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電気って、ほんとはエコじゃない?
電気自動車「コンセントを挿すだけ」「CO2出さない」 って、エコっぽくCMしてるのを見て、ふと思ったんですけど。 数年前まで、自家発電(ソーラーパネルなど)は製造過程でのCO2排出量がその後の発電量を上回らないお粗末なものでした。 今はどうなんですか? そのCMでは後ろに風力発電を並べ、あたかもそれだけが電力のようなイメージ。 ほんとは原子力や火力が多くて、ぜんぜんクリーンじゃないじゃないですか。 エコキュートも、自分ちの周りの環境をよくしよう、後は知らないって、気がするんですけど。 本当に地球のために、って購入してる方がいるとしたら、騙してるんではないですか。 それとも、今はほんとにエコだって言えるほど、よくなってるんですか?教えてください。
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三度お邪魔します。 いや~、久しぶりに頭を使ったり考えたり、考えされられたりする質問だと思います。 皆さんの書き込みを読んでいると、やっぱり人それぞれに考え方はいろいろあるものだと感じました。 でもどんな考え方であっても、人それぞれが思っている「エコ」というのは、決して大きく間違っていないと思います。 仮に結果的に間違っていた「エコ」であったとしても、それを行なっている人の頭の中には「地球や環境のことを考えている」わけです。 すばらしいことではないでしょうか!。 恐らく「エコ」について正しいとか間違っているなどの断定ができる人はいないと思います。 結果的に明らかに間違いであった「エコ」であっても、「エコ」と言う考え方や技術が良い方向に「進歩」する「DNA」になるわけです。 やはり大切なのは、人それぞれの「考え方」や「気持ち」ではないでしょうか。 人類の進歩の土台には、過去の人の失敗や犠牲があってそのの上に成り立っているわけです。 現時点では本当に「エコ」なのかどうかわからないことが多いですが、将来、間違っていたと気付けば考え方を改めて方向転換すればいいわけです。 そしてその瞬間に、過去の経験が「財産」となり、後の人々へ伝承して行けば立派な「進歩」と言う波に乗れるわけです。 以前は何でもかんでも「エコ」と言われる商品や方法に我武者羅に飛びついていた。でも今は「質」を上げようと考えたところ、ちょっと「エコ」に対して疑問が出てきた段階なわけです。で、将来は本当に効果のある商品ややり方が確立されていくわけです。 ですから今は、「エコ」についていろいろ議論する時であると思います。(ここのコーナーは議論する場ではないですが・・・) 皆さん多少意見の食い違いや思想の違いがあるようですが、ここへ書き込みされている方すべては、間違いなく「エコ」について関心があるわけで、行き着く方向は同じだと思いますし、非常に喜ばしく良いことだと思います。 10人いれば10人とも考え方が違って当然なわけですから、具体的な商品名を挙げてどうのこうの、原発がどうのこうの・・・なんか関係ないような気がしてきました。 結局みんな「エコ」を真剣に考えているわけです。 真相は現時点では明確に断定できませんが、やはり「エコ」と言う気持ちを持っていれば、結果として絶対にマイナスにはならないということです。 今はとりあえず自分の得た知識や経験の中で判断されて、自分で「エコ」だと思う方法で突き進んでみたらどうでしょうか。 そのうち結果は少しずつわかってくるでしょうから。 でも、気持ちがある限り、絶対にマイナスにはなりませんョ!!。
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追伸です。 >原発事故で電力不足の夏、「なんだ、減らせるんなら最初からやれよ」 「東電、『今日は大丈夫』とか、余計なこと言うな」と思っていた方はいらっしゃるでしょうか。 ●東電の給電指令がどれだけ逼迫していたかご存知ないようです。 あの電力不足のときは、大口需要家の受給契約による稼働休止で難を逃れました。しかし、連日これを続けることは出来ませんし、それでもダメな場合は発電所のカスケーティング(全停)という最悪の事態を想定しなければなりません。 それでなくても、発電所というものは10年以上のレンジで建設するもので、今がよければそれでよいと言うことにはなりません。 さらに将来に向けて考えるのならば、新規に火力発電は作れない、減って行くのみということを踏まえれば、いまのままで充分なんて言っておれません。
