• 締切済み

今金利を引き上げない理由。

現在国際商品市場では投機によるインフレが進行していますが過剰流動性の元凶である低金利をやめれば商品相場が安定し日本経済全体としてはそれなりの利益があると思いますがどうして低金利を維持していられるのか解らないので説得力のある説明をお願いします。

みんなの回答

  • gootttt
  • ベストアンサー率61% (191/309)
回答No.4

>日本は債権国なので金利が高いと海外からの利払いが増加し日本にとって利益があると考えています。 債権の裏側には必ず債務があるので、国全体では殆ど+-0に近いです。 国際金利を考えるのであれば日本一国の影響は殆どないと思います。 そして何より重要なのは資産がどう使われているかだと思います。 ただでさえ現在は資金供給過多で資金需要過少であり、現在では貴重な国民資産は大抵国債などが塩漬けにされているわけで、折角の国民の貯蓄が無駄な道路などを作るのに使われているわけです。金利を上げれば供給はさらに増え、需要はさらに減るでしょう。 これを回避するには貯蓄から投資へ移行させることが重要だと思います。それには債券の価値を低いまま留めておく方が都合がいいと思います。 >国際商品市場のインフレの原因の大きなものは、過剰流動性による投機にあると考えられますが、 私はそれほど大きいとは思いません。彼らは実需があるから投機しているのです。 これは構造の変化であり、投機はきっかけに過ぎないので、いまさら元に戻らないと思います。 >それを防ぐには金利の上昇による流動性の抑制が効果があるのではないか。(略) ですから、これ以上の上昇を防ぐ効果はあってもそれほど大きい効果はないと思います。 全く効果がないとは思いませんが、現在信用収縮に世界経済が帯びているこの経済情勢下で利上げをしてまで得るものがあるとは思いません。 より重要なことは生産活動を萎縮させないことです。 >又資源をが高い或いは実需があるということは資源をたくさん消費するわけですから必ずしも資源をたくさん消費したいという声は聞こえても資源を節約しろという声では無いと思います。 これは少々視野が狭すぎると思います。 石油などの必需な資源は短期的には消費量は殆ど変わりませんが、長期的には変わります。 もう少し後半に長期間に視野を向ければ、この原料高で様々な資源節約や資源代替の技術や試みが研究・実践させられているのが分かると思います。

sikakutarou
質問者

お礼

投機資金のバルブを閉めればという問題提起をご理解いただけなくて残念です。ご回答ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • gootttt
  • ベストアンサー率61% (191/309)
回答No.3

利上げにもデメリットがあるからです。 デメリット1 企業の設備投資が減速する デメリット2 (原材料以外の部分の)デフレが進む その結果 投資・生産・消費活動が減速し経済活動が減速する恐れがある ただし、デフレは原材料高がここまで進めば、今までと同じ調子で語るわけにもいかないですね。 補足 原材料高は世界的カツ構造的問題なので、世界全体で利上げをしてもどれだけ抑制できるか分からない。 (そしてその時の経済への影響は酷いものになるでしょう) まして、日本一国で利上げをしてもどうしようもない。日本経済へのダメージの方がずっと大きい。 ●私論1 また、そもそも現代のような金余りでモノ余りな社会で、『金をただ預けるだけ』の行為に対して高い利息を払うというのが正しいのか疑問に思います。 ●現在の商品高騰に対する私論 過剰流動性で商品相場が高騰しているという面もあります。 しかし、それよりも何よりも以下の二点が大きいのだと思います。 1.実需がある 猛烈な勢いで原材料高が進んでいるにもかかわらず、オイルショックほどのダメージは出ていません。それだけの実需があるからです。 また、オイルショック時と違い現在は資源輸出国がその金を消費や投資にまわしており、それが先進国の生産を促しています。 これはそれでも十分経済が機能していると言うことです。確かに先進国の消費水準は多少減少するかもしれませんが、その分資源輸出国が消費や投資を増やしているわけです。 つまり今の価格が以上に高いとは一概に言えないわけです。 だからこそ、投機の流入が止まらないのです。 2.金融構造の変化 今までの金融商品といえば、主に株式と債券でした。 商品相場は、主に商品の流動性を高めるために使われていたわけです。 つまり今までは、まず株式と債券の相場が規定され、それによって規定された経済水準によって商品相場が規定されていたわけです。 しかし、現在は商品も金融商品の一つになってしまったわけです。 これにより貯蓄資産が直接商品市場に流れ込み、商品相場が急騰したわけです。 ですから、今までのように不景気になれば、利下げをして債券市場から金を追い出して株式を買わせるという金融政策はやりにくくなったと思います。利下げをしても皆が株式ではなく商品を買えば、利下げはインフレに直結することになります。 しかし、それと同時にこれは構造上の問題であり、いまさら利上げをしてもインフレを抑制する程度以上の効果を得られるとは思えません。 私論の結論 現在の急騰は株式と・債券・商品の価値が調整されているのだと思います。 もっと言えば市場が『資源を大切にしろ』と言っているのだと思います。

