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「フランダースの犬」日本人特有の「破滅」の美学について
質問させていただきます 先日「フランダースの犬」という物語を軽く読みまして、最後に主人公は濡れ衣を着せられたまま死んでしまうのですが、欧米諸国ではこの「フランダースの犬」の評価はそれほど高くなく、アメリカでは子供にこのような悲劇を見せるのは教育的な問題があるとしてハッピーエンドに書き換えられているそうです。 欧州でも、日本とは違って、「かわいそう」とか「儚い」という感性より「哀れ」「敗者」などの印象で日本人とは全然違うそうです。 この作品をこれほどまでに評価して涙しているのは世界中でも日本人だけだそうです。私自身はやはり日本人だからなのか、心に伝わるものがあり非常に感動しました。 日本人はどうやら、「破滅」に対して美徳を感じる部分があるらしいのです。これは日本人特有の感覚らしく、例えるなら、潔く散る桜、武士道、特攻隊、忠臣蔵 等々 なぜ、日本人にはこのような感覚があるのか、できたら理論的に説明できる方教えていただけたらありがたいです。
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ご回答ありがとうございました。 なるほど、まず中国からの思想が昔日本に伝えられてそれが今までずっと受け継がれて無意識にそのような価値観が備わっていたのかもしれません。 宗教とか文化がある一つの物事を様々な捉え方ができるように変えている部分があり、自分たちの文化以外の多様な考え方があると感じました。 私個人的には、悲しい話が大好きで、このなんと表現したらいいのか分かりませんが、薄幸なでも、素直で真っ直ぐな人間が儚くも美しく消えてしまうようなストーリーに言葉では言い表せないですが感動というか、精神的ななにか刺激をかんじられて、それがなんなのか分からないので今回質問させていただいたしだいです。 大変参考になりました。またなにか情報があったら教えてくださいありがとうございました。