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陸上自衛隊の戦車は何に使うのですか?

航空機やミサイルの飛び交う時代に、島国の日本で陸上自衛隊の戦車は何に使うのですか? 太平洋戦争末期の時代でさえ、本土上陸決戦で町内会婦人会の竹槍はおろか戦車も活躍していなかったはずです。21世紀になって島国日本に上陸してきて陸上戦なんてありうるのですか?もうその時点で終わっていると思うのですが、どうなんでしょう? 役人の考えることはよく分かりません。三菱重工や川崎重工とどんな契約があるのかも気になります。

  • LINHOF
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  • 政治
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質問者が選んだベストアンサー

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  • Ganymede
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回答No.14

一言でいうと、「冷戦終結後も惰性で」でしょう。 冷戦時代、日本の主な仮想敵はソ連でした。「主戦場は北海道の原野、戦車同士の戦いになる」と想定され、「ソ連の戦車に勝てる戦車が、多数必要」という防衛指針が打ち出されました。 しかし、そもそもその想定に無理があったと言われています。ご質問者のおっしゃる通り、役人(軍官僚。日本の場合、自衛隊・防衛庁幹部)の考えることはよく分かりません。確かにソ連には強力な戦車があったが、少数ならともかく、どうやって大量に北海道に上陸させてくるのですか? ソ連海軍に、そんな揚陸能力がありましたか? それでも、わが国はとにかく世界最強クラスの戦車を自主開発して大量に配備することに決まりました。そこまで戦車に執着した理由は、消去法で考えることができるかも知れません。すなわち、主力戦闘機を自主開発する技術力は、日本にありません。造船技術は持っているが、(軽)空母や揚陸艦を開発すると、「海外に侵攻するつもりか?」と疑いをかけられます。長距離ミサイルは、ますます無理です。 結局、戦車が残ります。島国の日本が、いくら高性能の戦車を持っても、それで海外に攻め込むわけではないので、「専守防衛」と矛盾しません。 こうして、戦車をネタに、自衛隊・防衛庁は大予算を、軍需産業は大型契約を獲得することができました。めでたし、めでたし……お前ら、いい加減にしろよ。しかも、冷戦終結・ソ連崩壊後も惰性は止まらず、自衛隊は世界最高性能クラスの戦車を大量に配備しているのです。 日本でも、戦車は要らないことはないと思います。しかし、国土の特徴から言って、巨大で高性能な戦車を多数持つよりも、やや小型・軽量の装甲車などに力を入れる方が、適しているのではないでしょうか。

LINHOF
質問者

お礼

やはり役人的思考が大きいのでしょう。 この件に限らず、物事は客観的に考えることが大切だと思います。

その他の回答 (13)

回答No.13

 日本が戦車100両保有していたら攻める隣国はどれだけの戦力が必要かわかりますか?  上陸攻撃には三倍以上の戦力という鉄則があります。つまり300両の戦車が必要になるわけです。300両の戦車を輸送するのに必要な揚陸鑑は約100隻、それを護衛する軍艦と航空機は凄まじい数になります。  航空機やミサイルを使っても占領は出来ないし、莫大なお金がかかります。それも精密爆撃を成功させるには日本の工業・電子技術が必要です。 > 本土上陸決戦で町内会婦人会の竹槍はおろか戦車も活躍していなかったはずです 何時どこで本土上陸決戦が行われたのですか?教えてください。米国は対日本土決戦を行うには数百万の戦力と百万人近い犠牲を払わないと実行できないと推測していました。だから勝ってる連合国側が講和の申し入れ(ポツダム宣言の発表)と原爆を使ってでも日本に戦争を継続を諦めさせる方法を採ったのです。

LINHOF
質問者

お礼

何台もの戦車を有事の際に短時間で現実的に1ヶ所に集結させるのは平和ボケの日本では無理と思います。

  • kazu2667
  • ベストアンサー率16% (8/48)
回答No.12

まず、あなたよりずっと戦争について詳しい、戦いのプロが戦車を持っていることを選択している時点で、何か意味があるのでは?と謙虚に考えましょう。 戦争は、最終的には本土に上陸しなければなりません。 でなければ、どうやって占領するのでしょうか。イラク戦争でも地上部隊が派兵されていますよね。 また、実際に、大東亜戦争の最後の戦いである「占守島の戦い」では、戦車部隊が大活躍しました。 あの活躍がなければ北海道は今頃ロシアかもしれません。 *「太平洋戦争」という言い方は、アメリカ側の日米戦に関する言い方で、日本側からすると正しく表現されていません。 大・東アジアなので、大東亜戦争と呼んだ方が誤解がなくなります。 三菱重工や川崎重工とどんな契約を結んでいるかは、電話して聞かれたらどうでしょうか?