sikakutarou
質問者

お礼

長文のご回答ありがとうございます。この問題自体かなり多様な回答が可能なので、どうも論旨を自分で整理し切れないので質問してみた結果かなり失礼に近い厳しい内容の補足になっていることをお詫びします。

sikakutarou
質問者

補足

質問の内容を整理します。 日本は債権国なので金利が高いと海外からの利払いが増加し日本にとって利益があると考えています。 国際商品市場のインフレの原因の大きなものは、過剰流動性による投機にあると考えられますが、それを防ぐには金利の上昇による流動性の抑制が効果があるのではないか。これも日本は資源輸入国なのでメリットが大きいと考えています。 確かに実需に基づく部分が資源インフレの原因の大きな要因であることは否定しませんが、投機資金の力の源は低利で資金調達できることにあると考えていますので、金利の上昇は待った効果があると考えています。また金利が上がれば貯蓄は再び投機市場からは退出すると思います。 又資源をが高い或いは実需があるということは資源をたくさん消費するわけですから必ずしも資源をたくさん消費したいという声は聞こえても資源を節約しろという声では無いと思います。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • ppg-2
  • ベストアンサー率39% (77/193)
回答No.2

グローバルにみれば、そうかもしれませんが、日本はスタグフレーションの懸念さえある状況ですから、他の先進国並の金利に引き上げることは不可能でしょう。 さらに、多額の借金を抱えており、プライマリーバランス黒字も達成していない現時点で金利をあげることは、自殺行為でしょうね。 勿論、債権大国の日本でなければ、国債価格は暴落し、はるか昔にインフレ、高金利になっているでしょうが。

sikakutarou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

sikakutarou
質問者

補足

プライマリーバランスの欠如は、基本的にマクロバランスの回復によるのが筋道としては正しいと思います。 又、債権大国であれば国全体としてのレベルでは金利が高いほうが実入りがよくなると思いますがいかがでしょうか? 後スタグフレーション修正は金融引き締め物価安定景気回復という流れのほうが経済史の観点からは正しいように思われますがいかがでしょうか?

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • netcatme
  • ベストアンサー率20% (76/371)
回答No.1

金利を高くすると、現在では海外からの投資が集まりインフレ材料にななります。海外からの投資は円高への圧力になり輸出産業を圧迫し、また企業の借金の利子を膨らまし、不況懸念が強まります。 私は金利引き上げ派ですけどね。

sikakutarou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

sikakutarou
質問者

補足

金利が上昇した場合物価高というのは経済学的には説明がつかないとおもいます。通常円高、輸入物価下落、国内物価下落という流れが自然なように思われます。円高がなぜインフレの原因になるのか説明をお願いしたいと思います。 後説明不足でしたが、金利の引き上げは為替、物価、景気等を勘案しながらゆったりと調整しながら上昇させることは当然でバブルの後のような、急速な公定歩合の引き上げを目論んでいないことを念のために申し上げておきます。また変動相場制では、長期的には為替変動は、インフレ率、投資機会等に影響を受けながら変動することは経験的に理解できるはずでそのリスクヘッジをしながら経済活動をすることは当然のような気がしますがいかがでしょうか。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 国債償還と国債金利の関係

