• ベストアンサー

ゼロ金利を行っていなかったら

大学1年の女です。今ゼロ金利のことを勉強しているのですが、金利を実質ゼロにすることで消費や投資を増やすことなどの仕組みや影響はいろいろなサイトにもあるのですが、メリットはあまり書いていません。 ゼロ金利のメリットともし、今ゼロ金利を行っていなかったら景気はどうなっていたか、を知りたいので分かる方いましたら教えてください。

  • 経済
  • 回答数3
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.1

バブル後に金融不安が広がりました。 北海道拓殖銀行倒産、山一證券倒産、日本長期信用銀行は8000億円もの不良債権を処理しなければならず、一時国有化を経て、その後外資に格安で売り渡されました。 どれも、貸し出し先が焦げ付き回収できなくなったためです。 かなり世の中のムードは暗くなりました。 山一證券の後に、一つでも大銀行が潰れていたら、信用金庫、信用組合を中心に預金を引き出そうとする動きが必ず起こっていました こうした中、政府は資金を貸し出すとともにゼロ金利に持っていったのです。 預金者にはほんのわずかな金利しか支払われない中、貸し出し先からはそこそこの利益を得ていたので、それが利益に跳ね返ります。 つまり金融機関を助けたのです。 これで金融不安を抑えたのです。 金融は資本主義の根幹です。 その不安を抑えられなかったら社会は大混乱に陥ったと思います。 ただでさえ悪い時期でしたが、景気は最悪になったでしょう。

その他の回答 (2)

  • OldHelper
  • ベストアンサー率30% (743/2462)
回答No.3

企業が有利子負債を大量に抱え込んでしまっていたため、 金利支払による企業の倒産を防ぐことを目的にゼロ金利政策を とったという見方が正しいと思います。 数百億円以上の規模で有利子負債を抱えている大企業が多く、 金利が1%上がると数億円の金利支払が発生して、利益を 消してしまうどころか赤字になってしまう状況でした。 多くの大企業が金利支払のために倒産したら…結果は見えますね。

回答No.2

政策金利と預金金利の区別ができない人の言うことは完全に無視した方が良いです。 さて、金利について正しく理解するためには 名目金利ではなく実質金利を見る必要があります。 実質金利=名目金利-インフレ率です。 物価水準がもしも日本以外の先進国のように年間3%上昇しているならば 名目金利が2%ならば貸したお金は価値は年間1%下落することになります。 すなわち実質金利= 2% - 3% = -1% です。 日銀はかなり長いあいだ政策金利を名目でほぼゼロに保って来たのですが、 日本はデフレが続いていてインフレ率はマイナス状態なので、 実質政策金利は実際にはゼロではなくプラスの値になってしまっていました。 もしも他の先進国のようにインフレ率が3%程度あれば 名目政策金利をゼロにする政策は実質政策金利マイナス3%の政策になるので 大きな効果が期待できたはずです。 (グリーンスパン時代の米国FRBは実際にそういう政策を実施して米国経済を立て直した。) しかし実際にはインフレ率がマイナスだったのでゼロ金利政策自体の効果は非常に薄かったのです。 インフレ率がマイナスだと実質金利をマイナスにできなくなります。 中央銀行はインフレ率が下がり過ぎないように十分な速さで利下げを実施し、 経済がデフレに陥るのを防ぐ義務があります。 日銀はその義務を怠ったせいでゼロ金利政策を実施せざるを得なくなってしまったわけです。 以上で説明したことから、日銀のゼロ金利政策を評価するためのには デフレについて調べることが絶対に必要だということがわかると思います。 デフレに関する議論に関しては次の本がおすすめです。 http://www.amazon.co.jp/dp/4532350301 古本を65円で買えるようです。かなりお買い得な感じがします。 図書館などにあれば借りて読むのも良いでしょう。 編者の岩田規久男氏の別の著書があれば同時に読んでおくと良いかもしれません。 日銀による金融政策がいかにデタラメであるかを理解できます。 日本経済はまだデフレを脱出していません。 デフレは日銀による金融緩和が足りない証拠になります。 2003年以前の金融政策については上の本を見て下さい。 2003年以降の日本の景気回復は 日銀による量的緩和と財務省による巨額の為替介入のおかげです。 2003年~2004年にかけて日銀は量的緩和の当座預金残高の目標値を引き上げました。 それと同時に財務省は巨大な円売りドル買い介入で円を市場に放出しました。 もしも日銀が量的緩和を拡大せずに財務省が為替介入していたとすると 為替介入で放出された円を日銀が自動的に吸収してしまうため 為替介入の効果はほとんど無かったはずです。 実際には大量の円が市場に放出されたままになり、 為替を通した金融緩和が可能になりました。 そのおかげで日本経済はなんとか窮地を逃れることができたのです。 日経平均もしくはTOPIXのチャートも御覧下さい。

