• ベストアンサー
  • 暇なときにでも

「金利裁定は高金利通貨を減価させる」のでしょうか?

おしグー紹介のサイト↓を読んで、外貨投資に理論的リスク・プレミアムがない点は理解できました。(目からウロコでした) まだわからないのは、「金利裁定があるから、高金利通貨は減価する」という説明です。 ・金利裁定を通じて、先物の為替レートに金利差が織り込まれるのは理解できます。 ・インフレ率を無視して名目金利で考えるのがおかしいのもわかります。 ただし、A国のほうがB国よりも実質金利と実質GDP成長率が高ければ、(ABの経常収支が均衡していても)他の条件が同じなら、A国通貨がB国通貨に対して強くなる気がします。 (市場が効率的なら、現時点で実質金利が高い通貨を買えば儲かるとは限らないという点は、理解できます。) 1) 裁定取引によって先物レートに織り込まれるのは、「名目金利の金利差」で、実質金利は無関係という理解で合っていますか? 仮に、手数料ゼロ、    ドルの金利は、名目2%、実質1%    円は、名目・実質とも0%   とします。    いまの現物レート……$1:¥100    12ヶ月限の先物の現在レート……$1:約¥98.04    1年間現物で運用した手取り……$1.02(実質価値1.01):¥100 両国の金利・インフレ率・実質為替レートが1年間変わらないと仮定すると、    1年後の名目為替レート……$1:約¥99 これで合っているでしょうか??? 2) もし上の考え方で正しければ、「金利裁定によって高金利通貨が減価する」「金利裁定があるにもかかわらず、円キャリーが起きている」 のではなく、 「金利裁定によって高金利通貨の先物が実質価値以上に安くなりすぎるから、円の先物が売られ、現物の下落を加速する」ような気がするのですが???? (ただし、仮に米国が超インフレで名目金利が高く、デフレの日本より実質金利が低ければ、円に対しドル先物が猛烈に売られると思います。) ……どこか根本的に誤解しているでしょうか。 よろしくお願いします。

共感・応援の気持ちを伝えよう!

  • 回答数1
  • 閲覧数461
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • 回答No.1
  • tiuhti
  • ベストアンサー率66% (447/668)

