賃貸アパートの立ち退きにあたって「立退き料」の交渉
賃貸アパートの立ち退き交渉にあたって、大家さんに「立退き料」を何処まで請求して良いか、
また、今後具体的にどのように交渉を行っていくべきかについて相談させてください。
現在、築40年の木造賃貸アパートに約11年間住んでおり、
仲介の不動産屋さん経由で、大家さんから立ち退きを要求されています。
※立ち退きの要求自体は約1年前(2013年頭ぐらい?)に通知されました。
立ち退きを求める理由は、大家さんの方で相続が発生し、
アパートも古いので取り壊して更地にするとのことで、
既に解体業者さんにも連絡をしているようです。
去年の年末に不動産屋さんから改めて連絡を受けて、
素人ながら色々調べてみた結果、こういう場合には貸借人に立ち退きを
要求する正当事由に代わるものとして、次の引越しにかかる諸費用を「立退き料」として
請求できる可能性があるとお聞きしました。
現在、私の方から大家さん側に、不動産屋さん経由で「立退き料」として以下を請求しております。
※法的に「立退き料」を支払う規定はなく、当事者間の話し合いで決めることであるとも理解しております。
--------------------------------------------
(1)引越し先物件の敷金+礼金+前家賃+契約手数料等の、
契約にかかる諸費用
(2)引越し業者に払う費用
(3)現在住んでいるアパートの敷金の全額返還
(アパート取り壊しとのことで、現状回復は不要であり、敷引き自体が発生する要件をなさない
そもそも、今回の立ち退き料とは切り離して考えるべきと判断いたしました。)
(4)役所や会社・友人や業者など、関係各所への住所変更等の手続きの諸費用や時間的負担に対しての迷惑料
--------------------------------------------
(1)→大家さん了承済
(2)(4)→大家さん拒否
(3)→あまり返還する気はないが、それなら引越し費用などは請求するなとのことです。
(4)については、全く考えていないとのことでした。
※仲介の不動産屋さんのお話によると
大家さんの方でも、今回の件についても普段からお付き合いのある弁護士の方に
相談されているとのことです
私自身は、上記(1)~(4)の費用を出来るだけ大家さんに負担していただき、
引越しまでのある程度の時間的余裕をいただけるという条件が揃うという前提があるのであれば
今のアパートから引越しても良い、と考えております。
仲介の不動産屋さんには、
「大家さんはこれ以上譲歩しないので、後は調停や裁判になりますね。」
と言われてしまい、現在私自身あまり経済的に余裕がなく、本意ではありませんが
司法書士の方、あるいは弁護士の方を間に立てて交渉を行なわないと、
立場的に不利になるのかな、という不安があります。
調停、もしくは訴訟となってしまった場合のリスクについても私自身なにも分かっていません。
弁護士の方にお仕事を御願いすると、それなりに費用もかかってしまいますし、
かといって、自分が相手方の弁護士相手に有利な交渉が出来る自信もなく、
大家さんが仰っている条件を、泣く泣く飲むのしかないのかな・・という心境になりつつあります。
今後具体的にどのように交渉を行っていくべきでしょうか。
どうかご回答の程、宜しく御願いいたします。
お礼
御回答、ありがとうございます。 自分で手配すればよいということですね。 参考にさせて頂きます。