お礼
>大口需要家の受給契約による稼働休止 そうそう、そうでしたね・・・。 誤解でなければいいのですが、 『減らせるなら最初からやれよ』とは、一般家庭、企業の節電のことです、東電の供給量のことではありません。 言葉足らずの説明不足でスミマセン。 にしても、われわれの努力など、 爪の垢程度だったことでしょう。 それを言うと、選挙で『俺が入れても変わらない』の人と一緒になってしまうので、私は私なりにできることはやはり、やろうと思います。 追伸・・・記憶が呼び戻され、原発の停止原因を思い出し嫌悪感が沸々と。
#12です。 >「『対案』が出せないなら発言する資格なし」とは思いません。 ●発言資格がないなどとは言っておりません。 扇風機と同じで、「回れども前進なし」と言っているのです。
お礼
再入場、ありがとうございます。 >扇風機と同じで、「回れども前進なし」 扇風機が進まないのはなぜ? と思ったことがなかったので、一瞬悩みました。 面白い比喩ですね。 そのとおりです。回る=机上の空論 前進なし=結局なんら解決しない ということでしょうか。 三人寄れば文殊の知恵、集まって話してたら『いい知恵が!』 ってわけには行かないようです。 なんかいい終結は迎えられそうにありませんね・・・。
- yakyutuku
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一つ意見を申し上げると、勿論節約はエコロジーです。ただしそれと燃費追求はなんら矛盾することではありません。我慢によってゼロにできるのなら、話はそれで終わりですが、冷暖房や温水供給、自動車の使用をゼロにできる人は少ないでしょう。少なくとも社会全体で見れば、ゼロにできるわけはありません。そうであれば節約も勿論有効ですが、それと同時に燃費(単位仕事量あたりのエネルギー消費やCO2抑制を抑える)の追求も必要なことなのです。 ただ新しく設備を導入する時点では、エコキュートが役に立つ条件であっても、今立派に動くガス器具がある状態でエコキュート当を新たに入れ替えることは帰って不高率なことが多いのも、事実です。設備を入れ替える場合は、単純に双方の機会のスペックを見比べるだけでなく、現設備の推提使用可能年数、導入コスト、両機器の燃費と使用量をすべて勘案する必要があるということです。コストを金額ベースで見るか、環境負荷ベースで見るかの違いがあるだけで、環境負荷を抑える考え方も、経済合理的な考え方とよく似ているものです。経済観念が発展している方なら、環境負荷に対しても冷静なものの見方ができるでしょうし、単純に流行に流される人なら、何に対しても流されるだけだと思います。 ちなみに江戸時代の暮らしだと、日本列島に住める人口は3000万人だけです。それさえ、凶作があればバタバタ人が死にます。新たな仕事がないので、次男以下は結婚さえできません。狭いところにたくさんの人が住んでいる時点で、エネルギーは必要となるのです。人間が存在するだけでエコロジーではないのですから。太陽光は(日本では)環境負荷の面からも採算に乗りそうもありません。風力発電だって、風頼みという話の以前に風の強い場所自体に限りがあります。石油は限りがありますし、豊かな日本だけが石油を買い集めれば、途上国にしわ寄せが行きます。それに石油はいずれ枯渇するのです。少なくとも日本ではここまで大きな被害なく原発を運用できていますし、ある程度安全性が確立されてきた段階ではないでしょうか?原発のより安全な運用体制については議論もあるでしょうが、原発そのものを否定するのはナンセンスに思えます。
お礼
そのとおりです。 >燃費(単位仕事量あたりのエネルギー消費やCO2抑制を抑える)の追求も必要 ですね。 なるほど、江戸には選ばれた人しか住めなさそうですね。 >凶作があればバタバタ人が死にます。新たな仕事がないので、次男以下は結婚さえできません 私は生き残れそうにありません。 『江戸』の暮らしの中には具体案として、ごみを減らすいいアイデアがあり、それについては現代でも参考にすべき、と思います。 太陽光は三十年前に挫折したままかと思ったら、「新しい技術で採算ベースに乗るらしい」と思っていました。 うろ覚えでは何の役にも立ちませんね。 風力は他国の土地に大規模な発電プラントを作り、送電するプランを検討中とか・・・。 皆さんの意見を聞いていて、私自身、エコがこんなに複雑で困難なものとは、思ってもいませんでした。 頭から原発反対だった石頭は随分柔らかくなりました、 yakyutukuさん、ありがとうございます。 パワプロでもご一緒したいです。
