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三人称形式小説のモノローグの直接話法の表現方法について
三人称形式の小説で登場人物のモノローグを直接話法で描写するにはどうすればいいかわかる方いますか? “…は、~と思った。”という表現を使わず、セリフ調で表現したいと考えています。 一人称形式であれば、ダイアローグは「 」で、モノローグは地の文で、というの一般的だと思います。 三人称形式でも、ダイアローグは「 」というのは当然とこととして、モノローグはどうするのでしょう? たまに( )を使っている小説を見かけますし、小学校でそうやって習ったようなおぼろげな記憶もあるのですが、( )を使うのは一般的でしょうか。 ただ、( )は付加情報を書くときに使うので混同を避けるためにもできるだけ使いたくありません。 ( )を使わないのであれば、どうすればいいでしょう? 小説に詳しい方や、文章表現にお詳しい方がいらっしゃいましたら、なにとぞご教授下さい。
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自由間接話法というのがあります。簡単に説明すると、地の文の中に台詞や心理描写をそのままの形(一人称のまま)で入れてしまうことです。この手法は一般的ですので、三人称の作品でも、モノローグを一人称を使って地の文に書いても問題ありません。
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- beru2007
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ほとんど感覚で書いてしまうのでそんなに考えたことないのですが(^^;) 作家が10人いれば10通りの書き方があります。あまり『一般的』とか『当然』とか考えずに好きなように書いてみてはいかがですか?私は三人称で書くことがほとんどですが、セリフでも「」を使わずに地の文に入れちゃうことがあります。(短い返事とか『Aはうーんとうなった』みたいな感じで入れちゃいますよ) 勿論主人公の心情も地の文で入れちゃったりするわけですがその入れ方は色々あります。この主人公ならこういう風に入れようとか、この話しの場合はコッチの入れ方が良いなとか…。 書いてみて『あれ?』と思ったら推敲の段階で直しちゃえばいいのでそんなに深く考えないで良いと思いますが……。 >( )を使うのは一般的でしょうか ( )も『-』(大体のワープロソフトは罫線でいれます)もありますし、その両方を使う人もいらっしゃいます。何も使わない方もいらっしゃいます。一般的なものなんてあってないようなものです。 >( )は付加情報を書くときに使うので混同を避けるため…… 付加情報でもモノローグでも( )を多用しても書き方で混同は避けられると思いますよ。 こういう書き方はどうだろう?こっちはどうだろう?と色々研究してみてください。その中で一番しっくりきたものがあなたの『書き方』です。
お礼
んー、考え方は色々あるんでしょうが、自分としては、感覚だけで書いちゃうと独りよがりになりがちかなって思っています。ある作家の先生が、独自性っていうのは基本がしっかりと身についてはじめて発揮できるモノだと言っていたんですが、自分もそう思っています。他人のテクニックを研究し、参考とするのも大事なのではないかと。。。しかしながら、無理に“まずスタイルありき”で書き始める必要はありませんよね。ありがとうございます。
- T-tota
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棒?を使っているのも時々見ます。 ーーそうだんたんだ。 みたいな感じでした。 あくまで参考程度に…。
お礼
そういえば“――”も見かけますね。“( )”を使わずに直接話法を用いるなら、“――”が一番の候補になりそうですね。ありがとうございました。
No.1さんがおっしゃっているように、地の文にそのまま書いちゃって大丈夫です。 小説を読んでいると見かけますよ。 ただ、話の流れで読者が自然と分かるようにしておかないといけませんよね。 誰のモノローグなの、これ? みたいにならないように。 小学校で習った作文のお作法よりも、実際に小説をたくさん読んだほうがいいです。 ある程度の原稿用紙の使い方はありますが(禁則処理とか)、作文とは違います。 作家によって、()を使ってもいいし、使わなくてもいいし。 自由だから困るというのもあるのでしょうけれど。
お礼
モノローグなのか語り手の評価なのかの違いを明確にするのにテクニックを要する感じですが、もう少し研究してみます。ありがとうございました。
お礼
自由間接話法というのがあるんですね。自分でもちょっと調べてみました。使いこなすのはちょっとテクニックが必要な感じですが、巧く使えばかなり有効な感じです。ありがとうございました。