• ベストアンサー

加硫促進剤のみで加熱

ゴムについては、まったくの素人です。 未加硫ゴムに加硫剤を入れず、加硫促進剤のみを入れて(加硫剤入りの場合と同じ条件で)加硫加熱をすると、どのようなことが起こり、どのような状態のものになるのか教えて下さい。宜しくお願い致します。

  • 化学
  • 回答数1
  • ありがとう数2

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#160321
noname#160321
回答No.1

加硫促進剤の中にはR2N-CS-Sx-CS-NR2のように無硫黄加硫剤として働くものもあります。↓ http://www.sanshin-ci.co.jp/index/download/17002B.PDF また含硫黄加硫促進剤の使用後の分析では硫黄がはずれている事が示されています。この場合一部が加硫に使われたものと考えられます。↓ http://www.jai.co.jp/data/tech_img/4/132-98-A1994-4.PDF 一方非硫黄系の促進剤ではそのような効果は期待できません。ゴム加硫の専門企業である大内新興化学様のページ、↓ http://www.jp-noc.co.jp/products/accelerator_top.htm このうちアルデヒドアンモニア系、アルデヒドアミン系、グアニジン系などがそれに当たります。これらは塩基で、硫黄の環状S8分子を開環させる効果があります。 非硫黄系加硫促進剤は多分ゴムを膨潤させるだけなのではないでしょうか。

ganets
質問者

お礼

上記を参考に調べを続けた結果、疑問に思っていた点がほぼ理解できました。 どうもありがとうございました。

ganets
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございます。 概要を掴むことはでき助かりました。 特許公開公報などに依りますと、非硫黄系加硫促進剤として4級アンモニウム塩が挙げられていますが、これもゴムを膨潤させるだけと考えるの妥当なのでしょうか? 宜しくお願い致します。

関連するQ&A

  • 加硫について

    ゴムの加硫についてですが、加硫の始まる温度を知りたいのです。 硫黄分子の開環が約160℃でビラジカルを生成するので、160℃で始まるのか?また、加硫促進剤が配合されていると、加硫開始温度が下がるのか?また、硫黄の融点を120℃とすると、融点の温度で、加硫が始まるのか?知りたいです。 以上、よろしくお願い致します。

  • 加硫反応について

    ゴムの加硫は有名ですが、その反応機構がよく分かりません。 硫黄がアニオンとなって、架橋していくようなイメージを持っていますが正しいのでしょうか。 加硫促進剤の働きを含めて教えていただければ幸いです。

  • シリコンゴムとの2次加硫

    PA6GF30%の樹脂成形。それをゴムのインサート成形で一体物にしたいと考えています。 ゴムがシリコンの為、2次加硫をかけます。 シリコンは200℃、4時間の2次加硫が必要ですが、 耐えられる樹脂と言う事で6ナイロンを選択しました。 もちろん、ゴムの成形で金型温度は150℃には耐えられたのですが、 ガラス30%が入ったものですが、2次加硫(200℃)では1時間もせずに変形してしまいました。 やはり66ナイロンを選択するべきだったのでしょうか? 6ナイロンでも融点が215℃位だったと思います。 初歩的な質問ですが、ガラス入りは寸法安定性の為だけで、耐熱には影響がないのでしょうか? 2次加硫の温度を下げて(150℃位)にしてもシリコンゴムの低分子シロキサンは飛ぶのでしょうか?? 原因と対策を知りたいです。 宜しくお願いいたします。