これが絶対のエコ、つまりベストエコなるものは無いのです。 原子力は放射性廃棄物の問題、水力発電はダムの弊害など、どの手段をみてもメリット・デメリットはあります。 つまり、今よりマシ(つまりベター)な方法を考え、選択していこうとしているのが現状ではないでしょうか。 いろいろデメリットな部分をとらえて反対する人はおられますが、「それでは対案はあるのですか?」との問いに答えられるのでしょうか。 対案もなく反対するのであれば誰でもできることであって、現状より良くなることはありません。
お礼
回答ありがとうございます。 「ベストエコ」ネーミングだけどっかの企業にとられちゃいそうです。 「ベターエコ」これで「え?」と気づく消費者が何人いるかな? 発電所について「対案」は今研究中ではないかと思います・・・私たちにできることはできるだけ、電気を使わないことです。 そして、不便を善しとする教養、知性を身につけることで、 それは可能になりそうです・・・随分弱気ですが(断定することがもはやできなくなっています)。 原発事故で電力不足の夏、「なんだ、減らせるんなら最初からやれよ」 「東電、『今日は大丈夫』とか、余計なこと言うな」と思っていた方はいらっしゃるでしょうか。 もっと少ない発電量でも十分やっていけそうなのですが。 「『対案』が出せないなら発言する資格なし」とは思いません。 何事も、まず、デメリットに気づき声を上げる、そこまででも、十分意義あると、私は思っています。
- mazeran
- ベストアンサー率42% (221/518)
大変丁寧な御礼をいただいたのと、この問題は非常に複雑で奥が深く、見方を誤るとまったく反対の効果になってしまう危険性もあるので、再びお邪魔します。 私は「科学技術」関係を生業としていますが、中立的、客観的に見る立場にあるものです。 あるテレビで、「バナナは健康に良い」と放送されると、翌日のスーパーはどこもバナナは売り切れ状態。でも、1週間もすると元の状態に戻っている。 これが我々日本人の国民性の実態なのです。 日本の企業は、この国民性を利用して利益を出しているわけです。 企業は利益を出さないと存続できないので、同業他社より優位に立ちたいために、当然自社商品を褒め称え宣伝して売り上げを上げなければなりません。 バナナの例のように、同じ物は短時間で飽きられてしまいますので、企業としては手を変え品を変えで消費者を飽きさせないように、常に刺激のある商品開発をしなければなりません。 今はどこへやらですが、「ファジィ」。一時大変流行りました。「ファジィ制御」とカタログに書いてあれば飛ぶように売れていました。 ・・・でも「ファジィ」ってなんだ?。理解して購入した消費者って少ないと思います。わけのわからない横文字やカタカナ文字があれば、高度な科学技術が使われていて良い物だという認識を日本人は持ちます。 買った人は「ファジィ制御だから安心!」と言う、何とも奇妙な安心感を自分で勝ってに作っていたものです。 現代の「エコ」もまったく同じ現象です。 確かに良い物も中にはありそうですが、多くは企業戦略にまんまと引っかかった(表現は良くないですが)わけです。 真相を知らずに、口コミで広まった噂などに乗せられて信じてしまう。 他人より優位に立ちたいという願望があるために、購入して自己満足して変な安心感に満たされているわけです。 確実に言えることは、各企業が商品に対して出しているカタログや宣伝では、決して不利なことは書いたり喋ったり絶対にしません。良いところだけを表に出して、それを謳い文句にして購買意欲を掻き立てているわけです。 もちろん違法ではありませんし、これが企業の戦略なわけです。 「エコ」と言う文字も、企業の宣伝を丸々信じてしまうのは、客観的に判断しようとした場合、疑問が残ります。 前回も書きましたが、今、エコだと感じているのは少なくとも消費者の家庭でのみの話なのです。これは確実に事実です。 でも、「エコ」の目的からすると、どなたかも書かれていましたが、単にCO2だけの問題ではなく、開発から製造、消費者が廃棄するところまですべてを考えて「エコ」なのかを判断しなければなりません。 これは非常に複雑でして、「風が吹けば桶屋が儲かる」と言う言葉があるように、「複雑系」を含む解析が必要になります。 