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