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ロケットの乗り心地って?

実際、どうなんでしょうか? (まさか、運良く実際に乗った人にご回答頂けるとは思いませんが!?) 例えば、次の各状態では・・・ ・打上げ時 ・軌道上を周回している時(飛行機でいう水平飛行?所謂、安定状態) ・帰還時(大気圏再突入時) やはり飛行機と同じで打上げ(離陸)と帰還(着陸)が最も危険でGが何倍もかかったり機体(カプセル)がガタガタと物凄く揺れるのかなぁ? あと、軌道上では乗り心地は空気抵抗も無くてスィーと滑るように行ってとても良さそうですが?

質問者が選んだベストアンサー

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  • ruehas
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回答No.5

こんにちは。 G(加速重力)、振動、騒音、このようなものは打ち上げ時が最も酷いようです。 現行のソユーズや中国製の資料は持っていないので分かりませんが、アポロ計画では打ち上げ時の加速が6Gを越えましたが、現在のスペース・シャトルではそれが3Gに抑えられています。これは恐らく人体よりも機体や計器の安全を保つためですが、乗組員への負担はそうとう軽くなったのではないでしょうか。 シャトルは機体を持ち上げられるだけの推力に達してから打ち上げ台と切り離されます。テレビで見ていますとたいへんゆっくりに感じられますが、このときに発生する加速度は1.6G、乗組員にはジェット旅客機の離陸のときの5倍という重力が一瞬のうちに掛かります。固定フックが爆破し、ブースター・エンジンはフル回転、音速の壁を突破するまでのおよそ数十秒間、その振動と爆音はこの世のものではないそうです。あれだけの物が大気圏内で音速を超えるんですからね。 このあと、ブースター・エンジンが切り離され、空気抵抗が薄くなりますと、騒音も振動もほとんど感じられなくなるようです。そして、ここから数分の間、3Gまでの加速は比較的緩やかになります。 3Gといいますと、二人の人間に体中を押さえ付けられているという状態になると思います。では、ここで手足を動かせるかどうかですが、自分の手の重さが普段の三倍ということですから、かなり不自由ではありますが、やってできないことではないと思います。ですが、二人分の体重を支えて起き上がるというのは、これはまず難しいのではないでしょうか。 軌道速度に達し、エンジンを切りますと自分の体重も含めてGは「0」になるわけですが、ここまでの時間は打ち上げから概ね7~8分の出来事です。打ち上げそのものはほんの数分なのですが、それまでの数時間、宇宙飛行士は缶詰状態ですので、事前のトイレにはたいへん注意を払っているそうです。 再突入から着陸までに発生するGは最大で1.5Gということです。滑走路の手前で減速するときには瞬間的に2.5Gが発生します。 このGは空気抵抗によって落下速度が減速されることによって発生するものです。重力がしだいに発生してくるということですから、ジェット・コースターのような内蔵が浮き上がったり股座に風穴が空くといった不快な落下感覚は発生しません。 1.5Gですから子供を肩車させた程度であり、打ち上げのときのように急激なものではありません。音速の壁を出るときに衝撃や揺れがある程度で騒音や振動はほとんどないそうです。 ですが、身体の体液移動といいますのは無重力状態で緩やかに起こるものですが、ここではそれが急激に元に戻ろうとしますので、これを不快に感じない宇宙飛行士はいません。まして打ち上げとは違い、再突入といいますのは軌道上での減速からほぼ1時間という長丁場であり、訓練や対策が施されていなければ気絶することもあり得るわけですから、身体にとってはかなりのストレスになると思います。 無重力というのはいったいどのような感覚なのか、死ぬまでに一度でいいですから体験してみたいものです。二時間足らずで地球一周ですから、夜昼の感覚がなくなってしまいますよね。乗り心地といえるかどうかは分かりませんが、トイレ、食事、シャワーなどは最悪だと思います。

jupitan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 具体的かつとても興味あるお話でワクワクしながら拝見しました。 同じく、私も一度でいいから何とか大気圏外に出て無重力を体感したいと思いますがまあ、かなわぬ夢なのでせめて飛行機の擬似無重力位は頑張って体験してみたいと思っています・・・

その他の回答 (5)

