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三人称で小説を書く場合の心理描写について

 三人称で小説を書く際の注意点として、人称の混同という問題があります。全体を俯瞰してそれぞれのキャラを客観的に描写する三人称のスタイルに一人称の記述が混じると視点がブレて読者が混乱するからです。  ただ、一人称の混入を避けようとすると、キャラの内面を描写するのが難しく、「Aは○○と思った」などという紋切り型の表現を多用したくもないので困っています。  「説明せずにキャラの行動によって内面を描写する」というのはわかりますが、何かもっといい方法、常套手段はないものでしょうか?ご存じの方がいらしたら教えて下さい。よろしくお願いします。

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noname#94364
noname#94364
回答No.1

三人称での小説で視点混乱が発生するのは、同じ章内で複数の人物の立場で感情などの内面描写をした場合ですが、それはタブーです。 同じ章では主人公を一人と決め、その人物の立場から見た視点で統一して描写すれば、その章がその人物の一人称的な書き方でも問題ありません。 この場合は、「Aは○○と思った」の「Aは」は省略できるケースが多いでしょう。 また主語の省略についてですが、多用は気にしなくても良いです。 良く何度も同じ名前を出すのを嫌って、彼、彼女などに所々を変えたりすると思うのですが、公募では下読みの人が斜め読みする時に、彼、彼女だと誰のことか前後を読まないと把握できないので逆に良くないそうです。 冗長でも同じ名前が頻繁に出ることは悪くないということです。

takumakov
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございます。 >同じ章では主人公を一人と決め、その人物の立場から見た視点で統一して描写すれば、その章がその人物の一人称的な書き方でも問題ありません。 →同じ章の中でも一人称と地の文の三人称があんまりコロコロ入れ替わっても読みにくいかもしれませんね。 >良く何度も同じ名前を出すのを嫌って・・・ →とても参考になりました。 ありがとうございます。

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