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消費者金融と景気動向

最近はカードローンやマネーローンで買い物をすることが一般的ですが、 消費者物価指数から景気の動向をみると、借りたお金(返済不能もある)でも買い物をすれば、消費者物価指数は上がりますよね? そして景気が上向き、ということになって行くはずですよね? でも、実際にはお金はない状態なわけです。 お金がないけれど、借金で買い物をし続ける時、それでも景気は上向き、ということになるのでしょうか? また、預金や有価証券などは景気に関係してくるのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • gootttt
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回答No.1

借金して何かを買うということは、『後で何かを買うのを我慢する代わりに先に何かを買う』ということです。つまり、『お金は無いけど、今欲しい』人の願望を叶える為に存在するわけです。 そして、『お金はあるけど、今は買いたい物が無い』人のお金を『お金は無いけど、今欲しい』人に使わせるわけです。 つまり、10万円のモノを買う為には、消費者金融で10万円借りるか、1月1万づつ貯めて10ヶ月後に買うかしか無いとすると。 ・消費者金融が無い時 現在 金無い人 我慢 金ある人 10万円 10ヵ月後 金無い人 10か月我慢してモノを購入 金ある人 10万円 ・消費者金融がある場合 現在 金無い人 10万円借りて、モノをゲット ↑ 金ある人10ヶ月間金を使うのを我慢して 10万円貸し ↑ 金ある人 10万円分の債権 10ヵ月後 金無い人 モノ ↓ 10ヶ月間金を使うのを我慢して 10万円+利子(貸してくれた報酬)返済 ↓ 金ある人 10万円+利子 となるわけです。 つまり消費者金融によって得られるメリットと対価は 金無い人(借りた人) メリット 10ヶ月早く商品を購入できる 対価 利子を払う 金ある人(貸した人) メリット 利子をもらえる 対価 10ヶ月間何かを買うのを我慢しなければいけない となるわけです。 つまり、基本的には貸し手と借り手の間でのメリットデメリットです。 金を借りる人は、利子を払うという対価を払ってでも早く買った方が得だと思っているから金を借りるわけです。 一方、金を貸すほうは今は我慢してでもあとから利子をもらった方が得だと思っているから金を貸したわけです。 つまり、両方が得をしているわけですね。 次に、企業の目から見た消費者金融は 企業(モノを売る側)からすると10ヶ月早くモノが売れるというメリットがあります。 一方では、設備投資のための資金を集める時(株式発行や銀行からの資金融資を受ける時)には消費者金融は同じ借り手としてライバルになります。つまり『消費者金融に金を貸せばもっと高い利子をもらえる』となれば、低い金利での融資は断られてしまうわけです。 最後に、消費者金融による返済不能者は事故のようなものです。 車を作れば交通事故が生まれるように、消費者金融によって返済不能になる人も稀に生まれてくるわけです。 これを、何処までが不可抗力で、何処からが問題かは、世論が決めるという事でしょう。 例えば、此間まで飲酒運転(とそれに伴う事故)は半ば黙認されていたわけですが、世論の声に押されて徹底的に弾圧されるようになりました。 此間のグレーゾーン金利も似たような問題だと思います。

wishart
質問者

お礼

「返済不能者は事故のようなもの」という説明でよくわかりました。 通常は交通事故など少ないですからね。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • edoduki
  • ベストアンサー率15% (68/445)
回答No.2

夏に天気のよい日が続き、エアコンがよく売れ、ビールがよく売れ、レジャー施設にも客がよく入った。その夏期の景気は究めて好調だった。しかし、このような夏期の次の秋期は景気が減速するのが定番です。これは消費者が夏にお金使ったから秋は財布のひもを堅くしようとするためです。借金もこれに似ていて借金したお金は将来の所得を前借りしたのと一緒なので、かならず揺り戻しが起こります。 なので、どのぐらいのスパンで見るかで変わってきますので一概にこれとはいえないです。何を基準にどう分析するかによって答えが変わってきます。

wishart
質問者

お礼

スパンで考えるわけですね。 20年の返済をしたり、1か月で返済したり、という違いの差だけなのですね。 ありがとうございました。 最近、消費者金融が儲かっているようので、 お金を借りるということがどんなことなのか(仕組み)、と思ってしまったわけです。

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