「金利裁定があるから、高金利通貨は減価する」というのは、このサイトで聞かれた事でしょうか?もし、そうなら、「高金利通貨は長期的には下がる」と繰り返し回答しているのは、私ともう一人の方ぐらいしか思いつかないので、私の説明をそう理解されたのかも知れません。もし、そうだったらお詫びします。ただ、ここでいう金利裁定って、ごく普通に「為替の直先スプレッドは金利差によって決まる」という事を示しているでしょうか?もしそうなら、「直先スプレッドが金利差どおり、もしくは、歪みがあれば割安の方が買われ、割高な方が売られて直ぐに均衡する」という動きによって、「高金利通貨は減価する」ってどういう意味でしょう?ちょっとよくわかりません。 名目金利と為替に関する私の考え方をまとめると以下の通りです。 1.高金利通貨国=高インフレ国という傾向が間違いなくある。インフレ率が高ければ、その国の生産コストが上がるので、国際競争力が下がり、経常収支が悪化して、その通貨は下がるはずだし、過去の歴史からその傾向は明らかに見て取れる。 2.名目金利の差は、誰が見ても判る事で、誰もが知っている事を使って「確率的に儲かるポジション」が出来たらおかしい。(効率的市場仮説みたいな考え方) よって、 A.上記1より「為替が上がるか下がるかは50:50。だから高金利通貨買いは有利」というのは間違い。 B.上記2より「長期的には、金利差を帳消しにする分だけ、為替レートは動く」と考えておくべき。 C.従って、長期的に売り買いどちらにも有利不利は無い以上、為替を売るか買うかは、金利で判断するのではなく、金利も一要素とした個々の相場観に従って判断すべき。 という事になります。Aに関しては、おそらく反対する人はほとんどいないと思いますが、Bについては、理論的には「ある通貨を売るか、買うかという点について、市場参加者全てが、どちらもEvenに考える。言い換えれば、売りも買いもどちらもリスクは同じと考えている」という前提が必要です。一般的にどちらか一方に偏った選好があれば、その歪みが為替に影響を及ぼしますから。この点については、なんとも判断のしようがありません。それに、この仮説が正しければ、先物レートを追いかけるように直物が動くはずですが、実際には、超長期は別として、ほとんどそう思えないですよね。 にも関わらず、Bのように考えるのは、『どういう歪みがあるのか、おそらくどうやってもわからない以上、とりあえず市場予想をニュートラルとして、それに対する自分の相場観でポジションをとっていくしかないだろう』という実務的な理由から来るものです。だから、「名目金利差を埋めに行くはずだ」という前提で、色々悩む事はお勧めできません。 さて、「実質金利の高い通貨を買うのが有利ではないか」という点ですが、まず、理屈にはあってますよね。更に、かなり大雑把なものではありますが、非常に長い目で見ると、どうやらそうらしい、という数字もあります。(↓の中の「長期的に見た為替レートの変動要因」をご覧下さい。) http://www.jbaudit.go.jp/kanren/gar/japanese/article21to30/j22d06.pdf じゃ、なんで「実質金利が高い通貨を買え」っていわないのかと言うと、長期金利を使うのか、短期金利を使うのか、インフレ率はどれを使うのか(消費者物価?GDPデフレータ?輸出入物価?)、あるいは予想インフレ率だとしたら、どうやて予想するのか(債券といった長期運用の投資家の動きを考えるのなら、長期金利と予想インフレ率が正しいはず)、といった、実務的な問題があり、よほど大きな実質金利差が開いてないかぎり、やってみてうまく行っても、ダメでも、運だけなのか、よくわからないからです。

共感・感謝の気持ちを伝えよう!

質問者からのお礼

tiuhtiさん、たびたびお世話になり恐縮です。昨日はありがとうございました。m(_ _)m 「裁定によって高金利通貨が減価する」云々は、お手軽っぽいブログも含め、複数のサイトで読みました。 よ~く考えると、僕が「裁定」の意味を取り違えたんだと思います。 「裁定」には、理論的にノーリスクのポジションを作れるのと、NT裁定みたいに相場観でやるのとがあるわけですよね? 御紹介のpdfのp.87下のほうに 「為替レートは短期的には思惑等の様々な要因で変動するが,中期的には実質金利差等, 長期的には裁定を通じて物価変動を反映した均衡レベルに向かう」 とあるのは、広義のほうで、「いまから資金をA国とB国のどっちに投資しても損得同じだろうな」と均衡するレートに落ち着く、という程度の意味でしょうか? 裁定は相場に対して中立のはずなのに、なんで相場を動かすんだ?と思っていました。納得できました。f(^-^; 御紹介のpdf、参考になりました。 >実務的な問題があり、よほど大きな実質金利差が開いてないかぎり、やってみてうまく行っても、ダメでも、運だけなのか、よくわからないからです。 わかりました。 だから、日米に実質金利差があっても、ある程度縮まると、急激に円キャリーの巻き戻しが起きるかもしれない、ってことですね。 ただ「実質為替レートが動かなければ勝てる」ポジションって、異常なほど有利ではありませんか? しかも、スワップ金利という確定リターンが来るし。 ん~~~、FXやっときゃよかった!<(´^`)> 何度も詳しく教えていただき、本当にありがとうございました。勉強になりました。

関連するQ&A

  • 長期金利の理論的な決まり方

    長期金利というのは理論的にはどのように決まるのでしょうか? 「名目金利 = 実質金利 + インフレ率」と言うのは周知の式ですが、名目金利にはそれ以外にも実質成長率や財政プレミアムも含まれているはずです。 実は、名目金利 = (実質金利) + インフレ率 = (実質成長率 + 財政プレミアム) + インフレ率 という事でしょうか?

