アマガエルの体の色の変化と視覚について

このQ&Aのポイント
  • アマガエルは周囲の環境に応じて体の色を変化させることができます。
  • 保護色の観点からすると、アマガエルは周辺の色を視覚的に認識し、体の色をそれに合わせて変化させています。
  • アマガエルの体の色の変化と視覚に関する詳細な仕組みはまだ解明されていないため、現時点では不明な点が多いです。
回答を見る
  • ベストアンサー

【アマガエルの体の色の変化】視覚での色の認識はあるのか?

アマガエルは、 【色の変化は、まわりの環境、温度、湿度、明るさなどに応じてホルモンを分泌し、皮ふの色素細胞を拡張・伸縮させることによる】 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%A8%E3%83%AB ということですが、アマガエルは色の認識をしているのでしょうか? 保護色の観点からすると、周辺の色を認識し、 それに近い色に体の色を変化させているのだとすれば カエルは色を『視覚的に』認識しているということでしょうか? それとも、細胞が色の認識をしており(そういう機能がある)、 それに合わせてカエルの視覚とは関係なく変化するのでしょうか。 お詳しい方、何かご存知でしたら教えてください! よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.1

カエルの体色変化は,内分泌学では神経内分泌反射といいます。目からの視覚情報(神経)により,脳下垂体中葉からインテルメジン(MSH)等のホルモン(内分泌)が分泌され,黒色素胞等がそれらに反応しまして体色変化を起こします。反射ですから,我々の瞳孔が光の強さで開いたり閉じたりするのと同じです。「認識」とはどのような意味でお使いなのか解りませんが,背景の認知とは関わりなく生じているものです。 遺伝的に目のないカエルがいます。これは自然状態では真っ黒なのですが,LSDを投与しますと体色が変化します。中毒状態ではつかんだだけで体色が白く変わります。つまり体色変化そのものには視神経は必要ありません。何らかの形で視床下部に情報が伝わればよいわけです。 ご推測のように,黒色素胞等は細胞自体に光受容タンパクがあります。しかし,これがどのように機能しているのかは解っておりません。体色変化につきましてはまだまだ解らないことの方が多いのです。何かの参考になりましたなら…

wiki-pro
質問者

お礼

ご回答いただき、有難うございます! とても専門的な回答を頂けて、非常に嬉しいです。 >つまり体色変化そのものには視神経は必要ありません。 >何らかの形で視床下部に情報が伝わればよいわけです。 周囲が緑色のとき、緑色そのものを色彩的に感じるのではなく、 何か色彩とは別の情報を得ることによって体色変化するということでしょうか。 そもそも色彩概念の無い状態で、体色変化というのは不思議です。 単純に反応としてそうなる、といって納得できないくらい精密だと思うんですよね。 まだ謎が多いのですね! とても参考になりました!ありがとうございます。

関連するQ&A

  • 視覚言語に手話が含まれていない理由は?

    「視覚言語(しかくげんご)とは、視覚を利用する言語。 視覚は3次元的に認識されるため、空間的位置を、人間のコミュニケーションや相互作用を統べる規則として使う。また、視覚で認識した順序も同時に規則として使う。 視覚言語には、文字、動作・表情語、点字、結縄文字、手旗信号、合図などがある。」~ウィキペディア「視覚言語」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%96%E8%A6%9A%E8%A8%80%E8%AA%9E しかしこの定義の中には手話、指文字、手文字が入っていません。 手話の定義には「視覚言語で、音声言語と並ぶ言語である。」とあります。 音素(たとえば日本語なら「あ」)を動作で表現するのが視覚言語と仮に定義していますと、たとえば上の定義に入っている手旗信号http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%8B%E6%97%97などは「あいうえお」にすべて信号が振ってあります。これは手話も同じようです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%8B%E8%A9%B1 「見て認識する」のですから確かに視覚言語です。それは手話も同じです。しかし同じ視覚言語である文字や文字に似たもの(点字など)は視覚言語の範疇ですが、手話等はなぜ定義に入っていないのでしょうか?なにか手話等には特徴があるのでしょうか? 同じ視覚言語の範疇の文字と動作等では表記と仕草の違いはあるためこれらは視覚言語としてさらに音声か非音声とに分けることができると思いますがどうでしょうか?

