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共鳴、共振について。

aquarius_hiroの回答

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回答No.2

こんばんは。 図が書けないので、文字でやってみますね。 まず、弦の場合は両端が固定で節ですよね。 すると共振の条件は、左端から右端にかけて、 節、腹、節 ⇒ L = λ/2 節、腹、節、腹、節 ⇒ L = 2・λ/2 節、腹、節、腹、節、腹、節 ⇒ L = 3・λ/2 節、腹、節、腹、節、腹、節、腹、節 ⇒ L = 4・λ/2 ・・・・・ (Lは弦の長さ。) ということで、λ/2 ずつ増えるようになっています。 これを満たすような、λで共振するわけですね。 (Lはもちろん一定なので、共振するλが無数にあるということです。) ところで、これが弦でなくて、片方が閉じている管なら、左端を閉じているほうとして、節なのは変わりなく、右端の条件が、腹になるから、上の一覧表で、右端の「節」だけを削除して、共鳴するのは、 節、腹 ⇒ L = λ/4 節、腹、節、腹 ⇒ L = λ/4 + λ/2 節、腹、節、腹、節、腹 ⇒ L = λ/4 + 2・λ/2 節、腹、節、腹、節、腹、節、腹 ⇒ L = λ/4 + 3・λ/2 ・・・・・ (Lは管の長さ。) ということで最初のところは λ/4 ですが、その後 λ/2 ずつ増えることには変わりないですね。(本当は開口端補正というのがあって、最初のλ/4 が少しずれますが、やはりλ/2 ずつ増えることは変わりないです。) こんどは両端が開いた管の場合を考えると、上の二つ目の一覧表で、左端に「節」を付け加えれば良いだけなので、共鳴の条件は、やはり明らかに、λ/2 ずつ増えるわけで、 L = λ/2, 2λ/2, 3λ/2, 4λ/2, … となります。 要するに、λ/2 ずつ増えるのは、端が腹なら腹、節なら節になるようになっているからです。 ただしそれは増分についてであって、最初の項は違ってくることがあります。(例えば片側が閉じた管と、両端が開いた管でλ/4だけ違う。) 正弦波(サインカーブ)の絵を書いてみると、よく分かると思いますよ。ぜひやってみてください。

korokoro48
質問者

お礼

はじめまして、質問に回答していただきありがとうございました。 お礼とポイント付与が遅れて申し訳ないです。 いえいえ、図はなくても頭の悪い自分でさえ十分理解できました。 非常にわかりやすかったです。 どうしても納得できなかったんですが、かなりすっきりしました。 左右の節、腹の条件は決まっているため、それを調節するようにやったら、λ/2ごとに増えるってことですね。 また、わからないことがでてくるかもしれませんが、 そのときは、よろしくお願いいたします。

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