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「生き様」という言葉
かつて読んだ本の中に 「死に様」という言葉は昔からあるが、「生き様」という言葉は最近、作られた言葉ではないか? といった記述があったと記憶しています。 遠藤周作さんの本だと思って、読み直しても、そういう記述が見つかりません。もし、こういった記述が載っている本をご存知の方がありましたら、誰のなんという本だったか教えてください。 また、実際に「生き様」は「死に様」に比べて新しい言葉なのでしょうか? よろしくお願いします。
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「ざま」という言葉自体余り綺麗な形容ではありません。 「ざまあみろ」という言葉の「ざま」はまさに「死にざま」の「ざま」 これを「生き」にもつけてしまったのは、確か戦後になってマスコミで誤用が氾濫して広まったらしいです。 遠藤周作氏自身かどうか、また、具体的な記述の記憶が確かではないのですが、阿川氏などこのグループの作家の方々はその誤用を嘆いて良く批判のコメントをされてたと思います。
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- gootara
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『会社の人事』(詩集)中桐雅夫著の中に なんといういやな言葉だ「生き様」とは というくだりがあります。といっても、読んだわけではなく、10年以上昔、ラジオで紹介していたのを覚えているだけのことです。 『会社の人事』という題名だけを記憶していて、著者名は今、検索して見つけたものです。 探せば、その番組の録音テープがあるはずですなのですが… というわけで、みなさんがご指摘のように「生き様」は、新しい(邪道な?)言葉のようです。
お礼
中桐雅夫さんという名前は初めて聞きましたので、 わたしが読んだ本の著者ではないと思います。 みなさんの回答から「生き様」否定派が多いことを知りました。 ありがとうございました。
- chaff
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んー..高島俊男のエッセイで見たような記憶があります。 「お言葉ですが..」シリーズ等に心当たりはありませんか?
お礼
高島俊男さんという方は作家ですね。 著書を読んだことがないので、違うと思います。 ありがとうございました。
生き様の出典はわかりません。 生き様と死に様は表裏一体なので昔から使われていたような気がしますが、「広辞苑 第二版、1969年」には載っていません。新しく認知された言葉かも知れません。人の一生を決めるのはその死に様だと言われますが、後世の人が、お節介にも生き様という表現を考えたのかもしれません。人は生を受けて死ぬまで、人として正しく懸命に生きていた時代から、価値観も宗教も多様化して、生き様まで云々されるようになったのでしょうか。死に様を見ればその人の人生が分かるとすれば、生き様という言葉は不要だと思います。
お礼
1969年には、「死に様」という言葉は、まだ生まれていなかったと考えて良さそうですね。 ありがとうございました。
お礼
回答、ありがとうございます。 阿川弘之さんの本も読んだことがあります。 記憶がごっちゃになっているかもしれません。