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薬剤師について

某薬科大志望の高校2年生です。2009年から薬剤師無しで大衆薬以外も売れるようになると聞いたのですが、それに伴ってこれから薬剤師の社会的地位、給料、求人などはどのように変わっていくのでしょうか?将来は薬剤師になるという目標を持ち続けていましたが、このニュースを知ってかなり不安になりました。

みんなの回答

  • caos64
  • ベストアンサー率45% (40/87)
回答No.6

他の方の回答を拝読して、ちょっと気になる点があったので補足です。 No.2の方が「登録販売者は薬剤師の監督の下、医薬品を販売できる」との趣旨の回答をなさっていますが、これは正確とはいえないと思います。 平成18年6月成立の改正薬事法では、一般用医薬品(処方箋不要で購入できる医薬品)を第1類から第3類の3つにカテゴライズしました。 第1類から第3類に行くにしたがって、いわゆる医薬品の副作用等によるリスクが低くなるという段階区分です。 この3つの分類の薬のうち、第1類(リスク高)のものについては、薬剤師のみが販売できるものとし、第2類(リスクやや高)および第3類(リスクやや低)については薬剤師及び登録販売者が販売することができるとしています。 つまり第2、第3類の医薬品に限れば、薬剤師が居なくとも登録販売者が独自に販売可能であるということです。 また、薬剤師以外が薬を販売することは厳密には違法です、との回答でしたが、これも正確ではないと思います。 改正前の薬事法では薬剤師以外の医薬品販売形態として「薬種商販売業」「配置販売業」「特例販売業」の3形態が認められていました。 3業種とも薬剤師の関与を規定していないので(薬剤師がやってはいけないということではありません)、薬剤師以外の医薬品の販売は法的に(もちろん限定はありますが)認められていたということです。 無論、調剤や指定医薬品の販売は薬剤師の独占業務であることは間違いではありません。 以上誤解なさらないようにとの老婆心です。

  • caos64
  • ベストアンサー率45% (40/87)
回答No.5

薬剤師の業務の中で、一般用医薬品販売のウエートが低くはなるでしょうね。 つまり医療用医薬品に関わる仕事のウエートがより増してくると考えられるので、臨床の知識がさらに必要とされるでしょう。 社会的地位についてはそう変化はないのではないかと思われます。 給与については店舗販売、調剤、病院、公務員などでそれぞれ現状でも異なるので、一概には言えませんが、極端な変化が短いスパンで起きるとは考えにくいです。 ただ法改正以前に各地に薬学部が急激に増え、卒業生が倍程度出てくるようになっています。 数年後に新卒者が2年間まったくでない時期がありますが、それをピークに求人は徐々に買い手市場と変化していく可能性があります。 そうなってくると初任給や給与水準は低下傾向になることも考えられます。

  • matsuma5
  • ベストアンサー率53% (33/62)
回答No.4

まず知っておいて頂きたいのは、薬剤師は大衆薬を売るだけではありません。薬学部を卒業後の進路としては、 (1)大学院などに進み研究職か大学教授を目指す (2)ドラックストアに入社する (3)製薬会社のMRになる (4)病院薬剤師になる (5)公務員試験を受け保健所など公務員になる (6)調剤薬局に勤務する など色々あります。このうち大衆薬に直接関わるのは(2)です、それ以外で勤務する薬剤師は余り危機感は無いと思います。ただ、薬学部が多く新設されたので、薬剤師の人数は増えます、必然的に給与は下がるかもしれません。

  • simakawa
  • ベストアンサー率20% (2834/13884)
回答No.3

大丈夫です.売れるとは云っても作用の弱い薬だけですから,よく効く治療薬は扱えませんから,あまり良い商売ではありません. 何と云っても国家資格です. 薬がある限りは絶対必要なのが薬剤師です.6年制になり安易に薬剤師でもという人は減るのではないかと思えます.何といっても薬の専門家です.

