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ヒラリーとオバマ 日本に有利なのはどっち?

クリントン政権の時、やたら日本に挑発的な態度、喧嘩上等、スーパー301条をちらつかせる最悪な政権だったような気がするんですがヒラリーが大統領になったら、同じような事をしそうな気がします。やはりオバマが大統領になってくれた方が日本にとっては有利なんでしょうか?というか民主党員はやたら日本に攻撃的な奴が多いような気がします。

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  • omeger
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回答No.5

バラック・オバマの掲げる主張の中に日本はほとんど出てきません。 ヒラリー・ロダム・クリントンの主張にも、 共和党候補の主張にもほとんど出てきません。 日本との外交自体は大統領選の主要な争点になっていません。 アメリカ経済・国内の福祉問題・環境問題、 外交ではイラク戦争・中国台頭・単独主義問題などの争点で忙しいようです。 争点になっていないということは、 現状是認が許されるということか、 あるいは閣僚人事次第で変わるのかもしれませんが、 現時点で判断することは難しいのではないかと。 アメリカ民主党が嫌いな人が、民主党が日本嫌いだと 触れ回っているようには見えます。 しかし、日本に有利・不利といっても、日本経済にとって有利なのか、 日本企業の利潤にとって有利なのか、日本の労働条件に有利なのか、 日本の所得階層(低所得層・中間層・富裕層)に有利なのか、 日本の自民党支持層または民主党支持層に有利なのか、 日本の安全保障に有利なのか、国際関係に有利なのかなど、 多くの要素を一まとめにすることはできません。 クリントン政権の時期でも、要素によって考え方は異なるはずです。 1.通商摩擦 日本との通商摩擦はレーガン大統領の時期から ビル・クリントン大統領の初期まで強くなっていたと思われますが、 これは80年代後半からソ連の脅威が急速に消滅した時期に、 経済成長の目覚しい第二の経済大国・日本が アメリカのチャレンジャーになると考えられた事の影響もあります。 この意味では、アメリカが強い姿勢を示した時期は、 日本の体力が強いと考えられたからでもあります。 結局のところ「雇用・雇用・雇用」と掲げたブッシュ(父)政権の 訪日交渉もアメリカ経済に大した影響は与えず、 当初対日貿易強硬策を唱えたビル・クリントンの交渉も アメリカ経済に大した影響は与えなかったといわれます。 今日では、中国がチャレンジャーと考えられているため、 当時のように集中的に日本叩きが起こる環境ではないと思われます。 もう1つは、レーガン政権の頃から深刻化した財政赤字のため アメリカの経常赤字が拡大したことも通商摩擦に影響しています。 今日、財政赤字も経常赤字もさらに深刻になっています。 このため、ヒラリーもオバマも保護貿易主義の色を伺わせています。 アメリカへの輸出に不安が起これば、 投資心理によい影響を与えない可能性はあるかもしれません。 貿易摩擦の対象は日本ではなく中国(やメキシコなど)になっていますが、 アメリカが中国からの輸入に圧力をかけることで副次的に、 日本から中国を経由するアメリカへの輸出に影響が出たり、 中国で生産する日本企業に影響が出たりする可能性はあるかもしれません。 ただし、アメリカの需要は日本経済にとって ものすごい重みがあると考えられがちですが、 日本からアメリカへの輸出は日本のGDPの2.5~3%程度です。 決して小さい数字ではありませんが、 アメリカの日本経済に対する影響力が 実体以上に大きいものと考えられている傾向もあるのではないかと。 2.その他の経済面 ビル・クリントン政権の時期には、従来の民主党の 福祉国家路線から脱皮が図られた時期でもありました。 リベラルと目される割には、福祉の削減を行ったり、 世界の資本市場の急速な自由化を推し進めたりして 左派から反発を招いた顔もあります。 右や左のイデオロギーでは述べづらくなっています。 当時、アジア通貨危機の収拾で日本経済にも影響が出たり、 90年代半ばの円相場の乱高下で経済が揺れたこともありました。 ただし、ビル・クリントン政権のルービンやサマーズは、 橋本政権の構造改革の推進は必要とした一方で、 景気調整も重視しており、増税・緊縮財政には反対していました。 当時の橋本政権の増税・緊縮財政路線は時期を得ずに失敗して、 景気後退を深刻化させただけではなく、後の財政出動で 余計に国債を積み重ねる羽目にもなってしまいました。 アメリカ側の主張が、日本の利益を 利するとも害するとは限りません。 大統領の掲げる主張と外国に与える結果の 関係も結構曖昧だったりします。 ・レーガンと中南米 レーガン政権の時期に、アメリカの金利が上がると 中南米で悲鳴を上がり、債務危機が起こって経済混乱期に突入してしまいました。 レーガンは、中南米の共産主義政権を倒そうとは考えていましたが、 資本主義側の経済まで崩壊させようと思ったわけではないでしょう。 しかしアメリカの何気ない政策を契機に外国の経済が揺らぐこともあります。 ・アメリカ大統領の中国非難? ブッシュ(父)大統領は、米中連絡事務所長で中国に滞在した経歴もあり、 中国との強い関係悪化は望んでいなかったともされます。 しかし、天安門事件で世論が激昂すると、 中国に経済制裁を実行しています。 外交は必ずしも大統領の個人の感情で動くわけでもありません。 歴代の大統領を親中とか反中とかで区切ることも容易ではありません。 ビル・クリントンは選挙戦で、 ブッシュ(父)の対中外交が弱腰だと非難しました。 ブッシュ(子)も選挙戦で、 ビル・クリントンの対中外交が弱腰だと非難しており、 ヒラリー・クリントンも選挙戦で、 ブッシュ(子)の対中外交が弱腰だと非難したりもします。 ・クリントンとロシア クリントン政権期のアメリカは、民主化の時期にあったロシアの エリツィン政権に多くの経済顧問を派遣して援助を行いました。 ところが、ロシアは超インフレ・通貨暴落と経済混乱に見舞われ、 ロシア人の所得水準は半分、平均寿命は1割減少という 悲痛な結果になってしまいました。 このためロシアでは、アメリカの陰謀でロシア経済が打撃を 受けたという主張がナショナリズムを強めたと言われます。 しかしアメリカ側は敵意を抱いて行ったわけでもないのです。

