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アルゼンチンのグローバル化
アルゼンチンの政治について興味があり、 グローバリゼーションがアルゼンチンの政治に与えた影響について現在いろいろと調べているところです。 悪い面はすぐに見つかるのですが、果たして良い影響ってあるのでしょうか? みなさまのご意見を伺えるとうれしいです。 どうぞ宜しくお願いします。
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- mat983
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参考になると思います。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsie/Tohoku_Univ/1_2f.htm 1)グローバリゼーションの功罪 金融のグローバリゼーションは、国際的な資金過不足の調整を容易にすることにより、資本輸出国、資本輸入国双方の経済厚生を最大化するというのが、通常の教科書的説明である[1]。 資本輸出国は、国内の余剰資金を現時点で輸出し、将来時点で返済される資金で生産以上の消費を可能にし、また資本輸入国は、現時点の消費と投資のための不足する資金を輸入し、将来時点でそれを返済することにより、世界全体として効率的な資源配分が達成される。 このような資金過不足の調整の場が国際金融・資本市場であり、各国の金融自由化・国際化の結果これらの市場がグローバルに統合されることは、世界全体の経済厚生上望ましいとの考え方である。 ただし、このような「異時点間の最適化」という考え方の背景には、政府部門は中立的(均衡財政)であり、民間部門の最適な貯蓄(消費)・投資決定により一国の経常収支(資金過不足)が決定され、国際間の資本移動はこのような国際資金過不足を受動的・事後的に調整するという仮定がある。また、国際間の貸借がどのような資金形態で行われるかについては、特に問題とされていない。 しかし、90年代のエマージング・マーケットにおける通貨危機の原因を考えると、メキシコやブラジルなどのラテンアメリカ諸国における巨額の財政赤字の存在や、タイに典型的に見られるような、投資に必要な額を大きく上回る過剰な資金流入[2]による通貨危機の発生など、このような仮定は必ずしも満たされているとはいえない。また資金の形態を見ると、従来直接投資や銀行融資などの長期の安定的な資金流入に頼っていたエマージング・マーケットが、証券形態や短期の銀行融資に依存したことも、「21世紀型の通貨危機」を引き起こす原因となった。このように、一連の通貨危機はグローバリゼーションの負の側面であるが、その背景にアメリカを中心とする巨額の国際資金循環があったことは忘れてはならない。 http://www.geocities.jp/kenjro232/glob.htm 「反グローバリゼーション」 では貧困は無くならない 現在、多くの国で貧困層の広がりがみられる。遅れた国はもちろん、それは先進国にも広がりつつある。この貧困の原因を貿易や国際的な投資・グローバリゼーションの弊害によるものと決めつけて、グローバリゼーション反対を主張する人たちがいる。しかし、貧困をなくす具体的な方法はないように思われる。 グローバル化は人類の歴史であり、未来もそれは変わらないだろう。この流れを前提に、貧困問題を解決しなければならない。 グローバリゼーションに於ける、貧困問題解決は、当面、7時間労働制・労働制度の改革と減価償却資産・耐用年数30%伸長によって実現できるだろう。