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木材に靱性はないか?
この間行われた、1級建築士の問題で、どうしてもわからない問題があります。 「木材は引張り及び曲げに対して靱性を有さず、脆性的な破壊をする。」 軸方向に理想的に引っ張られた場合、確かに脆性的に破壊することは間違いありません。 では、曲げに対してはどうか? 靱性とは、塑性域以前の、弾性範囲内でのたわみやすさのことではなく、部材が塑性域に達した後、引張り強度の上限までの、部材の伸びやすさのことだと思います。 選択肢の意味するところは、木材は、曲げモーメントが最も大きくなる、部材縁にひびが入った後、速やかに全断面が塑性化し、脆性的な破壊をする、という事を指しており、正しい記述のように見えます。 しかし、極小的に見れば、部材縁が塑性化した後であっても、他の部分の繊維は結合状態を保っており、「靱性を有さず」という記述も必ずしも正しいとは言えないと考えるがどうでしょうか?
- guess_manager
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは 曲げに関する靱性とは、あくまで部材全体としての性能を示すべきと思います。つまり、例えば梁として木材が靱性を有するか否かが問題の主旨ではないでしょうか? したがって、私の考えでは、 >極小的に見れば、・・・靱性を有さず」という記述も必ずしも正しいとは言えない というのはあまり意味のないことと思いますが、どうでしょうか?
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- atoritaiti
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guess_manager さん こんにちは。 専門ではありませんが 仕事で利用しているHP紹介します。 http://www.wood.co.jp/exmk/exmk.htm
お礼
おお。このページはすごい。 さっそくブックマークしました。 ありがとうございます。
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補足
確かに。 建築構造的には、梁としての破壊の性状を考えるべきだと思います。 ただ、木材の靱性という、材料工学的な視点でこの設問にいちゃもんをつけられる可能性について考えてみたかったのです。