ただ一つ懸念されることは、人間は知恵によって便利さを求める動物です。それも自分の力ではやりたくない。何かのエネルギーを使って便利な生活をしたいと願っており、欲求の一つになっています。 微々たるエネルギーであっても、使う以上は結果的に絶対に「エコ」にはなりません。人間以外のエネルギーはダメなのです。 「エコ」に踊らされて、それまでそれを必要としなくても生活できていた人も使うようになり、大量生産・大量消費と言う結果になり、結果ゴミの処理に困ることになります。 各企業の中には、エコ活動の一環として、自社で出たコピー用紙の再利用だとかなんとかで、「緩衝材」を作ると言うのがテレビでやってましたが、これって本当に「エコ」なんでしょうか?。 単に、自分の会社で出たゴミを、商品を発送する際に使用して、社外へ出しただけのことなのではないでしょうか。 自社で出たゴミの処分を、他人に任せただけのことであって、決して「エコ」とは言えず、逆に「責任放棄」のような感じがします。 緩衝材を作って生活している方々もおられるわけで、「エコ」も自分のところだけよくなればあとは知らない。と言う風潮になりつつあると思います。 今までにも具体的な商品名が出ていましたが、本当にその商品が「エコ」だったのかどうかは廃棄して、土に返るまでわかりません。 単に金額を表示されている方もおられますが、金額は消費者の家庭での話であり、大量生産・大量消費されれば当然値段は下がりますので、「エコ」を考える材料にはならず、視点をもっと地球レベルに持って行く必要があると感じました。 これも前回書きましたが、本当に「エコ」を推進するのであれば、産業革命以前の生活水準にするしかなく、日本では「江戸時代」の生活をするのが良いと思います。 ご存知がどうかわかりませんが、江戸時代は再利用やゴミの有効利用など、今で言う「エコ」に関してはもっとも進んでいた時代なんです。 「江戸時代」をもっと勉強して、手法を学ぶべきだと思います。 それをせずに、目先のことだけを考えて、エネルギーを使って「エコ」だと言うのは、私としては大変にヘンな話だと感じます。
お礼
凄く感謝です。 貴重な時間を割いて回答くださりありがとうございます。 「江戸」はごみゼロの本当に知恵を絞った社会だったと、記憶しています。NHKの何かで見たような・・?(具体例がすぐに思い出せません、検索すればわかるのでしょうが、何とか「自力で思い出すのがいい」らしい:by脳トレ) >「江戸時代」をもっと勉強して、手法を学ぶべき 本当にそうです。そして、それはその分野の方にはわかっているはずです。 先述されたように、その情報が周知のものとなると困る企業も多いでしょうね。 >これは非常に複雑でして、「風が吹けば桶屋が儲かる」と言う言葉があるように、「複雑系」を含む解析が必要になります。 おっしゃるとおり、複雑すぎて、計算するにも確実な数字は出そうもありません。 よって、「使わない」に勝るエコはないといえそうです。 江戸を学ぶことは、有意義であるか否か以前に、とても、おもしろい と思います。 これについては自習して、もう少し掘り下げてみたいです。
- tiltilmitil
- ベストアンサー率22% (1871/8250)
エコロジーって、CO2削減だけの事ではないと思いますが。 内燃機関を動力とする自動車はどうしても排ガスの問題がつきまといます。走行状況に応じて回転数を変えなければいけないというのは実はエンジンにとって条件がよくありません。ある程度はエンジンに無理をさせているのですから、不完全燃焼による有害物質の排出も完全に抑えるのは難しいです。 ですが、火力発電ならば一番いい条件で動力をつかう事が出来ます。条件がほぼ一定であるから、大規模であるとはいえ排出ガスの対策もやりやすいでしょう。そういう方面では火力発電だってかなりクリーンなエネルギーといっていいでしょう。 風力発電だってかなりの土地を占有してしまうし、実際に近くに行ってみると風切り音がひどくて騒音公害だって話もあるし。水力だってダムを造るなんてのはとんでもない自然破壊とも言えるでしょう。 CO2だけの問題に注目するのではなく、いろいろな条件を総合して「こういう欠点はあるがこういう利点もある」という判断をしないといけないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 今は温暖化防止のためCO2削減が必至だとして、その排出量についての話題なのですが・・・、その大前提も怪しいとのご指摘ももらっています、私も勉強不足です。 そのとおりですね・・・。いろんな側面からものを見る、というのは常に必要なスタンスです。 話はそれますが、私は 「ダム反対!」です。また、諫早湾の門が閉まったときには涙しました。そういう自然破壊発電所で作る電気は、この場合、最悪のケースでしょうね。 あんないいものでも騒音公害ですか・・。 いろんな人がいますね。あっちを立てればこっちが立たずみたいな事ですね。 難しいですね・・・。
