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本皮シートの良し悪し

今日、レクサスLS460のバージョンSを見て来ました。本皮シートが付いていました。BMWと比べて、座った感じは少し柔らかく、触った感じでは皮が薄いように感じました。でも、そう悪い感じはしませんでした。 ただ、皮シートとして、柔らかく薄いというのは良いものなのでしょうか? 平成3年式のセルシオの皮シートは、表面がはげて線維が出てきましたが、平成元年式のBMWの皮シートは深いしわはありますがはげてはいません。 やっぱり、レクサスといえどもシートはBMW(メルセデスなどの外車)のほうが良いのでしょうか?

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noname#107878
noname#107878
回答No.4

 レザーの柔らかく薄い、あるいは硬めで厚い.....ということと品質の良し悪しとは直接の関係はありません。良い品質のものは薄くても厚くてもそれなりにいい感じがします。ただ、厚いにしろ薄いにしろ、それぞれに良いレザーとしてのグレードはあります。  ですが、わたくし個人の評価で言うと、国産高級車のシートに使われているレザーはそう品質的には低いものではないと思います。ドイツ車のレザーは実際に乗ってみてあくまでも堅牢第一の実用本位、さほど高級レベルのレザーとも思えません。もしBMWやメルセデスのレザーが良く思えたなら、やはり日本人のアタマに深く刻み込まれたトラウマ「ベンツ伝説」に支配されているだけだと言いたいのです。  また、縫製や仕上げ、あるいはアンコの詰め具合などに関しては、ひと昔前なら英国のコノリー社のシートが世界最高と言われていたものでしたが、ジャガーなどのシートを見るにつけても、今日の国産車では、もうむしろコノリーに匹敵するほど高く評価できるレベルにあると言っていいと思います。  問題はレザーの使い方と日常の乗り方との関係です。ドイツ車などは厚めで比較的硬いレザーを使い、わりにタイトに縫製していますから、たとえば乗り込む際に左から右に(左ハンドルで)お尻でレザーを擦ることで、次第にレザーが左から右に寄せられるといったこともありませんし、ズボンのお尻のポケットのボタンで引っ掻いてもまあ大したキズにはならないといった実用的な「良さ」はあります。  その反面、自分で急カーブを切りながらお尻がズルッと滑るといった珍現象も起きますし、寒い朝などではお尻が冷たく感じられますからシートヒーターなどというものも必要になったりもします。  これに比べると薄く柔らかいレザーはどこか優雅で、豪華なリビングのソファーを連想させてくれます。ましてルーズ張りにしたシートなどは腰を下ろした瞬間とても安らぎを覚えるものです。  ただし、こちらにも欠点はあります。それはドイツ車のケースとまったく逆の現象。柔らかいだけにズレや伸びが出やすいことは事実です。ましてルーズ張りの場合は乱暴に乗り降りを繰り返すとテキメンにズレが出てきますし、シワが重なってクセになったりします。  お尻のボタンなどで引っ掻くのも要注意です。なにしろデリケートなのが薄くて柔らかいレザー、乗り込むときにはシートのことをちょっと気遣って乗り込むぐらいの気持ちも欲しいところです。それだけの心遣いをすればとてもリラックスできるのがソフトレザーの「良さ」となります。さて、あとは好み、どちらにしますか......。  それと、付け加えるなら、レザーは自然素材です。と言うことは、同じものは2つとないということです。表面がはげて繊維が出ることもあれば、10年乗っても、細かいヒビやくすみはレザーならではのひとつの「味」として、あとはなんともないといったこともある、このあたりは運でしょうか。  

R360
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かにブランド名や「B・B伝説」にやられちゃってはいますが。 日本車もかなりのものなのですね。