LINHOF
質問者

補足

>電話して聞かれたらどうでしょうか? 教えてくれません。

  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.11

お役人にとっては天下りのために必要なのかもしれませんが、本来の意味は気軽に上陸作戦仕掛けたら手痛い反撃を食らうから、ちょっとやそっとの戦力じゃ上陸作戦仕掛けられないと思わせるためです。 あと、奪われた島を奪い返すために使えるかもしれません。 同じように島国の台湾にも戦車はあります。

LINHOF
質問者

お礼

台湾は中国の一部ということなので、内戦用として必要かも。

  • password
  • ベストアンサー率17% (195/1092)
回答No.10

日本の自衛隊は 相手が攻め込まないと、動けません。 つまり、相手が侵略して 揚陸してくるまで 手を出せませんので その時の防衛部隊は必須になります。

LINHOF
質問者

お礼

21世紀になって、日本国へ侵略する国の意図とは何でしょう?

  • komimasaH
  • ベストアンサー率16% (179/1067)
回答No.9

たしか北海道でソ連の上陸を防ぐことを主目的として戦車を配備 したということだったと思います。(どこかで読みました) もっともな疑問で、私にはそれに答えるだけの知見があるわけでは ありませんが、個人的に考えられることは、    ・日本だけで日本を防衛できない。アメリカ軍に援護を     期待せざるを得ないが、アメリカ軍にない装備を     補完しなければならない。    ・日本の防衛力は非常にアンバランスで、     とくに攻撃力を意図的に抑えており、     したがって、最終的な地上戦を想定せざるを得ない のではと考えます。 後者については、 ・空母を持っていない ・戦闘機は航続距離を下げるため、燃料補助タンクを詰めないように  改造されている ・輸送機は相手側ミサイルを避けるために金属片(チャフ)を  ばらまく防備まで外されている。 これでは、日本海から攻めてくる艦船や、空母、長距離爆撃機を 日本だけで、阻止できるとは到底考えられない。したがって、 アメリカ軍の援護をきたいせざるを得ない、そして、アメリカ軍の 持っていない戦車を持つ。

LINHOF
質問者

お礼

なるほど!いろんな考え方があるのですね。 でも共通するこれだという答えはないんですよね....

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3287)
回答No.8

戦車ですか。十分役に立ちますよ。以前に回答した過去のQAを参照してください。 参考:『戦車は何のためにあるのですか?』  http://okwave.jp/qa2842569.html >太平洋戦争末期の時代でさえ、本土上陸決戦で町内会婦人会の竹槍は >おろか戦車も活躍していなかったはずです。 これについては、質問者の方の勉強不足です。 たしかに日本の戦車は主要な戦闘では力を発揮できませんでしたが、8月15日の終戦後に、北海道を占領すべく大挙して押し寄せてきたソ連軍を、千島列島に配置していた虎の子の戦車軍団で撃退するという戦果を上げました。 北海道がソ連に占領されなかったことの一因は、この戦いで奮戦した日本軍のお陰だと、私は思っています。 参考:ウィキペディア『占守島の戦い』  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%A0%E5%AE%88%E5%B3%B6%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84

LINHOF
質問者

お礼

でも北方四島は侵略されました。

  • dai-ym
  • ベストアンサー率22% (848/3824)
回答No.7

自分も陸上自衛隊の存在は疑問ですよね。 日本の国を守るためであれば海軍空軍をつくりそれにお金をかけて、陸上自衛隊はレンジャー部隊と陸対空、陸対海の兵器中心でいいと思いますね。 日本は上陸前に攻めてきた部隊を倒さないと厳しい国情ですからね。 本当に日本の防衛に関しての議論が出来ないのでありきたりなかたちの戦力になってしまうからなんでしょうね。

