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数学の分け方
数学I、II、IIIと数学A、B、Cの違いって何ですか? 前者は計算中心、後者は図形中心らしいんですが、私は 前者にも図形を使った問題もあるのでそうは思わないんですが・・・・。
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> 前者は計算中心、後者は図形中心らしいんですが 図形に関連が深いものは、 数学I 図形と計量(三角比) 数学A 平面図形 数学II 図形と方程式 数学B ベクトル 数学C 行列、式と曲線 一方、関数については、 数学I 二次関数 数学II いろいろな関数(三角関数、指数関数、対数関数)、微分積分(初歩的な) 数学B 数列 数学III 極限,微分・積分(分数関数、無理関数、逆関数等含む) となっていて、流れらしきものはあるようなないような... 現行のカリキュラムは、とりあえず時間数を削る必要から、無理やり数学I-IIという最低ラインを作ったうえで、残ったところをオプションでという程度で(=お役人の頭の中?)、身もふたもない言い方をすれば、たいした系統性はないんじゃないでしょうか? いや、お役人が回答すれば別の回答が返ってくることでしょうが。 教育現場では指導に頭を悩ましているだろうとは思いますが、勉強している高校生も気の毒ですね。 例えば、昔のカリキュラムでは、一次不等式は中学で片付いていて、高校で最初の方で2次不等式、3元あるいは4元の連立方程式が片付いてから、二次関数みたいな流れが普通だったと思いますが、今はろくに式の変形技術も身に付かぬまま、二次関数のところで、3元連立方程式や、2次不等式も扱っていきます。無駄がないといえばそれまでですが、学び直すチャンスがないので、優秀な生徒はともかく遅れた生徒は取り返しがつきにくいと思われます。
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- pyon1956
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文部科学省が出した指導要領に基づく分類・・・・なわけですが、はっきりいって、ちゃんとした系統性はありません。 ひょっとすると元の案を考えた人の頭の中にはあるのかもしれませんが、かなり独りよがりな物のように思われます。 教育現場で実際に教科書を使ってやってみると、重要な概念が1年配当分と2年配当分に別れていたり、また必修ではない部分にある概念をつかわないとちゃんと説明できないような部分が数学Iの部分にあったり・・・などということだらけです。 しようが無いので、現場では適当に補いながら教えているのです。 ということで、文部省の一部のお役人の頭の中にある分類、でしかないと思います。 なお、「図形」についてですが、平面幾何について、直近の改定で数学Aの中の該当部分が選択から必修にかわりました。まあ、その程度の話です。 計算中心とか図形中心なんてのはたぶん事実ではないでしょう。
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ありがとうございました。
- BookerL
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「数学I、II、III、数学A、B、C」は、文部科学省が高校で学習すべき数学の内容を整理し、適当に分けたものです。 学習の目標は、 数学I 方程式と不等式,二次関数及び図形と計量について理解 数学II 式と証明・高次方程式,図形と方程式,いろいろな関数及び微分・積分の考えについて理解 数学III 極限,微分法及び積分法についての理解 数学A 平面図形,集合と論理及び場合の数と確率について理解 数学B 数列,ベクトル,統計又は数値計算について理解 数学C 行列とその応用,式と曲線,確率分布又は統計処理について理解 となっています。 I、II、III の方は「方程式と微分積分」が大筋のようですが、方程式を扱ったついでに図形との関連も触れておこう、という感じに見えます。まあ、「計算中心」といってもそんなにはずれていないと思います。 A、B、C の方は、「方程式と微分積分以外」で、高校で学習すべき内容を集めたようで、何となく寄せ集め風に見えます。「図形中心」というほど系統立っていないと思います。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。