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オバマ政権の閣僚の影が薄いのは日本だけ?
バラク・オバマ再選のニュースでふと思ったのですが、オバマ政権の閣僚は影が薄くないですか? ブッシュ政権では、ドナルド・ラムズフェルド、コンドリーザ・ライス、コリン・パウエル、ノーマン・ミネタと日本でも名の通った多かったと思います。 ところが、現オバマ政権で私が自然と名前を知っているのは、ヒラリー・クリントン国務長官くらいです。 オバマ政権の閣僚の名前が、日本のメディアに出てくる機会が極端に少ない気がします。 前政権のときは同時多発テロから始まり、アフガン、イラクへの派兵などあったから、パウエルやラムズフェルドの露出が増えていたのかと想像してます。 あるいは日米関係が冷え切っているからでしょうか。 そこで質問です。 (1) オバマ政権の閣僚はブッシュ政権に比べて影が薄いと思いますか? (2) (1)の理由は何故だと思いますか? (3) アメリカ国内での状況をご存知でしたら教えてください。
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- pri_tama
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ブッシュ前大統領とオバマ大統領では政治方針がだいぶ違いますから…。 ブッシュ前大統領は、政治的判断において、基本的に閣僚同士の意見を戦わせ、最後に自身が最良と思った意見を採用するという方式を取りました。 (この為、各閣僚は大統領の裁断が下るまで、あらゆる手段を講じて自身の意見が最良である事をアピールし続ける必要性に駆られた。) 父親以来の人脈も有ってブッシュ前大統領は、閣僚の運用には強気に行けたのですが、オバマ大統領は自身の出自と経歴等(州議員と上院議員ていどしか経験が無い)からその様な運用が出来ない為、必ずしも自身の主義とは相容れなくとも、閣僚以下の強い要望(ヒラリー氏の国民皆保険など)があれば飲まねばならぬ立場でした。 (大統領が不利な立場[次の候補者を探し出すのが困難]な為、各閣僚は表立たずに大統領にプレッシャーをかける事で自身の政治主張を通す事が出来る。) オバマ大統領が閣僚の運用に苦労していたのは、初期に閣僚が次々と辞任し、連邦議会に対して不利な立場に落とされた事からも理解できます。 (日本の閣僚と異なり、アメリカでは閣僚人事は連邦議会の承認を必要とする。) なお、オバマ大統領の閣僚もそれなりな人物が揃ってますよ。 民主党の重鎮たるジョー・バイデン 共和党政権から留任したロバート・ゲーツ国防長官(今は退任しました) ニューヨーク連邦準備銀行総裁を務めたティモシー・フランツ・ガイトナー 史上初の黒人司法長官たるエリック・ハンプトン・ホルダー ヒスパニック系からケネス・リー・サラザール 大統領候補の一角にもなったトマス・ジェイムズ・ヴィルサック ヒラリー氏やライス氏と並んで将来有望な女性大統領候補のキャスリーン・セベリウス トヨタ・バッシングで名をはせたレイモンド・ラフッド ノーベル物理学賞受賞学者でもあるスティーブン・チュー(中国語:朱棣文) 日系人として軍最高位まで昇りつめたエリック・シンセキ(日本名:新関) アフリカ系アメリカ人女性としては初の国連大使たるスーザン・ライス
お礼
ありがとうございます。 なるほど、確かにコリン・パウエルとラムズフェルドは頻繁に対立していたイメージがあります。 今の政権で閣僚が目立たないというよりブッシュ政権の閣僚が目立っていたんですかね。 (クリントンの頃は私は幼かったもので、あまり記憶がありません・・・)