    経済の勉強をしているのですが、手持ちの本に以下のように書いてあります。 『政府が国債を償還し、金融市場の流動性が高まれば、長期金利が低下する』 なぜ、金融市場の流動性が高まると、長期金利は低下するのでしょうか? むしろ、長期金利が上昇しそうな気がしてしまいます。 なぜなら、金融市場の流動性が高まりすぎるのを防ぐために、 国債の需要を高める必要があると思うからです。 国債の需要を高めるには、国債の金利(長期金利)が上昇しなければいけないと思うのです。 経済を勉強し始めたばかりの初心者なのですが、 どなたかご教授頂けると助かります。

  • 実質金利、名目金利、期待インフレ率の関係性

    こんにちは。 経済学勉強中で、1点疑問がございます。 「実質金利=名目金利ー期待インフレ率」で決まり、 各国の実質金利は市場の調整作用によりおおむね等しくなると経済学の本にかいてあります。 ということは、実質金利を固定して考えると、デフレ脱却したいなら名目金利を上げれば期待インフレ率が下がることになるかと考えましたが、名目金利の引き上げは金融引き締め(マネタリーストックの減少)なので、デフレが加速する気がします。 どこかに考え違いがあるかと思いますが、ご教授いただけませんでしょうか? よろしくお願い致します。

  • バブル景気と過剰流動性

    日本の80年代のバブル景気は、過剰流動性によるインフレ現象で あったと聞きましたが、その認識は正しいでしょうか? なぜ「過剰流動性」状態になったのかがよく分かりません。 調べると、「市場に大量のマネーが供給されること」のようですが、 当時、公定歩合を5%→2.5%に引き下げたのは、知っています。 しかし金利を下げただけで、今のアベノミクスのような量的緩和では ないのに、なぜ大量のマネーが供給されたことになるのでしょうか? 金利の引き下げとともに日銀が円を大量に刷って市中銀行が大量に借り入れたということでしょうか? 宜しくお願いします。

  • インフレ率355,000%の世界とは?(ジンバブエ)

    ジンバブエのインフレ率 2003 385% 2004 624% 2005 586% 2006 1,281% 2007 66,212% 2008 355,000% インフレが35万というのは考えづらいのですが、どういう経済状況でしょうか? 人々の生活はどうなってますか? 1.貯金の金利はどうなってます?貯金していると一年後には紙くず同然でしょうか?それともそれなりの金利がつくのでしょうか。 2.100円のりんごが翌日には97,300円になって売っているのでしょうか?それとも案外市場などでは問題なく商品が売買されている? 3.給与などは物価スライドしますか? よろしくお願いします。

  • 預金金利と貸出金利の違い

    預金は金融機関に預けた場合の金利、貸出金利は金融機関からの借り入れた場合の金利という点は分かりましたが、企業間で金銭貸借をした場合は市場平均金利により金利を徴収しなければならないと聞いています。 でも、借入の必要がない企業が余剰資金を金融機関に預金しても金利は低い為、財務健全性が高い企業に余剰資金を預金金利よりも高い金利(貸出金利よりも低い金利)で預けて、利益を得ようという判断で運用を行うことにしました。 しかし、税務調査の際にこの金利は貸出金利と比べて低いとの指摘を受け、差額は経済的利益供与であり寄附金に該当すると言われました。 金利が低い預金よりも、利益の得られるように企業に預けたのですが、その場合は貸出金利じゃないとダメなのでしょうか?今の預金金利は低すぎて投資価値もないと思うのですが・・・。 それに貸出金利にしたら銀行と変わらなくなり、そうなったら企業は銀行との関係も考え銀行から資金調達をすると思います。

  • 金利と経済動向について

    先週の日銀の利上決定により為替は円安から一転円高へ進んでいますがアメリカの景気減速懸念、インフレ懸念、金利動向によって今後日本の経済にどのような影響が出てくるのでしょうか。また一昨日の中国市場に端を発した世界同時株安等、日本の経済に大きな影響を及ぼしているようですが、日本、アメリカ、中国等の株価、金利、為替は相互にどの様な影響を及ぼし合いながら動いているのでしょうか。なかなか新聞等を見ても理解できません。また最近の動きは教科書通りにはなかなか行かない、とも耳にします。どなたかこの仕組みを原則論を交えて体系的に解りやすく教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