  • 視覚障害者誘導用ブロックについて質問です。

    視覚障害者誘導用ブロックについて質問です。 視覚障害者誘導用ブロックは目が悪い人のための物ですよね? 白内障の人は黄色変化という現象が起こるのになぜ目が悪い人が認識しにくい黄色を視覚障害者誘導用ブロックとして使用しているのでしょうか? また白内障の人は黄色変化という現象で黄色をどのように見えているのか教えてください。 白内障の黄色変化の人が認識しやすい色も教えてください。

  • 貴方の選ぶ「尤も評価・人気が著しく変化した人物は」

    最近では小保方氏<STAP細胞>や佐村河内氏<現代のベートベン・ゴーストライター問題>、少し以前には中江滋樹氏<兜町の風雲児・投資ジャーナル事件>とかが思い浮かびます。 それでは、貴方の選ぶ変動幅の大きな人物とは・・・ ◇歴史上の人物では誰ですか? ◇評価や人気が好転・うなぎ上りに成った人物or逆転し落ち目に成った人物と言えば? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E4%BF%9D%E6%96%B9%E6%99%B4%E5%AD%90 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E6%9D%91%E6%B2%B3%E5%86%85%E5%AE%88 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%B1%9F%E6%BB%8B%E6%A8%B9

  • 人間ははたして同じ色を知覚しているのか

    ニュートンは、 「正確に言えば光には色はない。ただ色を与えるような力や性質があるだけだ」 と言ったと聞きます。それを前提として・・・ 人間が見ている視覚像においてまったく同じ色を見ていると言えますか? 光に色がついていない以上、その色を決定するのは人間の知覚器官、もしくは脳により決まるということでしょうか。 もしそうであるなら人間が見ている色には個人差があるということになるんじゃないでしょうか。 たとえば、AさんとBさんに同じ波長の光線をあて、Aさんの脳に描かれる視覚像においてそれは「赤」として映るとします。Bさんの知覚像でも一応「赤」として認識されるとして、しかしそれはAさんと全く同じ「赤」として映っているのでしょうか。(つまりBさんが見ている赤がAさんから見れば少し黒ずんだ赤だとか。) それより第一に、AさんとBさんが全く同じ色を見ているということを調べるすべはあるのですか? ほとんどの人が 「赤」-> 暖かい・興奮する というイメージをもつことから大体同じ色を見ているということは想像出来るかも知れませんが、細かい色調まではどうかなとおもいます。 でも考えてみれば『「赤」-> 暖かい・興奮する』 ということでさえ人間が生まれてからその人個人の視覚によって得られた「周りの人間とは閉じた経験」によるものではないでしょうか? 感覚知覚に関して詳しい方よろしくおねがいします。 うまく言葉では説明ができなくてもうしわけないのですが、わかりにくい箇所があれば言ってください。

  • 好きな色(こだわりの色)で珍しい色を探しています。

    好きな色(こだわりの色)で珍しい色を探しています。 建物や服、ウェブデザインなどでいい色だな~と思うことが良くあります。 私が少し前に見つけたのは浅葱色(あさぎいろ)です。 下記URLより色が見られます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%85%E8%91%B1%E8%89%B2 皆さんも好きな色があると思うのですが、その中でも一般にある青や赤などではなく、 みんなが知らないような色でこだわりの色を知っている方がいましたら教えていただけないでしょうか? よろしくお願いします。