- yougruty
- ベストアンサー率60% (432/719)
電気自動車は、ガソリンの自動車に比べればエコです。 例えば、三菱のアイミーブは、16kWhの電力で160km走れます。 1kWhあたりの電気代を22円とすると、10kmを22円で走れることになります。 深夜電力を使えば、10kmを7.35円程度で走れます。 ガソリン車では燃費が良いものでもガソリン1Lで20km程度しか走れません。 ガソリン価格を150円/Lとすると、10kmあたり75円かかります。 ですので、電気自動車は燃費の良いガソリン車の1/10~1/3程度の燃費で走ることができるという事です。 CO2排出量もガソリン車よりも72%程度低くて済みます。 三菱 アイミーブの燃費やCO2排出量について http://www.mitsubishi-motors.co.jp/corporate/technology/environment/miev.html 太陽光発電については、製造時に使うエネルギーや発生するCO2を発電で回収する期間が、以前は約10年と言われていましたが、現在は技術の進歩により約1年~3年に短縮されました。 ですので、太陽光発電は十分にエコな発電方式と言えます。 太陽光発電のエネルギーペイバックタイム・CO2ペイバックタイムについて http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/supplement/supplement_1.html エコキュートについては、大気中にある空気の熱をヒートポンプで集めてお湯を沸かしています。 ヒートポンプは、1の電気で3倍以上の熱を取り出すことができます。 例えば、エコキュートの場合、効率(COP)が300%以上であり、発電ロス・送電ロスを考慮しても環境に優しいと言えます。 具体的に言うと、電力会社がガスで発電し、100のガスから40の電気ができて、それを送電する際のロスで37が家庭に届いたとしても、効率300%をかけると、37×3=111となり、元々あったガスの熱量以上にお湯を沸かす事ができます。 エコキュートの実際の効率について http://www.alldenka.jp/modules/topics1/index.php?page=article&storyid=24 ガス給湯器は、普通のもので効率80%、エコジョーズで効率95%ですから、同じガスで発電して送電しても効率111%を発揮できるエコキュートはCO2削減効果があると言えます。 電力会社の試算では、エコキュート1台で年間500kgのCO2が削減できるとあります。 http://www.tepco.co.jp/eco/support_plan/membership/co2/index-j.html ですので、本当にエコと呼べる製品はあると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、それぞれ改良されているんですね。 本当にエコな商品もあるようです。 そんなにいいなら、うちの屋根にも早速ソーラーパネル乗せたくなってきました。(それが、エコに乗せられる!ってこと。危ない危ない) 今使っているものの耐用年数がすぎ、買い換える必要ができた際に、 このような商品を購入し、さらに、できるだけ使わないようにする、 というのが落としどころでしょうか。 温暖化のことは知っていながらも便利さは捨てられず、エコで且つ便利な商品開発に努める。結果、動かない生活様式により現代病に悩み、そのためのおまかせ運動器具までエコ商品が出回る。(私は、テレビを見ながらやせる!をやってしまったら、人間として終わりだと思って踏みとどまっています) 出発点が違っているとも思います。 yougrutyさんどう思われますか。 もっと賢い人間になりた~い。 まずえらそうなことをいえる体になりた~い(メタボ解消!)