  • ブルームバーグの短期金利と長期金利に関するコラムの言っている意味を教えて下さい。

     以下の短期金利と長期金利に関するコラムの言っている意味を、どなたか分かりやすく教えて下さい。  よろしくお願いします。  短期金利と長期金利に関するコラム↓  雇用への不安と不動産相場暴落のニュースでぐらついている消費者信頼感は、利上げに耐えられる状態にはない。金融業界はバランスシート修復のために、短期金利が低く長期金利が高いプラスのイールドカーブを必要としている。   米シティグループのビクラム・パンディット最高経営責任者(CEO)は英国銀行協会(BBA)の会議で、流動性は「通常」の水準に戻りつつあると発言したが、短期市場ではドル、ユーロ、ポンド建て3カ月物金利がいずれも、対応する政策金利を79ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)以上、上回っている。

  • 政策金利と市中金利についての質問です。

    経済に関しては全くの素人です。経済記事を読んでいると、インフレ懸念から債権が暴落し、金利が暴騰する傾向にあるということですが、自分なりに色々な記事を読み合わせて以下のように理解していますが、間違っていたら指摘していただき、また、疑問点にお答えいただければ幸いです。 1.新発の10年国債が例えば予定金利2%で額面100円の場合、100円では買い手が付かず、99円とかそれ以下でしか売れないとしたら、金利は上がりますね。それに伴い長期プライムレートが上がり、住宅ローンや企業向け貸し出し金利も上がります。 2.日銀やアメリカの場合FRBが利下げをして、政策金利を低く設定した場合、最初に影響するのは無担保コール翌日物ということですね。(中央銀行はオペをして政策金利に誘導する) 政策金利は下がっても、長期金利が上がった場合、利下げの効果はなくなります?長短の金利の乖離が大きい場合、短期金利も段々と長期金利に鞘寄せされる形でジリジリ上がるのですか? また、個人向け国債の場合は金利というのは市場で決まるというわけではなく、売り出しの時の条件のままで、全部捌けなかったらそれまでということですか? 長期金利が上がると国民はローン金利が上がり、預金金利は低いまま、ローンを組んでいる人は大損というわけになりますね?銀行は儲かりますね、当面は。 アメリカは長期金利が上がり、FRBの利下げも効果がないみたいですが、益々ローン破綻が増え、企業はリセッションで減益になっても借金の金利は上がるでは倒産も増えるのでは?そうなれば、銀行は貸し倒れ がまた増えるという悪循環ではないでしょうか?

