- ベストアンサー
- すぐに回答を!
KHSO4の水溶液の液性
塩と塩基の単元の問題をやっていて、 「KHSO4(塩)の水溶液の液性を答えよ。」 というのがあったんですが、 「KHSO4はたぶん硫酸H2SO4と水酸化カリウムKOHが中和反応してできた塩だから、組み合わせは『強酸+強塩基』。だから中性だ。」 と思ったんですが、答えを見たら酸性でした。orz 化学が苦手なもんでなんでだかわかりません。 「強酸と強塩基からできた塩は中性。ただし例外としてNaHSO4は酸性である。」と『岡野の化学をはじめからていねいに』に書いてあったんでそれで考えてたんですが、わかりません。
- zutto10ban
- お礼率54% (174/322)
- 化学
- 回答数2
- ありがとう数11
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
- 回答No.2
- v_vll
- ベストアンサー率100% (2/2)
NaHSO4とNaHCO3はどの酸と塩基が組み合わさっているかを考えるだけでは不十分なのです。 キーは陰イオンです。 まず,硫酸イオン(SO4^2-)は電離しやすいです。 ので,NaHSO4は水溶液中で, NaHSO4 → Na+ + H+ + SO4^2- という電離を起こします。 H+が出てますよね?よってこれは酸性です。 KHSO4でも同じです。 ちなみに, NaHCO3の陰イオンCO3^2-は電離しにくいので, NaHCO3 → Na+ + H+ + CO3^2- とはいかず,むしろ, NaHCO3 + H2O → Na+ + HCO3 - + H2O → Na+ + H2CO3 + OH- となってOH-を生じるので塩基性になります。 高校範囲ではNaHSO4(KHSO4)とNaHCO3がなぜそのような液性を示すのかを問われることはほぼないです。 とりあえず覚えてしまいましょう。
その他の回答 (1)
- 回答No.1
- Ichitsubo
- ベストアンサー率35% (479/1351)
>KHSO4はたぶん硫酸H2SO4と水酸化カリウムKOHが中和反応してできた塩だから ここは正しい考えです。 >組み合わせは『強酸+強塩基』。だから中性だ。 一見すると正しいようですが誤りです。 硫酸は2価の強酸で、水酸化カリウムは1価の強塩基です。 これらが完全中和するとK2SO4ができるはずです。 KHSO4は、硫酸を中途半端にしか中和しておらず、まだ1価の酸のように働くことができます。 なので硫酸水素塩は KHSO4 → K^+ + H^+ + SO4^2- のように電離をし、酸性を示します。
質問者からのお礼
なるほど、まだ完全に中和してないからH+が残ってて、酸性を示すのですね。 回答ありがとうございました。
関連するQ&A
- 水溶液の液性を教えてください
水溶液の液性を教えてください。硫酸銅水溶液、過マンガン酸カリウム水溶液、ともに色のある水溶液ですが、それぞれの液性は、酸性、中性、アルカリ性のどれでしょうか・・・よろしくお願いします。
- 締切済み
- 化学
- 塩と塩の液性(酸・塩基)
水に溶解させたときの塩の液性 強酸と強塩基からできた塩は中性 弱酸と弱塩基からできた塩は中性 強酸と弱塩基からできた塩は酸性 弱酸と強塩基からできた塩は塩基性 とあったんですが、「塩の液性」とあるのに、塩が塩基性だとか、酸性だとか いうのはどういうことなのかわかりません。 これは液性のことをいってるのではなく、塩の性質のことをいってるので しょうか・・・?? 酸性塩でも液性は塩基性を示すものだってありますし、 混乱しています。 もうひとつ質問ですが、 CH3COONa + HCl → CH3COOH + NaCl 酢酸ナトリウムも塩酸も0.1mol/lずつです。 酢酸が加水分解しないのは、H+がHCl由来のものだからなのでしょうか。 しかし、Na2CO3 + HCl → NaHCO3 + NaCl Na+ + HCO3- + H2O → H2CO3 + OH- Na+がOH-と結合しないのが不思議なんですが・・・ Na+は強塩基由来ではないですよね? 酸塩基は混乱することがいっぱいで意味がわからなくなってきました。
- ベストアンサー
- 化学
- 塩の水溶液の性質をお願いします。
こんにちは、化学IIの塩の水容積の性質なのですが、 普通は強塩基と強酸からできた塩なら、その塩を入れた水溶液は中性になりますよね。そのように強塩基と弱塩酸なら、水溶液は塩基性になりますよね。では硫酸水素ナトリウムはどうなるのでしょうか、普通は強塩基、強酸によって中性になるはずなのですが、参考書の回答には三星と書いてあります。なぜなのでしょうか?長々と失礼いたしました。回答お願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- 正塩を構成する酸や塩基の強弱について