その他の回答 (4)

  • nidonen
  • ベストアンサー率55% (3658/6607)
回答No.4

 民主党の基本政策は大きな政府、内政重視、保護貿易です。 これらの要素が日本にとってマイナスなのは自明の理であり、 日本に住む日本人にとっては、共和党政権のほうが有利なこ とはほぼ間違いありません。 ※米国に住む日本人であれば、移民に寛容な民主党のほうが  望ましいので、立場によって異なるという点はあります。  次にヒラリーとオバマですが、現在の状況を比べる限りでは オバマのほうが日本にとって有利です。  まずヒラリーは南部出身で東海岸で高等教育を受け、東海 岸の州で上院議員を務めています。ある意味典型的な白人エ スタブリッシュメントで、どちらかといえば欧州志向が強く、 アジアに対しては縁遠い面があります。  いっぽうで華僑から献金を受けていたほか、夫のクリントン 元大統領は親中派だったので、その政策を受け継ぐ可能性も あります。現状では日本にとってのプラス面は少ないです。  いっぽうのオバマはハワイ生まれでインドネシアで暮らした 経験を持つため、幼いころからアジアに馴染みがあります。 また政策的には共和党を巻き込める部分があり、貿易などに 関してもさほど保護的な政策を強めない可能性が高いです。  なお日本にとって有利かどうかは、中国との付き合い方に 表われてくると言えましょう。中国がアジア地域の大国にのし 上がってきた現在、中国と日本の国益は反することが多いです。 とくに中国の軍拡に対して米政府がどれくらい牽制するかが 重要です。この辺の具体面は大統領選挙の争点にはならない ので、現時点での見極めが難しいのもまた事実ですね。

  • pluto003
  • ベストアンサー率17% (31/180)
回答No.3

単にアメリカで日本バッシング日本叩きが当たり前になっていたからで民主党だとかはあまり関係のない事でしょう。あの時期は共和党が政権を取っていたとしても日本叩きは盛大に行われていた事でしょう。

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.2

 ヒラリーもオバマも「政治家」です。  一流の政治家は、その時々の世論・時世の流れで行動を変化させるものです。(ブッシュのように、イラク・アフガニスタンで足を取られ、人命と20兆円ものお金を毎年垂れ流し続けるのは、政治家失格でしょう。)  ですから、現時点でどちらが得というのは、あまり当てになりません。政治家として彼らは「アメリカ国民」を代表し、「民主党員」の支持を受けて行動しています。  「アメリカ国民」・「民主党員」の中身は、誰が大統領になろうと変化しないのですから、あまり差はないと言えます。  大切なのは、アメリカから日本に有利な結果を引き出す外交力のある『日本の首相』を日本人が選ぶことでしょう。  尚、民主党と共和党どちらが日本にとってよいか、なんとも言えません。  私個人としては、経済問題では比較的鷹揚なかわりに、軍事では完全に日本を取り込んだ世界戦略を強引に推し進める共和党よりも、民主党のほうがまだ「日本を対等に見ている」様な気がします。  「喧嘩」をふっかけるというのは、相手を対等に見ているから起きるもので、相手を自分の「ポチ」とみなしている場合には、おきないと思われます。  喧嘩上手な、にこやかに相手をいなしてくれる首相が居れば、日本にとって民主党政権のほうが共和党政権よりも相手にし易いと考えます。

  • popesyu
  • ベストアンサー率36% (1782/4883)
回答No.1

どっちもどっち。クリントンほどの露骨な反日政策はヒラリーもそこまではしないのではと思うけど、まぁ親中路線ではあるようだし。オバマ氏も民主党の王道的な価値観の人では無さそう(外交はタカ派で国内政策はリベラル)ですが、やはり民主党だし。 やはり親日派が多い共和党が勝ってくれることが望ましいでしょう。そういう意味ではオバマ氏よりはヒラリー氏になってくれた方が共和党の勝ち目が多いのではと思います。

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