分割原資・余力とはこういうことです。
当該会社がどれだけ株式分割できる原資があるか、一株をどこまで分割可能な余力があるのか見る指標です。株式分割は、91年4月の商法改正で変わりましたが、それ以前の「無償増資」と実質同じことです。
一般に株式分割は額面超過分や資本準備金を原資として行われます。したがって、分割原資は「(資本金-額面×発行済株数)+資本準備金」で算出します。
一株当たりの分割原資を額面に対する比率にしたものが分割余力といいます、単位は倍です。たとえば、分割余力が5.34の場合6.34株(つまり、1株+分割余力5.34株)まで分割を行えることになります。
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