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動植物の擬態や進化への疑問

前にテレビで花びらの一部をある蜂の雌の形にソックリにして、オス蜂をおびき寄せて花粉をもって行かせて交配する花を紹介してました。何故、目が無い花が、んな事が出来るのでしょうか?他にもそういう動植物はたくさん存在しますが、進化の過程でそういう形の種が有利だったため残った等の話は聞きましたが、納得いきません。いろいろその手の本も見ましたが、「進化」で締めくくられて終わりでした。 どうやってその形が良いと、蜂の雌の形をどうやって判断したんでしょうか?以前、植物にも感情があるという事を知りました。やはり何か知覚があるんでしょうか。

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  • ベストアンサー
  • Tacosan
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回答No.4

「花弁の形が『ちょっとだけ』メス蜂に似ているやつ」の子供にもやっぱり突然変異がかかって, 「ちょっとだけ」の度合いが違うものが生まれます (一般論ですが). そうすると, 「似てる度合い」の高いものの方が低いものより有利だと思いませんか? で, こんなことが繰り返されると, 「似てる度合い」は高くなりそうな気がしませんか? この辺は見てきた人がいるわけじゃないので, 「こじつけ」っぽくなってもしょうがないかなぁという気もしますが (苦笑). あと, 「植物の知覚」の話でいくと, 植物もいろんな物質を出してたりします. で, 互いにそれを受けとっていろいろするらしいですね. 例えば, 害虫に食べられた植物は「この辺に害虫がいるよ~」ってまわりに知らせることがあるらしいです. この知らせを受けた植物は, 「おっと, 守る準備をしないとな」と動くとか (「シグナルを受け取って反応する」という意味. 「そのように考えている」かどうかは不明). 他にも, 「周囲に他の植物が生えにくくする」(→自分たちが増えやすくなる) ための物質を出すやつもいます. セイタカアワダチソウなんかそうなんだけど, こいつの場合は自分の出す物質で自分自身も影響されちゃうので, ある程度の密度を越えることはなかったりします.

chrisrock
質問者

お礼

ありがとうございます。やっぱ考えてるんですよね。花も。 僕は特別花が好き~ちゅう訳ではないのですが、きれいですよね花は。 シグナルの交換をしているという情報ありがとうございました。 気が落ち着きました。

その他の回答 (3)

回答No.3

一世代につき1%子供の数を増やせるものとそうでないものを比べたとき、非常に大雑把に計算すると、1%増やせる方は、たった7世代で増やせない方の数の2倍になります。 実際には1%の改善などという変化はめったになく、非常に低い増殖率の改善でしょうし、増えたら食べられやすくなるとか、同種とも競争しなければいけないとか、因子は非常に多くて簡単に計算できるものではないでしょうが、それでも繁殖率や生存率の改善は、将来の子孫数に予想以上に影響します。 なので、ごくわずかでも勘違いさせる確率がより高いものが同種の中で数を増やし、あまり子孫を残せないものを駆逐し、その中でもより勘違いさせる確率の高いものがより子孫を残す、という風にして次第に似ていったのでしょう。 また、騙される側が騙されにくいように進化していく場合には、騙す側も能力を磨き続けないと子孫が残せなくなっていく、ということも忘れてはいけないと思います。

chrisrock
質問者

お礼

ありがとうございます。数学が苦手なのですが頑張ってイメージしてみます。、「騙される側が騙されにくいように進化していく場合には、騙す側も能力を磨き続けないと子孫が残せなくなっていく、ということも忘れてはいけないと思います。」のところがとても心に残りました。

回答No.2

植物でも動物でもそうですが、進化は、その生物がこうなろう、と目的をもって考えて起こっているのではないです。偶然の積み重ねが順々に補強されて起こってきたのです。 最初は花びらがちょっとだけメス蜂に似ている突然変異が偶然起こって、そうすると、普通の花よりほんの少しだけオス蜂の勘違いが起こって、少しだけ多くオス蜂が受粉したので、その個体がそうでない個体より沢山の子孫を残したのです。その後も同様に偶然もう少しメス蜂に似ている花びらの突然変異が起こって、それがまたそうでない個体より沢山の子孫を残したのです。そうやって、オス蜂にまちがえられれば間違えられるほど子孫が沢山残ることになったので、だんだんだんだん、メス蜂そっくりの花びらが進化したと考えられています。 実際に進化が観察された例として有名なのはイギリスで大気汚染のせいである地域一帯の樹皮が汚れて黒くなったところ、その地域に住む、樹皮にとまる蛾の色彩が薄い色から黒っぽくなった例です。これも最初は蛾の色が薄いながら個体ごとにある程度濃さの幅があったのですが、このうちだんだん濃いほうが、鳥に食べられずに沢山子孫を残すことができたので、色が濃い個体ほど繁栄するようになり、最後には黒っぽい蛾になったと説明されています。蛾が自分で黒くなろうとしたのではありません。

chrisrock
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。大変に論理的でわかりやすかったです。でも「花びらがちょっとだけメス蜂に似ている突然変異が偶然起こって、そうすると、普通の花よりほんの少しだけオス蜂の勘違いが起こって」は理解できるのですが、だったらそのままで良かったのではないでしょうか。それ以上にソックリになる必要はなかったのでは?という疑問が残ります。

noname#51443
noname#51443
回答No.1

逆の考え方もありますよね 雄の蜂がその花を好んでいるから 雌の蜂が花の形になっていったと

chrisrock
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。「雄の蜂がその花を好んでいるから 雌の蜂が花の形になっていったと」オスの気持ちを感じてメスが花になったんですかぁ~~~?すんごいことですね。でもロマンチックでいいですね^^

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