- First_Noel
- ベストアンサー率31% (508/1597)
まず,「地球のために」と言う言葉に騙されないことです. 正しくは,「現在の人類にとって住みよい地球のために」です. また,「クリーン」ではなく「グリーン」と呼ぶべきものでもあります. #海外ではクリーンなんて使わず,グリーンエネルギーと呼ばれがちです. さて今後人類の行く末ですが,あと100年ほどすると, 核融合発電が商業ベースに載ることでしょう. そうすると人類はエネルギー問題から半永久的に解放され, 炉心周辺の部材の放射化はありますが,半減期の短いものなので, 長期保存の苦労も軽減されることでしょう. しかし・・・どんな形であれ,もともと違う形で貯蔵されているエネルギーを, 電力として使用し,それは最終的には必ず熱エネルギーとして大気圏内に解放されます. 例えば上記の核融合発電でも,本来は表に出て来ない原子間力から莫大なエネルギーを解放してしまう訳ですから, 本来はあるはずのない熱が大気中に拡散されることになります. これは風力発電だろうが太陽光発電だろうが,全ての発電,電力使用にも言えることです. 本来は循環すべき風のエネルギーをその地域で熱として放出, 又は本来は反射されて宇宙へ戻る分の太陽光エネルギーを地球にとどめてしまう,など. つまり,「エコ」だなんて言うのは,あくまでいま地球上にいる人間の「エゴ」に過ぎません. と言うことを書きましたが,それでも研究者・技術者は頑張っていて, ・高効率の大量集中発電による環境負荷の低減(現在の発電所の改良) ・発電時の環境負荷の低減(燃焼を伴わない発電方式) ・核融合発電の商業化への研究・開発(現在は実験炉の段階) によって,なるべく我々が地球上の全ての存在にかける迷惑が小さくなるように考えられています.
お礼
お答えありがとうございます。 >「現在の人類にとって住みよい地球のために」 それも、先進国の一部の人類のためだけ、 本当にとんでもないエゴですね。 >本来は表に出て来ない原子間力から莫大なエネルギーを解放してしまう これって、なんか嫌な予感しますけど・・・ 「昔の科学力じゃ全くわからなかったことだから」・・・とか? 私は科学者じゃないんで、その分野の皆さん、 「とりあえず、白熊とペンギンに氷を!チベットに雪を!」 「利便性より命を!」 自分が不便になるのは我慢します、マジでよろしくお願いします。
- mazeran
- ベストアンサー率42% (221/518)
「エコ」って、結局人間の考え方や意識の持ち方に、啓蒙的な思想を植えつけることではないでしょうか。 エネルギーを使う限り、「CO2保存の法則」のようなものがあるような感じがしています。 電気自動車。確かに走ることでのCO2は排出されませんが、バッテリーの電気は発電所で作っているので、電気自動車に充電するために発電所ではその分、CO2が多く排出されます。 電球型蛍光灯にしても、各家庭での消費電力は少なくなりますが、製造工程や廃棄するときのエネルギーや環境汚染は、悪い方向に行きます。 なにしろあの中には、蛍光灯を光らせるための電気部品(インバータ)がぎっしりと入っていて、それも一緒に廃棄するわけですから。 エネルギーを使う限りCO2は排出され、環境を悪くする方向へ動きます。手を変え品を変えしてもCO2は出ています。 大きな流れの一点だけを見ると、CO2の排出量を小さくなる事実を見せて商品を売るというような、企業に対して有利になるような形に現在はなっています。 その一点以外のところでは余計にCO2を出しているというのが現状です。 エネルギーの多くは、時間を縮めるために使用されています。 エネルギーを使って目的地へ早く移動したり、早く調理したり、早く情報を得たり・・・。 同じエネルギーを使うなら、ムダのない使い方をしようというのが本当の「エコ」だと思います。「商品」として出回っているものでエコはできないと思います。「製造」と「廃棄」で余分なエネルギーを使うからです。 極端な話、「江戸時代」のような生活をもっともっと勉強するべきだと思うし、「人間のエネルギー」をもっと効率良く使う方法を考えることが、直接エコに繋がる方法になるのではと思っています。 エコを考えるのなら、時間というものの意識を変えないと、まったく進まないし、効果はないと思いますョ。
