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Spareという語の意味や語源について
いつも回答者の皆様にはお世話になっています。普段何気なく使っていた語Spareなんですが、和訳をしてみると、 1.~を出し惜しむ・No effort should be spared. 2.〔時間{じかん}などを〕割く・Can you spare a few minutes? と1.与えない、2.与えるという対立するような意味に感じられます。 英語だけで使っていたときは何も考えずに使っていたのですが、英和辞典を引いてみてなんとなく違和感を覚えるようになりました。通常は文脈判断なのだと思うのですが、No time should be spared. だったら「時間を出し惜しんではいけない」なのか「時間を割いてはいけない」なのか。時間との共起の場合のみ割くなのか、またどういう経緯でこのような意味となったのか(語源辞書を見ても今ひとつ分からなかったので)、ご教示いただけないでしょうか。 英語と日本語を知って使っていたのに、同じ言葉だと思わなかったという経験が続き、不可思議な気持ちです。(例:otter カワウソ、pragmatics 語用論)
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spareの元来の意味は、多分「とっておく」のようなことではないかと思います。 「(特定の目的のために)とっておく」なら、「(その目的のために)使う」という意味になりますし、「(万一のときのために予備として)とっておく」なら「使わない」の意味になります。
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- tjhiroko
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手元の辞書(ライトハウス)にはこのように書かれています: 元来は「控える」の意 (力の行使を控える)→「免じてやる」 (使用を控える)→「惜しむ」 (控えに取っておく)→「割(さ)く」 (控えの)→「予備の」
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 まだぼーっとしていますが、なんとなく分かった様な気がします。 (力の行使を控える)→「免じてやる」 (使用を控える)→「惜しむ」 (控えに取っておく)→「割(さ)く」 (控えの)→「予備の」 上記のうち、「割く」だけが、ちょっと異端児というか、そんな気がしてなりません。時間を惜しむ気持ちと、時間を割いてあげる気持ちが同じ根っこにあるというのが不思議に思いました。 ありがとうございました。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 語源辞書では、allow to go free, refrain from harmingとなっていたので、No.2さんの感じで派生したようなのですが、時間と「惜しむ」に関しては、No.1さんのご回答で納得できます。 ただ、和訳の際など混乱を生じることはないのでしょうか。