LINHOF
質問者

お礼

国のお金を有効に使って欲しいですね。 旧社会保険庁も旧防衛庁も、親方日の丸的構造があるようです。

  • hiroki0527
  • ベストアンサー率22% (1101/4910)
回答No.6

>21世紀になって島国日本に上陸してきて陸上戦なんてありうるのですか? ありうるでしょ。戦略としては普通に有りますから。 空爆をし、抵抗力をそぐことはしますけど、最後は上陸し中枢を押さえる事によって白黒つけます。 多分中国台湾間で戦争起きれば最後は中国側は軍の台湾上陸でけり付けるでしょう。 >三菱重工や川崎重工とどんな契約があるのかも気になります。 ブルトーザーの技術を使って作るから、三菱やコマツが絡む。 民生品技術を軍用品にフィードバックするのは日本位だと思う。 普通は逆なので。 高いのは少数しか生産しないから。 どんなもんだって開発費掛けて少数しか作らなければコスト的に高くなるのは当たり前。 自衛隊も実弾演習は行っている。 演習場の広さの都合で出来ない演習はアメリカまで行って行っているそうだが。 演習場スペースの都合上北海道道東で行っている様だけど。

LINHOF
質問者

お礼

コマツは最近キャタピターを攻略しているようですね。 TOYOTA・HONDAがGMやFordを攻略したように。

noname#229340
noname#229340
回答No.5

まず、名目上は国土防衛のため、有事のために所有していることに なっています。 海外諸国に、日本が陸上戦に対し戦車一台も持っていないと バレたら、攻め放題でしょう。 今のトレンド(?)がミサイル攻撃だとしても、 現にイラクでは、アメリカ軍の駐屯基地の地下に イラク兵がこっそりシャベルで洞穴を作り、 不意打ち攻撃が成功したこともありますし、 前線でもアメリカのハイテク戦車の高性能センサーを避ける為に かなりアナログな方法で頑張っているようです。 (戦車のキャタピラー部分に異物を挟んで走行できないようにしたり) 日本においての自衛隊の存在意義、戦闘兵器所有の是非については 未だ政府でも結論が出ていないし、国旗掲揚ですら 大議論になるデリケートな問題なので、あえて多くは 語りませんが。。。。 気になった部分だけ。 太平洋戦争の時代でも、日本は戦車を所有しており、 壊れるまで使用していました。どのくらい活躍したか、 どの程度効果があったのかはさておき、その戦車の存在が どれだけ兵士たちの士気に影響したか、想像にかたくないでしょう。 沖縄にも硫黄島にも持っていったのですから。 (沖縄と硫黄島での地上戦で、あまりにも日本人が根性を出すので アメリカ人は恐れをなして空中戦に切り替えました。その結果が 空襲です。決してハイテクだったから空襲をしたわけではありません) あと、日本でも地上戦はありました。 沖縄戦です。大変悲惨な戦闘でした。 >21世紀になって島国日本に上陸してきて陸上戦なんてありうるのですか? 未来のことは誰にもわかりませんが、 ありえないと断定してしまうのは危険です。 いろんなことを想定して、事前にできるだけの準備をしておく、 たとえ使うことが無かったとしても、そのような態勢は 無駄ではないと思います。

LINHOF
質問者

お礼

>あまりにも日本人が根性を出すので 今の日本人は根性出さないですよね。 本気でやばいことになったら、自衛隊員自体がみんな退職してしまいそうです。

  • kazuo1969
  • ベストアンサー率22% (16/72)
回答No.4

必要かどうかとゆう「議論」はともかく・・・ 侵略の手段によっては役に立ったり立たなかったりだと思います。 絶滅のみを目的とした攻撃だったとすると、確かにお役御免でしょうね。先にも出ていますが、戦略核による全面攻撃を受ければ手の出しようがありません。 ただ、現実的にはそういった侵略は考えにくく、対地ミサイルでの爆撃などの後に陸からの掃討作戦といった場合は防衛手段になりえるのではないでしょうか? それから、陸自の戦車は実弾演習も行ってます。(少ないですが)

LINHOF
質問者

お礼

「議論」ではなく、ただ単純に戦車ってどういうときに何に使うの? って思っただけです。

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