関連するQ&A

  • ゼロ金利と投資について

    最近まで学校でマクロ経済(ケインズ理論)について勉強していました。 授業では利息がさがると投資が増え、生産が上がると教えられました。 ここで疑問なんですが、最近まで日本はゼロ金利でしたよね?この場合企業などのへの投資(融資?)は増えていたんでしょうか?私はあまり景気がよくなったとは思わないし、ゼロ金利がなんの為に導入されたのかもいまいちピンときません。ゼロ金利というのは、融資の利息をほぼゼロにしていたということなんですか?  最近ゼロ金利解除と発表されたようですが、この場合 利子率があがり投資は減るということになるんでしょうか? 全くもってわかりません!これについて分かる方、あるいはこれについての分かりやすいサイトをしってる方、ぜひ教えて下さい!

  • 消費税増税凍結なら金利は上がるのか

    消費税増税を凍結したら金利が上がって不景気になるという説がありますが本当でしょうか。 設備投資をしようとする経営者を考えます。もし経営者が消費税増税凍結により景気が悪化するだろうと考えていたとします。その場合は、売り上げが下がると考えるのですから借金をして設備投資などしないでしょう。そうすると借り手が減るわけですから当然金利は下がるのではないですか。それでも金融機関が無理に金利をつり上げたら、誰も借りなくなりますから、金融機関は破綻しますね。融資を行わない銀行など無意味ですから銀行など必要なくなります。 もし経営者が消費税増税凍結により景気がよくなると考えたとします。それなら将来売り上げが増えると考えるわけですから、金利が上がっても融資を受けて設備投資をし、売り上げを伸ばした方がよいと考えるでしょう。経営者がみんなそう考えれば、銀行貸し出しが伸び設備投資が増え景気が良くなりますから、それは「良い金利上昇」であり歓迎すべきでしょう。つまり消費税増税凍結はよいということになるのではないですか。 国債の投げ売りが始まり国債が暴落するという説があります。でも今までも消費税増税を行わなかったのに暴落は起きませんでした。金融機関が国債を売った後、株とか外債とかを買うのでしょうか。それなら株高・円安が進み景気がよくなりますね。政府の売っている国債の7割を日銀が買っている現状ですから、政府の財政破綻を防ぐにはもう少し日銀が買い増せばよいだけで国債の暴落などあり得ないと思いますが、如何ですか。

  • 金利上昇?いつ?

    量的緩和が解除されいずれは金利が上昇すると言われて久しくたちますが、金利があがるどころか長期金利の方はむしろ下がっております。皆さんは今後の金利についてどうお考えでしょうか?今後の投資に向けて参考にさせてください(これだけ景気上昇が続いて金利が上がらないということは、どこかでバブルが起こっているのでしょうか?)

  •  量的緩和政策でゼロ金利よりも、金利が下がる?

    「日本銀行当座預金残高を増やすことによって、どのような効果が期待できるのですか?」に対して次のような答えがあります。   期待される効果としては、次の 3つが考えられます。  (1) 短期金利の一層の低下。  (2) いわゆるポートフォリオ・リバランス効果。日本銀行当座預金は、安全ですが利息を生まない金融資産です。これが積み上がれば、金融機関はより有利な運用先を求めて貸出や債券・株式投資などに資金を回すことができるのではないか、という考え方です。  (3) 期待効果。「日本銀行が資金供給を増加させれば、いずれは物価上昇や景気回復につながる」という予想が人々の間に生じて、企業や家計の景気に対する見方が改善されることで、企業の設備投資や個人消費が改善すると期待されます。    どなたかこれを説明して下さい。特に (1) 短期金利の一層の低下。 量的緩和政策以前からゼロ金利政策が実行されていた。日本銀行当座預金残高を増やすと、ゼロ金利よりも低金利になる?  (2)に関して言えば、これでは「日本銀行当座預金を取り崩して、資金を回す」と読める。本当ですか?せいぜい20~30兆円市場に回しても、M2+CDの705兆6000億円に影響はないでしょう。  (3)に関して言えば、グリーン・スパンさんが言えば影響力もあるけれど、福井俊彦さんではどうもね………  私にはどうも納得できないので、どなたか説明してください。

  • 金利についておしえてください。

    金利についておしえてください。 (1)現在、円高より、政府と日銀が介入とありますが、具体的にどうすることなのでしょうか? どう効果あるのでしょうか? また、市場はなぜ日銀介入とか首相が代わるとか政治に絡むと、日経平均や金利に影響でるのでしょうか? 具体的にどのような仕組みなのか教えてください。 (2)長期に借入するときなど銀行金利は、国債10年もの金利を参考にするみたいですが、どういうことか仕組みを教えてください。

  • 「金利裁定は高金利通貨を減価させる」のでしょうか?

