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「フランダースの犬」日本人特有の「破滅」の美学について

  • 質問No.3627509
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お礼率 73% (179/244)

質問させていただきます

先日「フランダースの犬」という物語を軽く読みまして、最後に主人公は濡れ衣を着せられたまま死んでしまうのですが、欧米諸国ではこの「フランダースの犬」の評価はそれほど高くなく、アメリカでは子供にこのような悲劇を見せるのは教育的な問題があるとしてハッピーエンドに書き換えられているそうです。

 欧州でも、日本とは違って、「かわいそう」とか「儚い」という感性より「哀れ」「敗者」などの印象で日本人とは全然違うそうです。

 この作品をこれほどまでに評価して涙しているのは世界中でも日本人だけだそうです。私自身はやはり日本人だからなのか、心に伝わるものがあり非常に感動しました。

 日本人はどうやら、「破滅」に対して美徳を感じる部分があるらしいのです。これは日本人特有の感覚らしく、例えるなら、潔く散る桜、武士道、特攻隊、忠臣蔵 等々 なぜ、日本人にはこのような感覚があるのか、できたら理論的に説明できる方教えていただけたらありがたいです。 

質問者が選んだベストアンサー

  • 回答No.4
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ベストアンサー率 58% (148/254)

はじめまして。

欧米にはない考え方だということで、「破滅」という言葉が出たような気がしますが…。

「国家の品格」という本でもあげられていた「惻隠の情」というものが関連しているかと思います。

惻隠の情については、以下をご参照下さい。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?stype=0&dtype=0&p=%D8%BC%B1%A3
http://www.asahi-net.or.jp/~bv7h-hsm/koji/sokuin.html

また、この惻隠という言葉は、孟子の性善説の中で語られている言葉のようです。孟子の性善説は、その後、朱子学に受け継がれ、林羅山という朱子学派儒学者により、江戸幕府初期から正学として用いられることとなったようです。
そのため「惻隠の情」は武士の教養として、長い間、日本国中の武士伝わっていたことでしょう。もちろん、武士がそうなれば、その他の民にも自然と伝わるものでしょうから、国民的な文化として数百年、成熟していったと思われます。
(Wikiで聞きかじった情報の寄せ集めです。日本史は習っていなかったので、素人のたわ言ですが…詳しくは、以下の情報を)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A7%E5%96%84%E8%AA%AC

そういった経緯ではないかと思いますが、いかがでしょう?


あと、これも勝手な思い込みですが…。
欧米のキリスト教的価値観では、最後の審判において裁きを受けるのだから、(少なくとも自分は)間違ったことをしてはならない、というものが基礎となっているように思います。
また許しの心をもつべきという考え方はあったのでしょうが、仏教や儒教のような弱気を哀れむ心、生死を越えた忠義、はかないものへ感じる美、といった思想を支持するまでには結びつきにくいのかも知れませんね。(勝手な思い込みです、念のため)
お礼コメント
gammalazer

お礼率 73% (179/244)

ご回答ありがとうございました。

なるほど、まず中国からの思想が昔日本に伝えられてそれが今までずっと受け継がれて無意識にそのような価値観が備わっていたのかもしれません。

 宗教とか文化がある一つの物事を様々な捉え方ができるように変えている部分があり、自分たちの文化以外の多様な考え方があると感じました。

 私個人的には、悲しい話が大好きで、このなんと表現したらいいのか分かりませんが、薄幸なでも、素直で真っ直ぐな人間が儚くも美しく消えてしまうようなストーリーに言葉では言い表せないですが感動というか、精神的ななにか刺激をかんじられて、それがなんなのか分からないので今回質問させていただいたしだいです。

大変参考になりました。またなにか情報があったら教えてくださいありがとうございました。
投稿日時:2008/01/01 19:28

その他の回答 (全3件)

  • 回答No.3
私は、キリスト教的な犠牲と魂の救いを感じますけど・・・・

「星の金貨」とか
「幸福の王子」とか
「わがままな大男」とか
月にのぼったうさぎの話とか(これはキリスト教じゃないですか)

日本特有とは思いませんでした・・・・
お礼コメント
gammalazer

お礼率 73% (179/244)

ご回答ありがとうございました。

なるほど、確かに共通な部分を多く感じました。特に幸福の王子は大変気に入りました。犠牲の精神を美しく感じない合理主義者からは偽善などの意見が出そうですが、私自身すごく気に入りましたし、とても美しく感じました。これの物語を読んで偽善とか言う人は心が貧しいのだと思います。

 キリスト教的な思考は確かに勉強してみる価値を大いに感じました。今後、理解を深める意味でも勉強してみたいと思います。あと、適当なそこらへんの評論家の記事を読んで自身の検証無しに鵜呑みにするのはリスクがあると感じました。最終的に判断するのは自分なので他人の意見や見解は一意見として参考程度に留めなておかないといけないと感じました。

このたびは大変参考になるご意見ありがとうございました。
投稿日時:2008/01/01 19:52
  • 回答No.2

ベストアンサー率 6% (92/1479)

三国志でも、成功者は曹操。
でも、人気は劉備。

日本人特有ですね。
お礼コメント
gammalazer

お礼率 73% (179/244)

ご回答ありがとうございました。

確かにそんな気がします。三国志は興味があって今読書中ですが必ずしも日本では成功者(強者)が最高の評価を得るわけではないようですね。

参考になる意見をいただきありがとうございました。
投稿日時:2008/01/01 19:54
  • 回答No.1

ベストアンサー率 26% (802/3006)

破滅の美学というより判官贔屓の方が近いと思います。
お礼コメント
gammalazer

お礼率 73% (179/244)

ご回答ありがとうございました。

確かに仰せの通りと私も思いました。私の勘違い?日本語表現の間違いがありました。ご指摘大変ありがたく思います。
投稿日時:2008/01/01 19:56
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