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地球の天体衝突
こちらでの質問なのかわかりませんが、かぐやの映像を見て考えてしまいます、地球や月にはかなりの大小の天体衝突があり月にはその痕跡がはっきりと残っています、地球は大気や風、水、にためその痕跡が残っていませんが、確立は月とそんなに変わらないと思います、地球への天体衝突は1)地球の生成直後より10億年、2)10億年~20億年 3)20億年より現在 では確立は同じでしょうか? また現在は1)2)より確立は下がっているのか、同じなのか?つまり5000万年前に恐竜が絶滅した天体衝突以来大きな衝突はないようですが、地球の歴史を48億年とすると5000万年に一回の大きな天体衝突があったとすると100回近く生物が絶滅する衝突があったことになります、この衝突の確立は変わらないのか、現在は下がっているのか お分かりの方、回答願います、
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地球が誕生してから、すぐに生命が生まれたわけではありませんよね。生命の誕生は38億年くらい前といわれています。ただし、一般的に「種の絶滅」というにふさわしいような進化を遂げたものは、多細胞生物からでしょうから、その対象範囲は10億年くらい前からというのが妥当なところだと思われます。 次に、天体が地球に落下する確率ですが、これは以下のように考えられているようです。 直径1km以上: 10万~100万年に一度(人口が10%くらい減る程度) 直径10kn以上: 5000万年~1億年に一度(生態系に甚大な被害が出る規模) そして、この確率は、どんどん下がっています(どんどんといっても数千万年単位です)。なぜそんなことがいえるかというと、地球自体がそういう天体の衝突によってでき、その後段々少なくなってきたので、クレータ程度に済んでいるからです。地球にも実はクレータは残っており、現在135個のクレータが見つかっています(日本にもあります)。太陽系の他の岩石惑星・衛星はどれもクレータだらけですので、質問者さんがお考えのとおり、地球も同程度にクレータができたはずですね。最初は、頻繁かつ激しいぶつかり合いを繰り広げてきた太陽系も、次第に安定してきたので、最近は滅多にぶつからなくなっているのです。(そもそも何がぶつかって来るのかという問題もありますが、説明が長くなりますのでそこは割愛いたします)。 また、「種の絶滅」というのはよく誤解される言葉です。ここでいう種は三葉虫とか甲冑魚などという小分類です。つまり-念のためいうと-地球上の全生物が絶滅したという感覚からはほど遠いものなのです。 一般に大絶滅といわれるものは、(手元の資料では)5(6)回くらいあったようです。 参考-絶滅リスト- 4億3500万年前:科の27%が絶滅 3億6500万年前:科の19% 〃 2億4500万年前:科の57% 〃 (三葉虫など種の90%) 2億2200万年前:科の23% 〃 6500万年前:科の17% 〃(恐竜やアンモナイトなどの種の75%) (3500万年前:科の2% 〃) ※ただし、原因は天体衝突とは限りませんし、まだかなり仮説のものです なお、今後、異常接近する可能性のある天体については「潜在的危険小惑星」「PHAs」などで検索をかけてみてくださいませ。
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- LEVELUP100
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日本スペースガード協会というのがあります。 ここの協会は地球に衝突するかもしれない小惑星を中心に天体観測をしています。 http://www.spaceguard.or.jp/ja/index.html ここをどうぞ。
お礼
ありがとうございました、
- k99
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物凄く雑駁な考えですが、衝突する天体は経年と共に減少するはずです。だって、弾が補給されないのにどんどん消費されているわけですから。 また、初期の太陽系は軌道が不確定な天体が多かったでしょうが、大引力(主に太陽と木星)によってふらついている奴はどんどん喰われた、現在の形に落ちついたと思われます。 と思ったら、そうでもない、最近4億年ぐらいは確率は増えている、という研究も出てきましたよ。 http://news.local-group.jp/naoj_news/335.html ま、とにかく、ちょっとは確率は変わっていると言うことらしいです。 ちなみに、恐竜絶滅規模の衝突は1回/1億年、ツングース大爆発規模で1回/250年と計算されているようです。
補足
説明ありがとうございます、参考URL大変興味深くみました、天体の衝突の確率の研究があるのですね、規模は別にして、最近の衝突は増えているという研究もあるのですね、また「オルトの雲」あたりから天体の規模は別にして無制限に供給されているので衝突確率は変わらない、という説もあるとのことです、いずれにしても大規模な天体衝突の確率は5000万年に一回という宇宙規模、それに比べれば人間の一生はまばたきする間もないほんの一瞬のこと、衝突を心配するのはあまり意味がないですね、実際は「DEEP INPACKT」の中だけのようですね
お礼
説明ありがとうございました、なんでこんな質問をしたのかというと 私の考えでは、人類が誕生してから500万年といわれています、 前回の大きな天体衝突は6500万年前とすると、人類はまだ天体 衝突を経験してはいません、 あなたがいわれるように、大きな天体衝突は5000万年に一回とすると恐竜が絶滅したといわれている6500万年前の衝突からすでに5000万年以上経過しており非常に単純な確率から次の衝突の確率が上がっているのではないか?人類は偶然5000万年に一回という天体衝突と天体衝突の間に偶然誕生し奇跡の進化をしたのではないか?と考えたからです、天体衝突の確率にもそうとう幅があるようで、またあなたが説明されたように確率も下がってきているようなので人類が滅亡するまでには天体衝突が起きないような気がだんだんしてきました、天体衝突以外で人類が滅亡することの無いよう地球環境などに注意したいものです、