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六ヶ国協議 : もし日本が無視するようになったら?

六ヶ国協議の中で、今、米朝間の直接交渉が大詰めになっていると報道されています。 ただ気になるのが、アメリカが日本の拉致問題を棚上げにしたまま交渉を急いでいるように見える事です。 考えれば小泉政権下に虎の子の自衛隊をイラクに派遣する事を決意したのは、その見返りに北朝鮮との交渉でアメリカに援護してもらう事を考えたからでしょう? 誰が考えても危険な戦闘状態にあるイラクに 「復興支援」 と苦しい理屈をつけて送り出したのもそのためだと思います。 となると、今の米朝直接交渉のあり方は、アメリカに対する日本の必死の努力と信頼を裏切る背信行為と考えてもいいように思います。 そこで質問なのですが、この六ヶ国協議あるいは米朝直接交渉に対し、もし日本が激怒し 「今後日本は六ヶ国協議と称する会議でいかなる結果が出ようとも一切関与しない、もし金が必要なら他の四ヶ国で負担すればいい」 と宣言すればどのような結果になると考えられますか? 何となく日本が何と言おうと無視して勝手に枠組みを作り、その経済的支援だけ日本に要求してくるようなイメージがあるので、一回くらい本気で怒ってもいいように思うのですが ・・・ 本当に戦前の日本のように世界から孤立しますか? あるいは逆にアメリカに反省を求めるキッカケとなるでしょうか?

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  • 4by4-ko
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回答No.5

六ヶ国協議でのアメリカの方針転換は、北朝鮮の核問題解決が理由でしょうか? 違います。アメリカはアメリカの事情で北朝鮮に構っていられなくなっただけです。 ロシア、中国、韓国も同じです。自国の事情で対応しています。 日本だけが妥協する必要は全くありません。 原則、日本の方針は 「拉致問題の解決に進展が無い限り、北朝鮮への援助はしない」 です。 その方針には、拉致問題の解決以外に 『日本の姿勢』 も含まれています。主権侵害に対しての 『日本の姿勢』 です。 これを変えることは、主権侵害を認めるに等しい行為です。 ですので、例え経済的支援を日本に要求してきたとしても、日本政府が要求を呑むことは現状ではまず考えられません。 もし仮に要求を呑んだとして、それを国民が許すでしょうか? まさに、日本国民への背信行為になるのです。政府(自民党)が更に求心力を失うのは必至でしょう。 最初に述べたように、日本には日本の事情あります。 それは、北朝鮮も含む五ヶ国にも伝えてあります。それを、理解するかしないかは、その国の事情次第です。 >本当に戦前の日本のように世界から孤立しますか? 戦前のように世界から孤立なんてしません。日本を孤立させるメリットよりデメリットの方が遥かに大きいからです。 中国や韓国は無論、アメリカも日本経済に充分依存しています。 つまり、六ヶ国協議の孤立程度で日本の方針が揺らぐとは到底思えません。 日本の方針転換がある時は、日本国民が拉致問題に無関心になった時だけでしょう。(当分は大丈夫だと思いますが…)

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 国際社会では、日本を孤立させるメリットよりデメリットの方が遥かに大きいんですね。 私もそう思います。 バスに乗り遅れるな、というように日本特有の問題を棚上げにしてでも国際社会の流れに乗るべきという主張が以前ありましたが、何でそんなに周辺国の顔色ばかりを伺うのか、不思議に感じていました。 拉致に関しては日本は被害者なんですから、アメリカに対してもトコトン強気の姿勢で臨んでほしいと思いますね。

その他の回答 (6)