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回答No.5

日本とヨーロッパで、根本的に考え方の違いがあります。 ヨーロッパでは、耐久性のために革を使います。 典型的な例として、オープンカーは、革か、ビニールレザーの車を選べ、なんていうことを言います。 布製だと、埃がこびりついて、汚くなるからです。 ベンツや、BMW、ジャガーなども、丈夫ですが、特別に手の込んだ革ではありません。 そもそも「高級」な革を張る必然性を感じていないように見えます。 (ただし、なんともいえない雰囲気があるのは確かです) それに対し、日本では、ステータスのために、シートに革を使います。 もともと、日本は湿気が多いため、革シートは馴染みません。 それを、高い金を払って、高級車に乗るユーザーを満足させるため、あえて革を使います。 そこで、「高級」な革を演出する必然性が出てきます。 あれこれ、工夫も出てきます。 ただし、高級だから耐久性があるという訳ではなく、逆に反比例するケースも多いのは確かです。 もともと革というものは、水にも熱にも強いのですが、水と熱が同時に加わると、一発で「死んでしまう」という欠点があります。 冬の雨の日、ドアを開けただけで、シートに水がつき、シートヒーターがんがんで、大丈夫かなぁ、という感じはあります。 ただ、私はレクサスのSCに乗っていますが、1年3万キロ走って、別にへたってきた感じではないです。 セミアニリンは、むしろ耐久性に優れ、傷が目立たない、というのが特長です。 今は、大都市には巨大な家具屋があり、店員の知識も豊富ですから、一度ソファを買うフリをして行き、話を聞いてみると面白いかもしれません。 ただ、彼らは車のシートに関しては専門外ですから、あらかじめ欧州車のシート革をある程度調べておく必要はあります。

R360
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに、耐候性から皮を使うようになったとは聞いたことがありますが、日本には合わないのですね。

noname#107565
noname#107565
回答No.3

シートと言う総合的な部分で言えば、国産車のシートはなかなかレベルが高いと思いますよ。日本車のシートがなければ、外国車のシートがコレだけ発展したかどうかはわかりませんもの。 ただ、ドライビングに対してのポリシーと、そこから導き出されるシートに要求される要素のノウハウなどはドイツ車なんかは「さすがだなぁ」って思います。また、皮の使い方も外国のメーカーのシートの方が根拠はないですが上手なような気がします。馬車の時代からのノウハウなんでしょうかねぇ…不思議なんですけど。 皮シートが柔らかく薄いのが良いのかどうかは、その人の価値観でしょうね。痛んだら張り替えればいいのですし、皮シートはそれなりに手入れを必要としますから…。普通に使うのであればシートはエクシードなどの合皮や化学繊維でもいいと思いますよ、メンテナンスの事を考えると、本革は見た目の高級感は抜群で、座りごごちもいい感じではありますけど…いかんせん、本気で良い状態を維持したいとなると本革シートは手間がかかります。思っているよりも洋服も人体も汗や埃で汚れていますから、シートはかなり汚れやすい部品です。 シート「だけ」の良し悪しで言うと、レカロなどの専用メーカーが「さすが!」ですね。でも、各車メーカーはそれを目指してますよね。

R360
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かにドイツ車は良いんですけどね。

  • posh156
  • ベストアンサー率37% (231/620)
回答No.2

>柔らかく薄いというのは良いものなのでしょうか? シートは個人の好みでしょうから、良し悪しはその人の好みで決まるでしょう。 >平成3年式のセルシオの皮シートは、表面がはげて・・・レクサスといえどもシートはBMW(メルセデスなどの外車)のほうが良いのでしょうか? 「良い」の基準が「長持ちする」と思ってられる様に感じますが、他にもいろいろ有ると思います。  タイヤも「長持ち」するのが良いのか「グリップ」するが良いのか、使い方で決まるでしょう。 それでも、「革製品」については西欧の方に一日の長があるように感じます。 イタリア車の革シートで「さすが」とお国柄を感じるモノもありす。 まぁ、世界中から部品を調達する現在、自動車メーカーの考え方とコストのかけ方によるのでしょうが。 

R360
質問者

お礼

ありがとうございます。 ただ、レクサスのシートに座って、正直「悪くはないけど、安っぽいな~」とも思いました。

  • ogun
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回答No.1

国産の車は見た目だけで、本質はあまり良くありません。 採算主義に重きをおいているからです。 最初はいいんですが、少し使い込むと、すぐバケの皮がはがれます。 BMWなんかは、本当にいい材料を使用し、高品質に仕上がっています。 真のハイクオリティーを真剣に考えています。 MADE IN JAPANはまだまだです。

R360
質問者

お礼

ありがとうございます。 4600ccの車が850万というのは、高いようで、BMWとかメルセデスと比べると安いんですよね。レクサスもアメリカで当たったのは、値付けがうまかったからともいえますし。日本車にも、もうちょっとがんばってほしいな。

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