お礼
回答ありがとうございます。 おっしゃるとおりです。 そういう事実を知らない人は多いような気がします。 「エコだから買い換えたわ~、温暖化防止に貢献できた」みたいな勘違い。そしてそれを宣伝文句にしてたりもする。 今の国民のエコについての知識レベルは相当低いと思います。 まず、事実を、正しい知識を多くの人間が共有することが大事な気がします。 「時間というものへの意識改革」 「江戸時代のような生活」 豊かさでは、今より勝っていると感じます。 大事なことを教えていただき、ありがとうございました。
- yakyutuku
- ベストアンサー率14% (267/1890)
ヨーロッパで脱原発が行われていたのは十年以上前(とはいっても新規建設中止だけでしたので、脱と言うより一時的な成長停止です)、近年は資源不足と温暖化のダブルパンチで、ヨーロッパを含め世界中で原発建設計画が持ち上がっており、5年後には過去に内空前の原発建設ラッシュを迎えます。すでに経済界ではそれに向けての動きが起こっており、東芝が会社を傾けてウスティングハウス(米原発メーカー)買収、日立GE提携といった動きが起きて、原発メーカーがほぼ4グループに集約されました。 私見でも、電気がなければ人は生きていけない以上、原発以外方法はないと思っています。良い悪いではなくて(別に悪いことはないでしょうが)、それがなければ人類は生きていけない段階にまできていると考えています。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですか。 勉強不足でした。あっという間にそういう流れに変わってしまっているのですね。 >電気がなければ人は生きていけない=原発以外ない のでしょうか? 残念です。 核のごみは将来も埋めていくつもりなのでしょうか。
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お礼
ありがとうございます。 なんか総括していただきました・・・。 結論として、今ある「エコ」商品の正体は『エゴ』 あらゆるエコ商品はそれを使う者にとってのみ、エコである ・・・でいいでしょうか? 「このままでは100年で生命滅亡との指摘(それも希望的観測)があるも、その解決法は、 今もってなし! 人類はよりよい物を使いたいという欲求は終に捨てられなかった。 回れども前進なく、しかし、取り組もうとすることで 人間の知的欲求は満たされ、平穏な終末を迎えるだろう」 というカンジでしょうか。 地球は自助能力で人類を減らせないでしょうかネ。 想像力の欠如。 実際みんな(私を含め)他人事なんです、今日まだ生活に支障ないから。 皆さんの意見を聞いて、「やっぱり科学は進んでないんだ、企業は自分とこの業績UPしか考えてないんだ」 ということがよくわかり、 昨日は「世界は破滅に向かうのだ」 という思いが今までよりは現実味を帯びて感じられました。 その点でも、本当に参考になりました。ありがとうございました。
補足
下の補足です。 地球の自助能力、ですが、 地球が人類以外を「好き」だ、という前提です。 さらっと書いてしまったあたり、私の人類以外の生物への思い込みも相当です。