正塩の水溶液の液性ついて参考書等には、 強酸と強塩基からなる塩=中性 弱酸と弱塩基からなる塩=中性 強酸と弱塩基からなる塩=酸性 弱酸と強塩基からなる塩=塩基性 と書かれていますが、この「強酸」「弱塩基」等の 酸と塩基の強弱はどうやって判断すればいいのでしょうか。 正塩の化学式をみるだけでわかるものなのでしょうか。 ご回答お願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- 中性、酸性、塩基性を見分ける方法を教えてください。
学校で「中和反応と塩」の単元をやっているのですが、問題集の「水溶液の性質」を答える問題がわからなくて困っています。 問題文の水溶液が中性、酸性、塩基性のどれかを答えるという問題なのですが、まず強酸と弱酸、強塩基と弱塩基を見分ける方法がわかりません。 例えば、(Na2CO3)や(NaHSO4)の場合どういう風に解けばいいのでしょうか? ヒントだけでいいので教えてください。
- ベストアンサー
- 化学
- フェノールフタレインの液性
先日、中和滴定の実験をしました。 塩酸にフェノールフタレインを入れ、水酸化ナトリウムを少しづつ入れていきました。 フェノールフタレイン(市販のもの)の液性が酸性なのか、塩基性なのか、また、強さはどれくらいなのかよくわからないので、教えてください。 また、指示薬はどの程度までなら、影響はないのでしょうか。
- 締切済み
- 化学
- 弱酸と弱塩基からなる塩の水溶液の液性
弱酸と弱塩基からなる塩の水溶液の液性はどのようにして調べられますか? 強酸(強塩基)と弱塩基(弱酸)からなる塩の場合、 例えばNH4Clであれば、水溶液中で電離し、 NH4Cl → NH4^+ + Cl^- さらにNH4^+が加水分解し、 NH4^+ + H2O ⇔ NH3 + H3O^+ となって酸性であることがわかります。 しかし、弱酸と弱塩基からなる塩の場合、 例えば、CH3COONH4であれば、水溶液中で電離し、 CH3COONH4 → CH3COO^- + NH4^+ 両方がさらに加水分解し、 CH3COO^- + H2O ⇔ CH3COOH + OH^- NH4^+ + H2O ⇔ NH3 + H3O^+ となり、平衡式が2つ出てきてしまうため、 どのように考えればいいのかがわかりません。 いくつかの文献やウェブサイトを見たのですが、 CH3COONH4は中性であるとしか書いてなく、なぜそうなるのかがわかりません。 また、(NH4)C2O4も同じく弱酸と弱塩基によってできていますが、 こちらは酸性になるとありました。 同様になぜそうなるのかが書いてありませんでした。 どのように考えればいいのでしょうか。 上の2つを例に詳しく説明していただけると嬉しいです。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- 炭酸水素ナトリウムの液性
NaHCO3の液性は… これは酸性塩ですが、液性は塩基性です!と書いてありました。 炭酸水素ナトリウムは、水酸化ナトリウム(強塩基)と炭酸(弱酸)だから、塩基のほうが強いから塩基性! っていう風に説明されると、そうか…。と思ってしまうのですが。 NaHCO3って水中でNa+ H+ CO3^2- に電離しますよね…。 H+が発生してるってことは、アレーニウスの定義より「酸性」の気もするのですが…。
- ベストアンサー
- 化学
- リン酸カリウム緩衝液と酢酸の反応
リン酸カリウム緩衝液について勉強しているのですが、酢酸を加えたとき、どのような化学反応が起こっているのでしょうか。 リン酸カリウム緩衝液内のKOHと酢酸の中和で酢酸カリウムができたのかなと思っているのですが、他にリン酸も入っているので、また 強酸と弱酸の塩の反応が起こるようにも思えますし。 どなたか教えて頂けないでしょうか。
- ベストアンサー
- 化学
質問者からのお礼
丁寧な回答ありがとうございます。 う・・・化学式は似てるのにNaHSO4とNaHCO3では電離のしやすさが理由で液性が違うのですね。。。これは引っかかりそうです。 >>高校範囲ではNaHSO4(KHSO4)とNaHCO3がなぜそのような液性を示すのかを問われることはほぼないです。 とりあえず覚えてしまいましょう。 そう言い切ってもらえると安心できます。