yawarakaya
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • sionn123
  • ベストアンサー率53% (1910/3592)
回答No.2

 yawarakayaさん こんばんは  薬局を経営している薬剤師です。  「登録販売者」と言う資格が2年後には始まります。その資格があればスイッチOTC等の一部の医薬医薬品と調剤を除けば、薬剤師の下で医薬品を販売する事が可能になります。ここで重要なことは「薬剤師の下で」と言う事です。現状では、ドラックストアーや大手チェーン薬局では非薬剤師でも大衆薬を販売していますが、これは現行の法律では法律違反なんです。それを現在の状況に合わせて新たな資格を作ったと言うのが「登録販売者」の実態だと私は思います。  「登録販売者」が働くドラックストアーや薬局は、「管理薬剤師」と言う薬剤師が必要ですから最低でも1人以上の薬剤師が居ないと開店する事が出来ません。どんな商売でも売上を伸ばして利益を伸ばす為に行っているものですよね。多くのドラックストアーの場合は薄利多売と言う方法で売上を伸ばしているのですが、現状の店舗では売上が限界位まで来ていて、会社全体の売上を伸ばす為には売れる所に店舗を増やすしかないと言う所まで来ています。つまり薬剤師が居ないと店舗を増やす事が出来ず、それなりの薬剤師の需用は有ると私は思います。しかし昔式に1店舗に数人の薬剤師を置くと言う事は確実になくなりますから、昔ほどドラックストアーでの薬剤師の需用は減るでしょう。  後は医薬品(大衆薬)の分類が変わると一緒にスイッチOTC品が増えます。スイッチOTCとは今まで医療用としてしか使えなかった効き目の良い成分が、薬局で薬剤師から気軽に買える様になると言うことです。つまり使い方を謝ったら副作用が出る可能性の高い医薬品が気軽に買える様になるわけです。私のような街場の薬局薬剤師では、ドラックストアーとの差を付けるためにスイッチOTCを多く売るしか生きる道は無いと思います。そのために、患者に副作用を起さず良い効き目を出させる為の勉強が必要になってきます。と言う意味で、薬の詳しい薬剤師・あまり詳しくない薬剤師と言う事で売上げ差が今以上に出ると思います。そう言う意味で、yawarakayaさんは今からしっかり勉強される事をお勧めします。  消費者は厳しいですから、勉強してない薬剤師は登録販売者と同等にしか見ないでしょうね。この様に「薬剤師の資格は持っているけど・・・・」と言う薬剤師にならないために、資格を取った後も勉強し続ける必要が今以上に強いられて来ると思います。厚生労働省が進めている「掛りつけ薬局」の掛りつけ薬剤師として患者さんから指名される位に患者さんに親しまれて信用される薬剤師になるように、私を含めて勉強して研鑚する必要があると言うことです。

yawarakaya
質問者

お礼

回答ありがとうがざいます。とても参考になりました。

回答No.1

登録販売者でしたっけ? 国は規制緩和と称して財界よりの政策を進めていますから仕方ない流れですね…。ドラッグストア各社は人件費の高い薬剤師じゃなくて素人に薬販売させて儲けようとしてますからね。 ま、どうなるかはこれからの薬剤師の努力と、登録販売者のレベルできまると思います。聞いた話しでは薬種商の試験より若干難易度高いようですので現状ですと普通の人は受からないと思います。 また現状の医薬品区分ではスイッチOTC以外はすべて販売解禁になると思ってもいいくらいですが、厚労省は徐々にスイッチOTCを増やしていき病院でしかもらえなかった薬が薬剤師を通してなら買えるようにもなってくるでしょう。そうなったとき処方する時と同じレベルの対応が出来ないと意味ないと思いますし、薬剤師が売ってるからあの店は安心。と国民に思ってもらえるような存在にならないと生き残りは難しいかもしれませんね。

yawarakaya
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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