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現代科学で・・
今、アポロ11号の映画を見終わったところです。確かに人類は月に降り立ったのに今では本当に映画の中の世界なんだなぁーと感じました。30年以上前の科学の最先端で月にまで行くことができたんですよねー。そこでフット疑問が湧いたのですが、今の科学技術では実際人類は宇宙のどこまで行くことが可能なのでしょうか?地球に戻ることを想定しなければ、太陽系の外に出ることも出来るのですかね。
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私も見ました。 今の日本にも国を一つにまとめ上げるような巨大なプロジェクトが欲しいですね。 ・・・と心から思った次第です。 さて、回答ですが、 現代の技術でできる→冷凍睡眠なし (まだ実現しとらんはず?) 現代の技術でできる→完全閉鎖循環生態系もなし バイオスフィア2の失敗を見れば明らか。 現代の技術でできる→液体燃料ロケットのみ 乗員は一人、精神的にはかなり強靭 地球には帰ってこない。 金に糸目はつけない。 という条件のもとで考えてみました。 まず、人間の一日の酸素要求量は330リットル=470gぐらい だそうですが、 生態系はないとはいえ、ある程度植物は持っていかないと非能率でしかたないでしょう。 なので、これで酸素をまかなうとして、もってく酸素の量は無視することにします。 次に水。これも循環させましょう。無視します。 で、問題は、食料とエネルギーですが、 スペースシャトルは、30トンぐらいのものを軌道上まで持っていけるようなので、 極端ですが、30トン「すべて石油で持っていく」と仮定します。 (エネルギーさえあれば、食料なんてなんとかなるって) 人間の一日の消費エネルギーは、2万kcal これは現代先進国の消費エネルギーを2倍以上上回ってますから、とりあえず十分でしょう、ということで出した数字です。 また、石油(灯油、重油などありますが、ここでは細かい違いは無視)の燃焼エネルギーはおよそ1万kcal/kg すなわち、 人間の一日の消費エネルギー=およそ石油2kg ということです。 ここでは、30トン持っていくので、 15000日=40年分になります。 太陽系脱出を想定したいのですが、そのために必要な速度は、42km/sとやたら大きいので、 そのために必要な加速はスイングバイで得るとします。 ここでは、とりあえず、地球圏を脱出するための速度(第2宇宙速度;11.2km/s)で 等速運動すると考えます。 これもかなり過激な仮定です。 以上の推論から、40年×11.2km/s=10^10km これは太陽-地球間距離の100倍ぐらいです。 無理な仮定が多いと思いますが、私の知識ではこのぐらいの計算がせいっぱいです・・・ 私の感じでは、この仮定のもとでは、火星がせいぜいだと思うんですがね。
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- nozomi500
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人工冬眠して、食糧や寿命を気にしなければ、かなり遠くまでいけるでしょう。 「ボイジャー」は太陽系のちょっと外(?)まで出るのに何十年かかっています。 となりの太陽系まで数光年、は、むりでしょうが。
お礼
ありがとうございます。一番近い恒星で4光年と聞きました。でも、人間は光速移動は出来ないのですからやはり気の遠くなる話なのでしょうね。
- First_Noel
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1.お金の問題 莫大な研究開発費を国が国民が認めてくれるか? 2.技術的問題 これは既にボイジャーやパイオニアが太陽系外に出ています. 3.生物学的問題 長時間宇宙にいることによる重力,宇宙線等の影響 と言う辺りがぱっと浮かびます. 特に3は,それの解決により2にも影響して来ます. 乱暴に言えば,宇宙飛行士が地球へ戻らず,放射線にがんがん曝露されても良い, 変化のない環境に精神を病んでも特に構わない,と言うのであれば, 1が解決されたとして,現行技術で可能だと思います. しかし結構この3の問題が,大変なようです.(データがない.) 実際のところは,月面着陸が, 「5歳の子供が近所のスーパーで買物できた」 だとすれば,火星着陸は, 「東京から新幹線で大阪に行って戻って来る」 くらいの開きはあります. 余談ですが,映画も面白いですが,脚色無しのドキュメンタリもなかなか 興奮できますよ.ドキュメンタリ映画「宇宙からの帰還」は,アメリカの 宇宙開発史をまとめたものですので,オススメ!です.
お礼
ありがとうございます。「宇宙からの帰還」さっそく探してみますね。いつも行くレンタル屋さんにあるといいのですが・・・
お礼
詳しい回答をありがとうございます。やっぱり火星が限界ですかね。でも、開発費用がなんとかなればもっと技術は発達も出来るのでしょう。 望遠鏡の発達で宇宙の果てにだいぶ近ずけたのに、やはり、見ると行くは大違いですよね。