  • aozola
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回答No.7

そうですね、それもありかもしれません、ただそう騒いだあとにどう処理をするのかというのが難しいと思います、 外交を感情論で考えてしまうと、答えが見えなくなってしまうことがあるので、多分実際にはできないでしょう、 ただ、六カ国協議における日本の孤立という問題に対しては、各国の温度差というものが根本的な原因にあるようで、 そもそも北朝鮮を悪だといったのはアメリカですが、今はなんだか北朝鮮の眠る地下資源を見つけて、北朝鮮と友好関係を考えているようです、ロシアはそもそも無関心ですし、中国は防衛上北朝鮮に問題が起こるのは絶対避けたいでしょうから、アメリカが北朝鮮に強気に出ていたのをすべて潰せればいいようで、それ以上は興味がないようです、韓国は同胞救済ということで、北朝鮮に対しては友好的、 それに対し日本はただ拉致というだけで、外交的な会話がかみ合っていない、こっちの言いたいことを言えば話が通るわけではないわけで、このあたりを考えると、結局日本の孤立は日本が悪いように思います、相手がどう思うかどうしようとしているか何も考えないで、外交をしても孤立をするだけ、ほかの方もいわれていますが、日本の外交は感情論に任せるだけで実がない、 そしてこの上感情論でだめだといって、国際社会が認めるというと、ちょっとだめなような気はします、

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 たしかに外交に感情を交えてしまうと道を誤るように思いますね。 ただその一方、拉致事件の解決はとなると、なかなか具体策も見出せず。 どうも日本も暗礁に乗り上げてしまって二進も三進も行かなくなっているようです。

  • yot15
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回答No.6

 北朝鮮が現状のままの政治体制で経済的に発展するとしたら、どの国が喜ぶのでしょう。恐らく北朝鮮は、核廃棄の見返りに多大な経済援助を引き出そうと考えているでしょう。そうして経済発展の足がかりとするのでしょう。今までの北朝鮮の行動からすれば、何時又核開発を再開するか分からず、そんな国の経済発展を周辺国が本気で望むなんて考えられません。  現在の六カ国協議は、核の問題に対するパッチ当てに他なりません。核開発のノウハウを持ってしまった北の封じ込めなんぞ不可能でしょう。経済発展後、更に高性能な設備を用意すれば足りる事です。今まで核開発を続けてきたと言う事は、自国内にウラン鉱山が存在するということでしょう。  パッチなど剥がれるのにそう時間は必要ないでしょう。拉致問題が解決しないままに、バスなんぞに乗ったら、歴史の愚行を再現する事になります。日本の孤立なぞといっているのは、近隣国の勿論言わずと知れた国々の宣伝です。拉致問題の解決無しに金を払えば、世界中の物笑いの種となるでしょう。別に激怒してみせる必要など不要でしょう。  拉致問題解決の鍵を握るのは、軍事力や経済力の威力を駆使する米ではなく、中国であると考えます。今後は粘り強く中国に働きかける事が大切でしょう。北の経済は、中国との取引で活性化が始まっているそうです。だから拉致問題解決の糸口は北と中国の関係を利用する事が早道でしょう。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 なるほど、拉致問題の解決には中国を利用するしか方法がないんですね。 最近の報道ではアメリカが北朝鮮に対するテロ支援国家のレッテルを年内にも剥がす段階に来ているとか、いやそれは北朝鮮のアドバルーンであってアメリカにはそんな気は毛頭ないとか、色々な観測がなされていました。 でも、どうも流れとしてはアメリカ国務省は日本の悲願を軽く考えているように感じました。

  • edoduki
  • ベストアンサー率15% (68/445)
回答No.4

もう十分孤立してますし、六ヶ国協議の蚊帳の外にいるのが日本でしょう。世界から孤立する事はないでしょうが、著しく信頼を失うでしょうね。日本の援助に頼るしかないというほど日本経済はもう強くないですよ。中国や韓国はむしろ日本を蚊帳の外におけて喜んでるでしょう。 拉致問題に対する日本の政策は全部失敗の上に失敗を重ねている。もう高官レベルでは誰も異論がいえない状態になっており、日本にとって都合のいいようにしか解釈しないで実態と向き合っていない。だから、これからも何も進展できないのが実態でしょう。 国家のプライドなどにこだわってただ強気な事を言ってばかりで、全く実を取ろうとしない今の政府のあり方には私は疑問に思いますけどね。 拉致被害に遭った人の家族が、それをよしとしているのだから仕方ないといえば仕方ないのでしょうが。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 なるほど、拉致問題は失敗の上に失敗を重ねてしまって、もう誰にも解決できないレベルになっているんですね。 日本政府も、もう後には引けない状況になっている状況になっているんでしょうね。