  • 日銀の債券取引についての疑問

    11/15日経新聞に 日銀緩和、迫る量の限界(11面) という記事が載っていた。 しばらく前に話題になっていたが、日銀の国債保有が100%を超えた、 これはひずみの蓄積で、いずれ金利・円の乱高下リスクになるという 記事である。  日銀が国債を貸し出しているのは市場に国債が出回る量が少ないため取引において国債を現物で返さなければいけないような時に、支障がでないようにするためである。  しかし、株同様にこれは空売りにも使える。 要は、投資家は先に借りて来た国債を売るのである。 これは現物市場である。(今まで、投機筋は先物市場で売りを入れていた)  投機筋はYCCがいずれ維持できないと考えている向きも多い。 そうして金利が急騰して0.25%で抑え込むことが不可能になると 国債価格が下がって売った値段よりも安く買い戻せる。  そうして借りていた国債を日銀に返済するという一連の流れだ。 さて舞台は、368回債だ、、。 市場が警戒するのは、日銀が100%を超えてもなお、368回債の買いを 継続せざる得なくなるケース。 368回債は12/01が原則最後の新規入札のため、それ以降に外国人の 売り(日銀から現物を借りて売る+加えて当然、下落を狙っているので信用売りも使うだろう) がかさむと100%を超え続ける可能性がある。(国債の借り賃は払わないといけない。)  その結果、市場で流通する368回債が極端に減り、金利が急激に変動 (質問①ここが判らん、文脈からすると金利が急騰することだと思うが?)、それがさらに円相場に影響する(これは円安が進むことだと)など、市場が混沌状態に陥るシナリオを想定する関係者も出て来た。 空売りした投資家は約束した期限までに368回債を市場などで買い戻して、返却する必要がある。返却できないと、国債の借り賃などを延々と金融機関に払わないといけないため、損失が出る。 日銀が368回債を100%を超えて持っているケースでは、市場に一部が貸し出されているとはいえ、流通量は少ない。「コストを払いたくない空売り投資家などが限られた368回債に殺到し、金利が急低下する可能性がある」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介氏)。インフレ下の金利急低下という事態が現実味を帯びる。 日銀が金利の急低下を放置すると、海外との金利差拡大など、そのきしみは為替相場に波及する。今はいったん円高方向に振れた円相場が急速に円安方向に進み、勢いはこれまで以上に急激になる可能性がある。 (質問2,これは逆に、買戻さなければならない投資家が流通量が減っている368回債に買い殺到したらということだが、金利が低下して日米金利差が開き、さらに円安が加速するというのだが、金利が急低下、すなわち368回債は価格が高騰する。そこで売りオペして更なる高値で 指値で売れば金利の急低下など起らず。日米金利差の拡大も起らないのでは?もちろん、手動では難しいかも知れないが、、、><) と思うのですが、何か間違っているでしょうか? 

  • 国がお金を刷れば景気が回復するのでは?

    おバカなような質問ですが、お分かりの方、教えてください。 国(日銀)がお金を刷って、国民や企業に配ればそれだけで景気が回復するように思うのですが、間違っているでしょうか? 現在起こっている急激な景気後退の原因は サブプライムローン問題やリーマン破綻に端を発して、投機経済の弱体化が進行している。これにより、銀行の持つ資産価値がの目減りし、自己資本比率の低下を招き、融資締め付け(貸し渋り、貸しはがし)を引き起こしている。融資締め付けが実体経済に影響を及ぼしているため、消費者の財布の紐もがきつくなり、消費低迷につながり、さらなる投機経済、実体経済の後退が進んでいる(進むことが予測される)また、世界各地でのゼロ金利政策(になりそうな予測)により、相対的に円が買われる機会が多くなって円高が進行して、輸出を主体とする日本企業にさらなるダメージを与えている。 ここまでは理解しています(間違っていたら指摘してください) そこで私が思いついたのが日銀がお金を刷って国民、企業に配ればいいのでは?と思ってしまいました。それも何百兆円という規模で・・・。 これをやると メリット ・手元の金が増えるので、設備投資、消費動向が上向く。 ・円の量が増えるので、外貨に対して円の信用が下がるが、これにより円高進行に歯止めがかかる。円安が進行すれば輸出依存の日本にとってはメリットが大きい。 ・総量が増えればインフレがすすむので、相対的にデフレの進行を止めることができる。 ・総量増加により金利が上がり過ぎそうになっても、世界的にゼロ金利が進む兆候があるので、金利差で儲けようとする動き(外貨を借りて円を買う、キャリートレード?)が増加するので、行き過ぎた円安(どこまでが行き過ぎかというのは検討の余地がありそうですが)も抑えることができる。 ・円が買われるようになれば、国際的に円の信用力が高くなるので、当初何百兆円刷ったことによる信用の低下は免れることができる。 ・長期的にみたら、円が買われるため、世界的に”円決済”の動きが強まり、日本企業が今後、円高に悩まされるリスクが少なくなる。 デメリット 金利や物価のコントロールがむずかしくなる(ここが一番の問題点かもしれませんが) 私は大学で経済の勉強をしておらず、だからこそ、こんな”変な疑問”を持ってしまいました。 経済の動向は新聞(日経新聞:読者歴12年)からしか、得ていません。別に新聞にこんなことが書いてあったわけじゃないのですが、いつも読んでいて、”じゃあお金刷ればいいんじゃないの?”と思ってしまいます。 経済に詳しい方、教えてください。