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バッテリーの仕組み

バッテリーが上がった状態で充電すると回復する場合とそうでない場合がありますが、これは何の違いなんでしょうか? ちなみ現在の私の車は1年ほど放置(残念ながらバッテリー繋いだまま)しておりますが、これは充電すれば回復する上がり方なのでしょうか?それとも回復不能な上がり方なのでしょうか? ちなみに車は1年前に放置しましたが、更にその1年前ぐらいにバッテリーは交換してるのでトータルで2年ぐらいの使用期間になります。 よろしくお願いします。

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  • isoworld
  • ベストアンサー率32% (1384/4204)
回答No.4

 電気電子工学が専門の車好きです。  バッテリーから電気エネルギーを取り出せる(放電する)のも充電するのも、電気化学反応によるものです。バッテリーは鉛電極と希硫酸で出来ています。それによる電気化学反応の解説はさておき、なぜバッテリーが劣化して寿命が来るのかを素人向けに簡単に説明します。  バッテリーを使いそこから電気エネルギーを取り出すと、+電極にも-電極にも電気化学反応によって「硫酸鉛」が出来始めます。放電後にすぐに充電すれば問題ないのですが、放電した状態で暫く放置すると、この硫酸鉛は結晶化します。旧い汚れたバッテリーの端子あたりを見ると、白い粉末のようなものが付着している場合がありますが、これは硫酸鉛の結晶です。  バッテリーの+電極と-電極に硫酸鉛の結晶が出来てしまうと、充電したとしてもこれは希硫酸に溶けにくく、そこに残ります。そしてこれは電気的には絶縁物に近く、電極がそのような物質に覆われるようになると、電気が流れにくくなります。ですから硫酸鉛の結晶が増えると、症状的にはバッテリーの容量が小さくなり、80AHのはずのバッテリー容量が8AHになったりしますし、内部抵抗が増えたような格好になります。これがバッテリーの劣化であり、結晶化した硫酸鉛が電極にたくさん出来るほど、寿命が来ることになるわけです。  硫酸鉛がたくさん出来るほど大電流を流せなくなって、セルモーターを回すことができずエンジンがかからない、いわゆる「バッテリーあがり」の状態になります。バッテリーの端子電圧が正常であるように見えても、セルが回らないことが往々にしてあるわけです。  このような硫酸鉛の結晶化は、新品のバッテリーを使い始めたときから徐々に進み始めます。とくにかなり放電したまま充電せずに何日もバッテリーを放置しているほど、激しく結晶化が進行します。バッテリーは自己放電しますので車を何ヶ月も使用せずに放置したり、大音量でスピーカを鳴らす/ヘッドライトを点けっ放しにする/アイドリング中にもエヤコンを酷使する…など、バッテリーの電気エネルギーをたっぷり使った後で充電もせずにエンジンを停止して車を置いておくようなことをすると、バッテリーの寿命を縮めます。  逆にバッテリーを長持ちさせるには、車を置いておくときはバッテリーをよく充電した状態にしておくことと、ACアダプター(入力AC100V、出力DC15V・100mA)などを使って車を放置(駐車)しているときも少ない電流で常に充電したままにしておくことです(少ない電流ならバッテリーが過充電になっても大丈夫です)。  ふつうの人がふつうにバッテリーを使うと2年~3年でバッテリーを交換したほうがよい状態(つまり寿命)になりますが、私の場合はバッテリーをうまく使っていますので、その倍の年数は持ちます。  以上のことを理解していただいた上で、質問に回答します。 ちなみ現在の私の車は1年ほど放置(残念ながらバッテリー繋いだまま)しておりますが、これは充電すれば回復する上がり方なのでしょうか?それとも回復不能な上がり方なのでしょうか? →車を長期間放置するのはバッテリーによくありません。試しに充電してみて、それでもセルモーターを回す力が弱ければ、回復不能状態です。たぶんダメでしょうね。 ちなみに車は1年前に放置しましたが、更にその1年前ぐらいにバッテリーは交換してるのでトータルで2年ぐらいの使用期間になります。 →使用期間という年数だけでバッテリー寿命の議論はできません。使い方が悪ければ、新品のバッテリーでも1ヶ月でダメになります。

その他の回答 (4)

回答No.5

放置してあがったバッテリーはもう使わないべきでしょうね。 走行中にバッテリーが完全に死んでエンストでもしようなら、ハンドルやブレーキが異常に重くなり操作不能、大惨事になることもあります。 バッテリー以外の燃料系や潤滑系のためにも3ヶ月から半年毎には奔らなくてもエンジンをかけるほうがいいですね。 タイヤも空気圧がへるとサイドにヒビが入り使い物にならなくなります。

  • KanaYuta
  • ベストアンサー率21% (26/119)
回答No.3

私は6ヶ月くらい放置していてバッテリーが上がり、JAFに来て もらいましたが、復活は不可能で交換しました。 >バッテリーが上がった状態で充電すると回復する場合とそうでない >場合がありますが、これは何の違いなんでしょうか? バッテリーの放電の具合ですね。 一旦、補助のバッテリーつないでエンジンかけて、しばらく(5分 くらい)アイドリングします。(そして補助のバッテリーは はずします)それからバッテリーの電圧を見て、電圧が上昇して いれば、復活の可能性はありとJAFの人に教えてもらいました。 >ちなみ現在の私の車は1年ほど放置(残念ながらバッテリー繋いだ >まま)しておりますが、これは充電すれば回復する上がり方なので >しょうか?それとも回復不能な上がり方なのでしょうか? 99%不可能でしょう。 #私の経験的にバッテリーを放置して復活できるのは新品でも #1~2ヶ月放置くらいではないでしょうか? あと、バッテリーが高くてもいいものを買いましょう。高いといっても6000~7000円くらいだと思います。暑さ、寒さに 強く今回のように放置した場合の復活の可能性も上がりますから…

  • simakawa
  • ベストアンサー率20% (2834/13884)
回答No.2

バッテリーには寿命があります.2~3年経過したら新品に交換した方がいいです. 回復するかしないかは充電してみれば分かります.無ければディーラーで電圧を測って貰えば分かります.まあ,3~5千円位で替えますから交換してしまった方が心配ありません.  http://www.furukawadenchi.co.jp/chisiki/  http://www.furukawadenchi.co.jp/chisiki/3_koukan.htm

  • kei00z2
  • ベストアンサー率19% (56/284)
回答No.1

仮死状態か完全に死んでるかの違いです。 完全に死んでいれば生き返りません。

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