  • 実質金利(世界)と名目金利(国内)

    世界の実質金利(2009年)が2%で、A国のインフレ率(2009年)が5000%の場合、A国の名目金利はいくらなのでしょうか?

  • 国債の金利上昇の問題

    国債の金利について質問です。 よく、インフレが起きると、金利が上昇して財政に悪影響ということを聞きます。 そこで、質問なのですが、 インフレが起きれば、名目金利が上昇するのはわかります。 問題は、実質金利だと思うのですが、実質金利はどのくらい上昇するのでしょうか? (たとえばインフレ率2%で実質金利は何%上がるなど) また、実質金利が上昇したとして、インフレ率ほど上昇しなければ、 すでに売ってしまった国債の市場での取引における金利が上昇しても、 政府としては、すでに売っているので問題はないように思えるのですが、 どうでしょうか?例えば、10年ものの国債で、販売時に設定した金利の分だけ 上乗せして返済すると思うのですが、これならば、市場で売買されるときの 金利が上がっても、問題ないように思えます。 もちろん、インフレ率2%のときに実質金利が5%とかそんな風になれば、 かなり問題だと思いますが、どうなのでしょうか?

  • 実質金利の定義は、引き算の計算式ですか?

    寝ぼけた質問で済みません。 ぼんやりとwebを見ていたら、「実質利率=名目利率&#65293;インフレ率」「実質金利=名目金利&#65293;インフレ率」との表現を見かけました。 後者も、実質金利や名目金利と表現しているのは、実額ではなく率なのだろうと思います。 ウィキペディアをみたら、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9F%E8%B3%AA%E9%87%91%E5%88%A9 「実質金利(じっしつきんり)とは、インフレ率、デフレ率、諸経費を考慮した上で実際にかかる金利のことである。 実質金利 = (預けた時、所有している時の名目金利)-(予期される物価の変動率)」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%88%A9 「実物を対価とする利子を実物利子、金銭を対価とする利子を貨幣利子あるいは金利と呼ぶ」との記載もあります。 日本語で、利子は実額で、利子率は率・レートと使い分けるのが普通だと、私は思っていました。   質問1:経済学?では、実額も率も同じ用語で区別することなく混在させることが一般的なのでしょうか。 それとも、ウィキペディアや一部の人が、混在させて用語を使うだけなのでしょうか。    &#65374;&#65374;&#65374;&#65374;&#65374;&#65374;&#65374;&#65374;&#65374;&#65374;&#65374;&#65374;&#65374;&#65374;&#65374;&#65374;&#65374; 実質金利 = (預けた時、所有している時の名目金利)-(予期される物価の変動率)で表すことができる。  自分が100万円の商品を購入する際の代金は銀行から名目金利5%で借り、物価の変動(インフレ率)が+4%だったとする。1年後の返済で105万円を支払う必要があるが、100万円の商品の価値は物価の変動に伴い104万円となっているため、実質的には差し引き1万円つまり1%の支払いですむ。上記の式で言えば5%-4%=1%となる。   この説明のまま適用すると、100万円を年率名目50%で借り、物価変動が年率40%の場合実質金利は年率10%と計算されます。物価変動が年率50%の場合実質金利は0%、物価変動が年率60%の場合実質金利は-10%と計算されます。 価値を物価変動で正規化するのであると、物価変動が年率40%の場合(150/140=107%、+7%)、物価変動が年率50%の場合(150/150=100%、±0%)、物価変動が年率60%の場合(150/160=94%、&#65293;6%)とする方が妥当な感じがするのです。 基準年の名目で除する方が簡単で使いやすい場合もあるのだと思いますが、、、。  実質経済成長率=実質GDP2/実質GDP1=(名目GDP2/デフレ&#65293;タ2)/(名目GDP1/デフレ&#65293;タ1)と計算するのであれば、(そうかどうかわかりませんが、、)、実質金利(率)も比率計算する定義の方がすっきりしそうです。 定義は比率での定義だが、計算上簡易で引き算にしても誤差は大きくならないことが多いということなのでしょうか。 質問2:実質金利の定義は、引き算の計算式でしょうか。