  • EPDMの加硫について

    電子機器メーカーに勤めているものです。 ゴムに関して初心者で、失礼な質問になるかもしれませんがよろしくお願いします。 基板の錫メッキ端子の腐食に関する調査を行っていて、ゴムから発生するガスが原因になっていることがわかったのですが、試験に使用したサンプル(メーカー)によって腐食の発生に違いが見られました。 何が結果に影響しているのでしょうか?教えてください。 ●試験条件  ・温度60℃、湿度90%の高温槽  ・サンプルと基板をシャーレに入れて保管 ●サンプル  ・EPDM 60度 黒(両メーカーとも)  →片方は加硫剤に硫黄を使用し含有率が0.5%とわかっています。(こちらで腐食発生) また、硫黄加硫とパーオキサイド加硫があると知りましたが、製品のコストや、技術的なメリット、デメリット、パーオキサイド加硫での腐食に関する情報があったら教えてください。

  • プレス成型の加硫時間の決定方法について・・・。

    Oリング等、ゴム製品のプレス成型時の加硫時間はどの様に決定されているのでしょうか? 配合ゴムをキュラストメーターで試験を行い、最適加硫時間(t90)の数値は解るのですが、その数値から実際の試作、量産時の加硫時間はどの様にして決定されるのでしょうか?JIS規格(JIS K 6300)を確認してみましたが、t90が最適加硫時間と云う事しか書かれていません。以前勤めていた会社で、t90に+○分して加硫時間とすると教えて貰いましたが、何か規格等で明確にされているのでしょうか? 上司から適性加硫時間から実際の加硫成型時間を決定する根拠を説明する様 求められて困っております。その情報等が載っているサイト等も教えていただけると幸いです。宜しくお願い申し上げます。

  • 加硫タイプのゴム磁石、又は電磁波吸収材

    先行する特許の問題で困っています。 次の内容が(ほんの僅かでも)記載されているの文献、書物、資料、 カタログ等をご存じであればご教授願います。 1.1998年(平成10年)以前のもの。(この年を含みます) 2.内容は ・ゴム磁石又は電磁波吸収材で、ゴムが加硫されているという記載  があるもの。(加硫していないものは除きます。) ・できれば、ゴムが塩素化ポリエチレンであると最高ですが。 どんな情報でも構いませんので、よろしくお願い致します。 磁性粉、フェライト粉を製造しているメーカーの『技報』で ご覧になった方はいらっしゃいませんでしょうか?

  • 電気泳動前のサンプル処理での加熱について

    サンプルバッファーに2-MEを加えて還元条件で泳動するときは加熱しますが、 非還元化で泳動を行いたい場合、サンプルバッファーを加えて加熱する必要はあるのでしょうか?私の考えではSDSによる変性を促進させるために必要なのではという考えがありますが、いかがでしょうか?よろしくおねがいします。

  • 電話する/促進

    電話する・電話した と言った場合、その通話の発信者に限られますか? 例:「今晩電話します」   →電話を受ける方がこう言った場合、誤りですか?   「昨日電話した」   →同様に、電話を受けた側がこれを言ったら、発信したのだと誤解されますか? 促進 促進は「する」ものですか?それとも「させる」ものですか? どちらも使われていますが、ごっちゃになっているように思えます。 例:「発芽を促進させる研究」   「発芽が促進する」 厳密に、主体との関係が定義付けられていれば、詳しく教えて下さい。 よろしくお願い致します。

  • アルミ(ADC12)の加熱

    ADC-12(アルミダイカスト)の製品を、120℃~150℃に加熱したいのですが、どの様な方法が一番安価で、かつ 早く加熱出来るでしょうか? 条件として Φ800×高さ600のステンレス製のバスケットに入れた状態で加熱したいのです。 また 直接 炎が製品にあたるのは、NGです。 よろしくお願いします。

  • 陣痛促進

    39週にはいりました。 二人目ですが、すでにかなり大きいようなのであさっての検診でおりてなくても、促進剤で分娩のお願いをしたので、あさってからは入院になります。 一人目は陣痛をまっての分娩でしたので、特に子供がおりてきてもいなく、子宮口も閉じた状態で陣痛促進剤を打ってもらうのは、陣痛が長引くのか、陣痛は進んでも子宮口が開かないのではないかとか、不安があります。 経験者のかたいましたら、体験談教えて下さい。