    おしグー紹介のサイト↓を読んで、外貨投資に理論的リスク・プレミアムがない点は理解できました。(目からウロコでした) まだわからないのは、「金利裁定があるから、高金利通貨は減価する」という説明です。 ・金利裁定を通じて、先物の為替レートに金利差が織り込まれるのは理解できます。 ・インフレ率を無視して名目金利で考えるのがおかしいのもわかります。 ただし、A国のほうがB国よりも実質金利と実質GDP成長率が高ければ、(ABの経常収支が均衡していても)他の条件が同じなら、A国通貨がB国通貨に対して強くなる気がします。 (市場が効率的なら、現時点で実質金利が高い通貨を買えば儲かるとは限らないという点は、理解できます。) 1) 裁定取引によって先物レートに織り込まれるのは、「名目金利の金利差」で、実質金利は無関係という理解で合っていますか? 仮に、手数料ゼロ、    ドルの金利は、名目2%、実質1%    円は、名目・実質とも0%   とします。    いまの現物レート……$1:¥100    12ヶ月限の先物の現在レート……$1:約¥98.04    1年間現物で運用した手取り……$1.02(実質価値1.01):¥100 両国の金利・インフレ率・実質為替レートが1年間変わらないと仮定すると、    1年後の名目為替レート……$1:約¥99 これで合っているでしょうか??? 2) もし上の考え方で正しければ、「金利裁定によって高金利通貨が減価する」「金利裁定があるにもかかわらず、円キャリーが起きている」 のではなく、 「金利裁定によって高金利通貨の先物が実質価値以上に安くなりすぎるから、円の先物が売られ、現物の下落を加速する」ような気がするのですが???? (ただし、仮に米国が超インフレで名目金利が高く、デフレの日本より実質金利が低ければ、円に対しドル先物が猛烈に売られると思います。) ……どこか根本的に誤解しているでしょうか。 よろしくお願いします。

  • ファイナンスの金利の求め方について教えてください!

    【問題】 太郎さんは今から一年後に満期を迎える金利15%の証券に投資しました。ちょうど、同じころ、次郎さんは今から二年後に満期を迎える金利12%の証券に投資しました。太郎さんは一年後に満期を迎えたら、また一年間の投資を考えています。太郎さんが一年後に投資する証券の金利は何%ですか。 求め方がわかりません。 よろしくお願いします、、、

  • 世界中の長期金利が上がっています

    ここ1ヶ月、世界中の長期金利が上がっていると報道されています。 質問ですが、 1. たとえば国債はあらかじめ利息が設定されていますよね。 長期金利が上がるとは、国債が額面割れで取引されて、 実質利回りが上がっているという認識でよいのでしょうか? 2. 国債を売った投資家は、その資金をどこに投資しようと考えるでしょうか? 3. このまま長期金利が上がると、経済にどんな影響をあたえると予想できますか? 究極の事象は、国が利息を払えなくなりデフォルトでしょうが、 直近における具体的な事象(米国債が上がって円安方向に向かっているなど)が知りたいです。 よろしくお願いします。

  • FX投資は金利の良い国で選定するのが得策ですか?

    当方、FXに投資するなら現在、好景気で金利の良い国 (例えば、現在ならNZ、金利5%位)で選定するのが いちばんの得策だと考えています、 何故なら為替レートの変動は誰にも予測できません。 対して金利は確定しています、勿論、景気によって変動してきますが。 因みに投資金額は500万円くらいでレバレッジは2,3倍、 寝かしておける期間は5年内。 この設定ですと上記の考えは得策でしょうか? 宜しくお願い致します。

  • 金利の動き

    (1)名目短期金利が0%になると、現金通貨の保有と短期国債の保有が、投資家にとって無差別になる。 (2)名目短期金利が0%の状態で、デフレになると、実質短期金利は必ずプラスになる。 (3)短期金利が上昇する時、長期金利は必ず短期金利の幅を超えて上昇する。 (4)長期金利は常に短期金利よりも高い。 という○×問題があるのですが、金利の動きについては詳しくないものでして、色々調べてみましたものの、よくわかりません。 (1)は、金利が0ということは、国債価格は天井を売っているが、しかし、金利がゼロということは預金しても意味がないし、結局投資する以外は、何をしても同じなので、無差別になる、つまり○でよろしいのでしょうか? (2)は、最近の日本経済は、デフレの状態でゼロ金利だったんですよね、確か? あまり詳しくないもので、間違ってたらすみません。 もし、そうであれば×ということですかね? (3)、(4)は、ちょっとどう考えればよいか分かりません。 お分かりになる方がいらっしゃれば教えていただけると助かります。 よろしくおねがいいたします。