  • fba
  • ベストアンサー率26% (64/241)
回答No.6

無重力(正確には微小重力)20秒ほどとか2Gだったらやった事あります。宇宙飛行士が飛行機で訓練するのと同じ奴です。  無重力はふわふわ浮いている感じとは違いますね。水の抵抗を無視すれば水中に潜っているときの方が近いです。とにかく何かに掴まったりせずに止まっているのが難しい(ほぼ不可能)ですが、向きを変えたりするのは割と簡単に慣れました。無重力になる瞬間には一瞬上下が逆になったような感じがしましたが、これは他の人も同じかどうかは分かりません。  2Gも自分をもう一人背負っているという感覚よりは熱でも出して自分の体が重く感じるときの感覚のほうが近いです。  個人的には無重力の間はおよそ2m×2m×2mの実験スペースが非常に広く感じられたのが面白かったです。2畳くらいの面積になるはずですが、6畳くらいはあるような感じがしました。上下が無いので壁も天井も床も関係ないせいではないかと思っています。

jupitan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 微小重力体験者の方なのですね。 お話、興味深く拝見させて頂きました。

noname#215107
noname#215107
回答No.4

この間乗せてもらいました・・・・というのは冗談ですが、 スペースシャトルの打ち上げ時は、最大で3Gまでだそうです。 一般人でも健康な人なら十分に耐えられる加速度だと思います。 ただ、加速度が継続するので辛いといえば辛いと思います。 ジェットコースターだと、一時的に7Gとか8Gが掛かるものがあります。ただ、長時間ではないので、乗っている人は耐えられます。 シャトル打ち上げ時の機内の映像を見ましたが、やはり振動は大きいようですね。

jupitan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 参考になりました。

  • apple-man
  • ベストアンサー率31% (923/2913)
回答No.3

>・打上げ時  1990年に日本人初の宇宙飛行士として、 ソユーズに乗った秋山さんの体験談だと、 打ち上げ時は、砂利道を走るトラックに 乗っているようだったとか。  轟音と振動がすごかったようです。 >・帰還時(大気圏再突入時)  空中爆発したスペースシャトルの 爆発直前までの機内映像を見たのですが、 窓の外を時々炎がよぎるのが 見えて、搭乗員の人たちは、それぞれの 席に座って何か操作をしていました。  時々シャトルが小刻みに揺れて、みんなの 肩がプルプルって揺れてるような感じでしたが、 全体的には穏やかな様子に見えました。

jupitan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ソユーズに乗った秋山さん・・・懐かしいですね。 ロシアのロケットは見るからに旧式のディーゼルトラック然?としていてまさにその比喩には納得です。笑 帰還時もこれまた危険と隣り合わせというか、普通の人はまだまだとてもロケットやシャトルには乗れないな、といったのが正直な感想です。

  • Scull
  • ベストアンサー率26% (248/951)
回答No.2

◎打ち上げ時はロケットが最大加速をしますので、乗り心地は最悪でしょう。また、数時間シートにくくりつけられていてトイレにも行けません。 打ち上げ時の事故もない訳ではなく、精神的には落ち着かないでしょうね。 ◎軌道上では「乗り心地も何もない」でしょう。無重量状態ですから、加速しない限りは振動も何もない。ふわふわ浮いています。 ◎再突入の時には低高度衛星軌道速度(7.9km/s)を0にまで減速する訳ですから、悪いとしか言い様はないでしょう。帰還時の事故もありましたから、乗員も大変緊張すると思います。

jupitan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 あ、なるほど軌道上では無重力状態でしたね。乗り心地ではなくて浮き心地?になるのでしょうかね。笑 やはり、打上げと帰還が最も危険で緊張の連続なのですね。

回答No.1

乗ったわけではないので実際のところはわからないので想像になるのですが。 ・打上げ時・・・機械を振動から守るために振動対策をしているだろう        からGにさえ耐えれれば少しキツイジェットコースタ        ーみたいなものか? ・軌道上・・・無重力なので楽そうに見えるが、無重力ゆえに上下感覚       がない、飲食や排泄がしづらいなどがあるため結構不快       かな? ・帰還時・・・無重力で弱った体、周囲を包む明らかに高温っぽい大気       摩擦熱の発光など心理的な圧力がきついか。 ・結論・・・ストレスに強く、無重力対策をしっかりしてればそんなに       乗り心地はそれほど悪くないかも!?www

jupitan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 各、具体的かつ考察に富んだ回答で参考になりました。 そうですね、打上げ時と帰還時さえ乗り越えられれば安定飛行?に移った無重力状態は決して悪くはないかも?ですね。

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