  • 長期金利について

    アナリストのリポート等で、為替レートは二国間の長期金利差で決まるといった主張を見かけますが、こういった場合、長期金利としてどのような指標を使用しているのでしょうか?また、この為替レート=長期金利差説を検証するために、過去10年間くらいの日米の月例長期金利データを収集したいのですが、その様なデータが掲載されているサイトがあれば教えてください。また、実質金利=名目金利-インフレ(日本ではデフレ)率といいますが、この場合のインフレ率とはいわゆるGDPデフレーターを使用するのが適当でしょうか、また上と同様にデータのサイトもあれば教えてください。

  • 実質金利、名目金利、期待インフレ率の関係性

    こんにちは。 経済学勉強中で、1点疑問がございます。 「実質金利=名目金利ー期待インフレ率」で決まり、 各国の実質金利は市場の調整作用によりおおむね等しくなると経済学の本にかいてあります。 ということは、実質金利を固定して考えると、デフレ脱却したいなら名目金利を上げれば期待インフレ率が下がることになるかと考えましたが、名目金利の引き上げは金融引き締め(マネタリーストックの減少)なので、デフレが加速する気がします。 どこかに考え違いがあるかと思いますが、ご教授いただけませんでしょうか? よろしくお願い致します。

  • なぜ、インフレ率から金利を導きだすことができるのでしょうか。

    なぜ、インフレ率から金利を導きだすことができるのでしょうか。 ニュースに以下の記載がありました。 ---------- 日米の名目の短期金利はほぼ 0%で同じ。にもかかわらず、米国のインフレ率は2%弱で、日本はマイナス1.5%程度というデフレだから、アメリカの実質金利は0-2でマイナス2%とマイナス金利なのに対して、日本は0-(-1.5)でプラス1.5%と、日本の実質金利がアメリカを大きく上回っていることがわかる。 ---------- ご回答のほど、宜しくお願い致します。

  • 物価と金利の関係

    ある新聞の経済記事に、いつまでも低下しない米国の失業率の説明として、次のような理屈(理論)が紹介されていました。 図式化すると、 生産性上昇→物価下落→実質金利上昇(名目金利がゼロの状況のとき)→経済規模の縮小 ここで、なぜ、物価が下落すると、名目金利がゼロの状況のときには実質金利が上昇するのかがわかりません。単に相対的に、という意味でしょうか。それなら、実際の経済規模は縮小することはないと思うのですが。 どなたか教えて頂けませんか。なお、経済にはあまり強くないので、できるだけ平易にお願いします。

  • 高金利通貨

    高金利通貨とその利息を教えてください。 過去のものでもかまいません。 メキシコペソ NZD なんかは知っています。 ちょっと前のブラジル(レアル?って読む??)が19.5%でしたっけ? 1日6,000%という通貨もあったとか(「ろくてんぜろ」、でなく「ろくせん」) ↑為替王ブログでみたような気がするんですが忘れました。 ご存じの方教えてください。 ポンドも高金利ですが暴落したんですね。 高金利通貨なので日本円、闇金でX%とかそういうのは駄目です。

  • アベノミクスに関する質問です。

    先日、経済雑誌を読んだ際に、「2年後に物価(消費者物価)が2%に達した時、長期金利が0.5%以下で低位安定するのは不可能で、2%程度に上昇するだろう」と書かれている記事がありました。 このメカニズムをいまいち理解することができません。 また、その記事は「実質金利を低下させることが不可欠で、名目金利をいかに抑えるか」という趣旨で述べられていますが、名目金利が上がることが必至とすれば、インフレ期待が高まったとしてもさほど実質金利は下がらないと思うのですが、どうなのでしょうか? 経済に詳しい方、御回答よろしくお願い致します。