  • komimasaH
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回答No.3

>ただ気になるのが、アメリカが日本の拉致問題を棚上げにしたまま交渉を急いでいるように見える事です。 棚上げではなく、テロ指定解除には日本の拉致問題解決が条件では ない、アメリカの国内法上とライスが明言しています。 アメリカは合意にたっしても、自分では何もしません。 石油や米の援助は日本に押し付けるつもりであることは明らかです。 最終的には、「人道的」という言葉をつけた支援をするでしょう。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 そうなんですよね。 勝手に決めておいて、後は日本に請求書だけを回す ・・ アメリカのやり方はどうもそんな感じではないかと思いますね。 アメリカはたしか同盟国だったように記憶しているのですが、違ったのでしょうかね。

回答No.2

先の方のご指摘のとおり、「拉致問題が解決しない限り援助しない」と公式発言を日本政府をしています。私は、そのまま方針を堅持すればいいと思います。しかしアメリカ、韓国、中国、ロシアは、北朝鮮に対して大規模な経済援助をするかとなると、はなはだ疑問で最終的には日本の経済援助に頼るしかないと思います。このことを踏まえて、日本の態度・方針を変更させるために、色々な手を打ってくるのではないでしょうか。その場合、日本国政府が、現在の方針を変更しないで堪えることができるでしょうか。ここがポイントではないかと思います。 アメリカとしては、拉致問題よりも核兵器の拡散防止ができれば目的を達成できるでしょう。日本が反対すれば、六か国協議の進展を阻止している原因は日本だと、中国・韓国・北朝鮮は糾弾するかと思います。もちろん国内の与党野党の議員、マスコミも「車に乗り遅れると駄目だ」という意見・論調で政府を非難するのではないでしょうか。国民が拉致されたことを忘れ、北朝鮮の救済を求める声が大きくなってくるように想像します。 アメリカに依存し過ぎている現状が不自然であることに気付く国民がどの程度いるのでしょうか。結局、軍事力を背景にしない限り、意見が主張できないということを理解すべきではないでしょうか。北朝鮮は、自分の意見を主張する術を会得しています。日本は経済的に豊かでも、自分の意見が主張できないし、相手に対して説得できない現状を改めない限り、いつまでも「歯がゆさ」は残るように思います。安部総理(外務省)が、どう決断するか見物です。これまでの主張を変更すると、外国からも国民からも信頼を失うように思います。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 正におっしゃるとおりだと思いました。 安倍首相の支持率が右肩下がりになっているのは、就任まで見せていた強い態度が見られなくなっているからではないでしょうか。 小泉首相がなぜあれだけ絶大な支持率を得ていたのか分析していないのでしょうか。 六ヶ国協議でも日本政府は一体どれだけの主張を最後まで貫けるか、心配です。

  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.1

すでに日本はそのような宣言をしていますよ。 2月の六ヶ国協議の結果、北朝鮮は核の軍事利用の停止を決め、その見返りに各国は現金の貸付とか食料の給付などの支援を行なっていますが、日本だけは拉致問題が解決していないとして、支援を行なっていませんし、北朝鮮はその報復として日本との個別協議だけ行なってきませんでした。(最近準備会合が開かれましたが) また、その時にアメリカ政府も日本の立場を了承しています。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。 勉強不足だったようです。 今のところ日本は強い態度で臨んでいるようですね。 でも最後はどうかな、という心配もありますね。

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