  • サイトカインのmRNA発現に変化があるが、培養上清には変化がない

    サイトカインのmRNA発現に変化があるが、培養上清には変化がない ある試薬Aが培養細胞のサイトカイン発現に与える影響を検討しています。 これまでに試薬Bで培養細胞を処理することで、 いくつかのサイトカインのmRNAおよび培養上清中のタンパク量が増加することがわかっています。 今回、試薬Aにて前処理を行うと、前述のmRNA発現上昇が抑制されることがわかりました。 しかしながら、(様々な条件を検討しましたが)培養上清中のタンパク量の増加は抑制が認められません。 今後、同サイトカインの細胞内蓄積量をWesternBlotにて検討することを考えています。 (mRNA発現はrealtime-PCR、培養上清中のタンパク量はELISAキットにて測定しました。) このように、「分泌タンパク量には変化がないようなmRNA発現変化」は 生体において、あまり意味をなさないように思うのですが、 どのような解釈が考えられますでしょうか?

  • 動詞の人称による変化について

    一口に、動詞の人称による変化はインド・ヨーロッパ語族の共通の特色だといいます。素人判断ですがラテン語系では、将来は動詞の人称による変化がなくなるであろうことを英語(三人称単数現在のみs)が暗示しているように思えます。英語では動詞に人称による変化がないからといって動作の主が不明になることはありません。 ということは最初から動詞の人称による変化がない言語もあって、それはそれで合理的なのだと思います(日本語、中国語も?)。 さて、質問です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%AE%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7 によれば言語の系統は30もあります。判る範囲で動詞の人称による変化の有る言語と無い言語で仕分けしていただけますか。動詞に人称による変化があることの必然性が理解できないので、実はこれの無い言語も多いのではないかと密かに期待しています。また、嘗てはあったが無くなる方向に移行中であると認められる言語が英語の他にあれば挙げて下さいませ。 よろしくお願いします。

  • ヘモグロビンは赤錆の色?

    ヘモグロビンは赤錆の色? 生物カテゴリで以下のようなQ&Aを見つけました。 http://okwave.jp/qa/q6138912.html このような言い方はよく耳にするような気がしますが、wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%A2%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%93%E3%83%B3 によれば、ヘモグロビン中の鉄は2価のままです。 赤錆のとき、鉄は3価かと思いますので、配位子場どうこう以前の問題として ヘモグロビンの色と赤錆の色は無関係かと思うのですが、いかがでしょうか?

  • 「全てのものは変化する」への批判への反論2

    以前、質問させていただきました「全てのものは変化する」のパラドクスですが、自己言及のパラドックス(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E8%A8%80%E5%8F%8A%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9#.E8.87.AA.E5.B7.B1.E8.A8.80.E5.8F.8A.E3.81.A8.E3.83.91.E3.83.A9.E3.83.89.E3.83.83.E3.82.AF.E3.82.B9.E3.81.AE.E9.96.A2.E4.BF.82)と本質的に同じと考えます。「「クレタ人は嘘つきである」とクレタ人が言った」という例のものです。同じものだとするとタルスキー(?)が示した解決法でひとつの説明がつきそうです。 論理学的に同じと考えるのは適切でしょうか? *仏教思想的には「諸行」と「諸法」は別ものということで納得しています。

  • 発色(色が見える)のメカニズム・しくみとは??

    検索サイトで頑張ってみたものの、わからなかったのでご教授お願いします。 「ものが色づいて見える仕組み」(“発色団”関係なのでしょうか??)について現在考えているんですけど、 http://www.1suteki.com/ironosikumi.html 今までこのサイト(中段あたり)にあるように、「対象物がその色のみを反射して、その色が見える」と考えていました。これは一応納得できます。 ところが化学系の本やサイトを見ると、 「対象物がその色の波長を吸収して発色する」(この表現が正しいかどうかはわかりませんが、このようなニュアンスです) と一部書いてあります。 この、「波長を“吸収している”→その色が“見える”」という流れがよくわかりません。 この部分の解説をぜひお願いします。 また、Wikipediaの『色素』の項目(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E7%B4%A0)を参照してみたところ、たびたび「可視光の吸収あるいは放出」という言葉が出てきます。 つまり、上記の二つのことを言うのでしょうか・・・? 以上の質問、非常にわかりずらい文章表現になってしまいましたが、 回答のほど、よろしくお願いします。