• 締切済み

アルキル鎖の溶媒への溶解度の関係

アルキル鎖により表面保護されているものが、非極性溶媒に溶けやすく、極性溶媒に溶けにくいのは何が要因なのでしょうか? また、逆にアルキル鎖の短いものにより表面保護された場合は、極性溶媒に溶けやすく、非極性溶媒に溶けにくくなるのでしょうか?

  • 化学
  • 回答数1
  • ありがとう数0

みんなの回答

noname#160321
noname#160321
回答No.1

アルキル基と無極性溶媒との間の親和性はファン・デル・ワールス力以外のものは考えにくいと思います。 逆に極性基と極性溶媒、特に水素結合性溶媒とはその特異な結合による安定化が際だっています。イオン性物質ではその電荷の安定化が誘電率の高い溶媒で観測されます。 物質の表面は地球上では常に酸素や光などで浸食され、極性が高くなる傾向があります。この表面をアルキル基で保護した場合、アルキル基が表面に密に分布していると、極性媒体との親和性は低くなります。 アルキル基が短い場合、表面は必ずしも隙間無く覆われているわけではありません。 しかし、長鎖のアルキル基が表面を覆うとアルキル基間の隙間をも埋めることになり、より極性溶媒との作用は難しくなります。 このような傾向はいわゆる「濡れ性」で表されます。 >アルキル鎖により表面保護されているものが、非極性溶媒に溶けやすく、極性溶媒に溶けにくい… 現在のところ上記の様なことを考えに入れて「反水素結合、反極性」といった表現もされますが、実際は反発が少ないもの同士が集まった結果であると言えます。 付け加えればこの極性、非極性の問題はそう簡単ではなく、最近フッ素樹脂のような、非親水、非親油という物質や媒体が現われて来たために、親水、親油、親フッ化物の三相での液相反応などが開発されています。

関連するQ&A

  • 極性溶媒、非極性溶媒とプロトン性溶媒、非プロトン性溶媒

    高校の時に「極性溶媒は極性溶媒に溶ける」「非極性溶媒は非極性溶媒に溶ける」と習いましたよね。 ある時に友達と辞書で調べていたら、ジエチルエーテルは非プロトン性極性溶媒と書いてありました。あれっ、エーテルって極性溶媒だったっけ? エーテルは水(極性溶媒)に溶けないから、極性溶媒ではないと思っていたのに、極性溶媒と書いているじゃないですか?酸素原子があるから電荷が偏っているという考えももちながら、この極性溶媒というところに疑問を持ちました。ヘキサンが水に溶けないのはそのままだと思うのですが、エーテルも溶けないというのは少し納得いきません。 非プロトン性溶媒という言葉が関わってきているのでしょうか?そこもよくわからないので、その点についてわかる方がおられるなら解答お願いします。

  • プロトニックな溶媒?アプロティックな溶媒?

    プロトニックな溶媒、アプロティックな溶媒ってどんなことなんでしょう? 溶媒にも極性、非極性という区分以外にも別な分け方があるのでしょうか?

  • SN1の極性溶媒による安定性について

    なぜ極性溶媒は遷移状態(脱離段階)を安定にするのですか? その後の中間体は非極性溶媒中のほうが反応しないように思うのですが・・・・・ むしろ極性溶媒中では陽イオン中間対と溶媒のマイナスが反応してしまい不安定ではないかと思うのですが。

  • 有機溶媒相互の溶解性

    4本の試験管にクロロホルム、ジエチルエーテル、アセトン、酢酸エチルを約2mlずつとり、それぞれにメタノール約1mlを加えた後振り混ぜて放置したところすべて溶解しました。溶媒の溶解性は極性溶媒同士、無極性溶媒同士が混じり合うのに、なぜ極性溶媒であるメタノールに無極性溶媒であるクロロホルム、ジエチルエーテル、酢酸エチルは溶けたのでしょうか?ちなみにこの3つは極性溶媒である水には溶けませんでした。これだと矛盾してしまいすよね?? ご回答よろしくお願いします。

  • 極性溶媒の溶解度について

    メントールは水に難溶ですが、エタノールには非常に溶けやすいというデータがありました。 水もエタノールもどちらも極性溶媒かつプロトンによる水素結合が可能な溶媒ですが、なぜメントールの溶解度に差が現れるのでしょうか。 違いをご教授願います。

  • 抽出の際の溶媒

    2つの溶媒を混ぜると、均等に混合するものと分離するものがあります(水と酢エチは分離、水とメタノールは混和etc)。この混和と分離を決定づける溶媒の要素は何でしょうか?極性・非極性、プロトン性・非プロトン性、密度の違いなど考えていましたがいまいちピンときません。 よろしくお願いします

  • 溶解度。

    有機溶媒(トルエン)に溶けない有機化合物って、どういったものなのですか? そもそも有機溶媒に溶けるということが良く分かりません。溶媒が水なら、化合物が電離して溶ける…みたいな。 有機溶媒中でも電離しているのですか?けど極性が無いような…。

  • 極性と非極性

    以前の回答を見てもよくわからなかったもので・・・・・。 妙な質問かもしれませんが、 アセトニトリル、水・・・・・極性溶媒 クロロホルム、アセトン、メタノール等・・・非極性溶媒 といわれていますよね。上記の溶媒は水以外みんな、「炭化水素」ですよね。なんか、みんな似たようなもののような気がして、アセトニトリルもつい最近まで、非極性だと勘違いしていました。ある物質が、極性か非極性かって、どうやって判断するものでしょうか?

  • 極性溶媒について

    極性溶媒って詰まるところなんですか? トータルで双極子モーメントがあればいいんでしょうけど、それなら炭化水素以外のヘテロ原子のある系については全て極性溶媒なんですか? いくら周りにいっぱい疎水基がついていたりしても それは極性溶媒というのでしょうか? ほとんど周りの有機溶媒は極性溶媒なんでしょうか? 教えてください。

  • 極性と溶解度

    ポリマーとモノマーをアセトンに溶かした溶媒を、ヘキサンに溶かしました。 そこで不溶化したものは、ポリマーだと言われました。 ポリマーはモノマーより極性は小さいのに、極性の小さいヘキサンになぜ不溶化 するのでしょうか? どなたか分かる方がいましたら教えてください。