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蛍光灯のスイッチON・OFFについて

はじめまして、30代後半の男性です。実はエコについて真剣にお尋ねするのですが、私は小学校の時に家庭科の授業で『蛍光灯は頻繁にON・OFFを繰り返すと電気代がかかるので、15分以内であれば使わなくてもスイッチは点けっぱなしのほうがいい』と教えられました。当時は使い捨ての時代で現代のようにエコのことが取り立たされておらず、この教えが本当の意味でのエコなのか疑問です。女房はすぐにスイッチを切るので、15分のことを説明するのですが、電気が点いていればエネルギーは使用してるとの考えを主張します。頻繁にON・OFFを繰り返すことによる蛍光灯の寿命なども考えるとこの質問の回答は難しいかもわかりませんが、私も中年の仲間入りをしていますので、単に自己の電気代の節約という意味だけではなく、地球に対してはどちらがエコなのか?などとたいそうな事を考えております。私のモヤモヤを解決していただけますようによろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

>私は小学校の時に家庭科の授業で『蛍光灯は頻繁にON・OFFを繰り返すと電気代がかかるので、15分以内であれば使わなくてもスイッチは点けっぱなしのほうがいい』と教えられました。 蛍光灯を点灯させるには、エミッター(電子放射性物質)が充てんされた電極に予熱電流を流し、電子を放出しやすい状態にするとともに、電極間に高圧を印加することが必要です。 点灯時に電力を必要としエミッターが飛散するので、点滅回数が少ない方が良いのです。 一般的に多く普及している蛍光灯器具がグロー管と呼ばれる点灯管を使っていて、点灯時に予熱とパルス発生を繰り返してから点灯するので、蛍光灯の電極に充てんされたエミッター(電子放射性物質)が飛散して寿命が短くなります。 エミッター(電子放射性物質)が全てなくなると、蛍光灯は不点灯となります。 また蛍光灯は点灯時間の経過とともに、蛍光物質の劣化などによって次第に光束(明るさ)が減少します。 一般的に、全光束が初光束の70%になったときが、蛍光灯の寿命とされています。 グロー点灯管を電子式点灯管に交換すれば、1回の予熱とパルス発生で点灯するので、点灯管(グロースタータ)と比べ、蛍光灯の電極に充てんされたエミッターの飛散は少なくてすみます。そのぶん蛍光灯の不点灯までの寿命が長くなります。 点灯管(グロースタータ)はバイメタルの機械的な動きを利用しているためにランプ点灯までに2~3秒必要ですが、電子点灯管や電子回路内臓の器具は、即時(0.6~1.2秒)で点灯します。 ●点灯管・電子点灯管 http://www.akaricenter.com/fggrow.htm >女房はすぐにスイッチを切るので、15分のことを説明するのですが、電気が点いていればエネルギーは使用してるとの考えを主張します。 54Wの白熱電球1灯の点灯時間を1日1時間短縮した場合、年間で約20kWh、電気料金 約430円の節約になります。 54Wの白熱電球と同等の明るさを出す12Wの蛍光灯1灯の点灯時間を1日1時間短縮した場合、節約できるのは年間で約4kWh、電気料金 約90円です。 一方、省エネ基準達成率が117%と106%の蛍光ランプ器具(6~8畳用)の消費電力と年間電気代の比較すると、14kWh、電気代にすると1年間で約300円の差になります。 省エネ、節約を考えると、買換えなどするときには省エネ基準達成率が高い蛍光灯器具を選んだ方が善いです。 ご承知のように、長時間部屋を空ける時は消した方が経済的です。 ただし、蛍光灯の場合は極端に頻繁に点滅するとランプの寿命が短くなります 蛍光管は点灯するときに大きな負担がかかり、1回のON/OFFで寿命が30分程度短くなるといわれています。 蛍光灯をこまめに消して年間90円の電気代を節約できたとしても、蛍光ランプが年間で原価償却90円分以上の消耗をするようでは節約にはなりません。 ●照明器具の上手な使い方 https://link.chuden.jp/ecolife/use/use04.asp 最近のメーカー製品は点滅に強く、2万回もの点灯回数に対応したものが売られています。 また、電球型蛍光灯は最大限明るくなるまでに少し時間がかかりますので、使用時間の短いトイレでは、すぐに明るくなるように改良されているものを使用した方がいいでしょう。 ●パルック プレミア http://national.jp/product/conveni/lamp/ なお、明るさが調節できる器具には、必ず「調光機能対応型」電球型蛍光灯を使用してください。 ●調光器対応型パルックボール http://national.jp/product/conveni/lamp/cfl/index_d.html ちなみに、最近我が家では、9,000時間使用しても80%の明るさを維持し、消灯後に残光効果のある長寿命蛍光管を使っています。 性能的に明るさ等もアップしているし、スイッチを切っても1時間位はほのかに明るいので、安全面や節電効果を考えると良いかなと思っています。 ●ホタルック アルファ http://www.nelt.co.jp/navi/la_shga/fre_shga.htm >単に自己の電気代の節約という意味だけではなく、地球に対してはどちらがエコなのか?などとたいそうな事を考えております。 すばらしいお考えですね。 蛍光灯のことだけに限らず、身近なところでできる温暖化防止のメニューの中から“実践してみよう!”と思うものを選んで、毎日の生活の中でCO2排出量削減を目指そう、という取組に参加なさってはいかがでしょうか。 私はチーム・マイナス6%のチーム員となって、チャレンジ宣言しました。 (チーム・マイナス6%は会員サービスではないので、入会・退会といった制度はありません。) ●チーム・マイナス6% みんなで止めよう温暖化 http://www.team-6.jp/try-1kg/tm6_co2-1kg02.html

参考URL:
http://www.team-6.jp/
ae2001g
質問者

お礼

とても丁寧な回答をいただき感謝致します。しかも補足的に参考URLがあり、小さな疑問からとてもいい勉強になりました。なんだかエコという取組みに真剣に向き合っておられるようで、頭が下がる思いです。せっかくいろいろ教えていただいたので、まわりの人にも伝えてもっとエコを心がけようと思います。本当にありがとうございました!

その他の回答 (4)

  • sou_tarou
  • ベストアンサー率51% (196/381)
回答No.5

設定が多いので参考に >『蛍光灯は頻繁にON・OFFを繰り返すと電気代がかかるので、15分以内であれば使わなくてもスイッチは点けっぱなしのほうがいい』 蛍光灯は点けるときに高電圧を発生するので1時間程度の寿命を消費するらしいです。 点灯時間が短い場合、点灯で消費する電力と寿命をそれぞれ金銭換算して比較し、寿命を金銭換算したものより電気代の消費が少ないのであれば消さないでおこう(または点けないでおこう) という考えだと思います。 経済的には 蛍光灯1本 1000円として1万時間の寿命として1回の点灯に1時間の寿命を消費すると設定すると一回の点灯によって消費する金額は 1000円/1万時間=0.1円/回 蛍光灯を40Wとし、1kWhを20円とすると 1時間の点灯にかかる金額は20円×40W/1000=0.8円/H (1時間に0.8円) 蛍光灯1回の消費寿命と蛍光灯の電気代を比較すると 0.1/0.8で1/8時間の点灯で同じになります。 ということで7,8分で蛍光灯1時間分の寿命消費と点灯による電気代が同じくらいになります。 設定などを実情に変えて検討してみてください。 次にエコの話ですが、とりあえず二酸化炭素の消費量で進めようと思いましたが、環境省のHPから電力1kWhのCO2発生量は出ていますが、蛍光灯1本あたりのCO2消費量がわからなかったので あとは賢者の方に譲りたいと思います。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9B%8D%E5%85%89%E7%81%AF
ae2001g
質問者

お礼

データをお示しいただきわかりやすく回答いただきありがとうござました。数値を参考に金額だけではなく、エコを心掛けていきたいと思います。お世話になりました。

  • miitankoko
  • ベストアンサー率24% (286/1145)
回答No.4

蛍光灯ON時の消費電力は確かにかかりますが非常に短時間なのでそれほど気にすることはないでしょう。ON/OFFを連続的に1日繰り返せば謙虚な差が出るでしょうが使わない時間があるのなら消したほうが電気代は節約できるはずです。 ただ蛍光灯はON/OFF毎に蛍光灯の寿命を縮めます。そのため蛍光灯の買い替え代金も含めて15分とか言われているのかと。 ちなみにこの15分。私の聞いただけでも20分、40分、20秒などいろいろあります。 電気代を節約するのもエコ、蛍光灯を節約するのもエコ。 私は極短時間でなければOFFしています。

ae2001g
質問者

お礼

早速の回答をいただきありがとうございました。15分はあまり根拠がないような数値みたいですね。私も極端に短時間でなければOFFを心がけようと思います。

  • Kon1701
  • ベストアンサー率24% (1445/5856)
回答No.2

これは非常に難しいです。 まず、『15分以内であれば点けっぱなしのほうがいい』、これは必ずしも正しくありません。最近は、消費電力は消した方が少ない、とも言われています。 また、蛍光灯の寿命ですが、確かに点滅を繰り返すと寿命が縮まる場合もあります。メーカが一定間隔での点滅を行う試験では、特定の条件で寿命は短くなるのですが、別の条件ではほとんど変わりません。実際の家庭での使用の場合、どうなるか難しいところです。 さて、仮に○分以内なら消さない方がよい、とした場合ですが、本当に○分後に点灯が必要になっているか? これは予想が難しいのではないでしょうか? ○分以内だと思っていたけど実際にはそれより長くなることが少なくないのでは? であれば、とりあえず消しておいた方が電力の節約になることが多いと思います。

ae2001g
質問者

お礼

難しい質問をしてしまい申し訳ありません。『○分以内だと思っていたけど実際にはそれより長くなることが少なくないのでは?』これは大いに考えさせられました。全くその通りです。そこをもう少しよく考えて今後もエコしていこうと思います。ありがとうござました。

  • GAG666
  • ベストアンサー率21% (244/1118)
回答No.1

蛍光灯本体を光らせるのには、あまり電力は消費しません。 スイッチON時に使用するグローランプが問題なのです。

ae2001g
質問者

お礼

シンプルかつ的を得た回答をいただきありがとうございました。

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