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地下構造物による地下水の影響調査を専門家にお願いするときの指示内容について
- 地下構造物による地下水の影響調査を専門家に依頼する際の指示内容についてまとめました。水の移動計画によって住民の井戸が枯れる可能性があるかどうかを調査し、その影響を最小限に抑えるための方法を専門家に提案してもらいましょう。
- 地下構造物の建設による地下水への影響を調査するためには、専門の地質学者に相談する必要があります。費用や調査方法について地質学者に指示を出し、計画段階で必要な調査予算を確定させましょう。
- 同様の事例が国内外に存在するかどうかも調査することが重要です。他の国や地域で同様の計画が実施され、どのように対処されているかを調査し、その結果を参考にすることで、より具体的な指示ができます。
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#1です。 発注者が対象国政府なのかNGOなのか分かりませんが、調査を行うに値するか否か(つまり地下水への影響がありそう)の判断は、質問者さんの疑問で十分です。これで発注者と事前調査の契約を結びます。もちろん事前調査の委託は専門家です。本当に可能性がありそうなのか否かの判断は、素人では決して出来ません。第一段階では専門家は1名でも事足ります。これは既存資料の収集や周辺環境の概略調査レベルなので、大した予算は要りません。 この段階で、こんな調査をすれば良いと専門家が判断を下せれば、本格調査に向けて動き始めることが出来ます(もちろん国際機関の業務でしたらこんな簡単な話ではありませんが)。 いずれにしても素人がいきなり調査項目を決める(業務指示書を作成する)、ましてはボーリング位置・数量を決めることはまず100%不可能ですから、ある程度の段階は踏まなくてはいけません。 国内外に限らず、本格調査を開始するまでの道のりは短くはありません。最終的には段階を踏んだ方がはるかに安く上がるからです。
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- kamoshika333
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順序としては、予備調査や事前調査が必要になろうかと思います。つまりその調査を行うことの妥当性の検討、具体的に課題に対して必要となる調査計画の策定、などです。書かれている内容を拝見すると、まだまだ実調査指示の段階ではないのではないかと思います。 下記サイトの国際協力機構(JICA)の調達情報を参考にされたらよろしいかと思います。役務提供の調達情報のなかで、水資源開発などの近い分野の公示情報をご覧になってください。 導水管による地下水への影響は、地質条件や埋設する深度によって一概には言えません。まずは、周辺井戸の状況把握(どの深度の帯水層を使用しているのか、揚水量がどのくらいなのかなど)を広範囲で実施する必要があります。井戸深度が深くても、乾燥地域では浅層にカナートなどの人工導水施設がある場合があるので、こうしたものも調査しないといけません。 導水管敷設による直接的な影響よりも、むしろ、取水でA河川の流量が低下することにより、同水系内の地下水の枯渇、下流域での水利用(農業用水路)への影響などが発生する可能性があります。 こうした環境への影響の可能性を検討し、必要な調査を策定するのが事前調査です。
お礼
ご回答ありがとうございました。 事前の調査が必要だということですが、本格的な調査が必要かどうかの判断は(本格的にやるとかなり予算が必要そうなので)、私がやらなければなりません。 JICAの調達情報も見てみましたが、本格的な調査が必要かどうかの事前の調査まで専門家に依頼しているようです。事前の調査や判断は私がやらないといけないので、ちょっと状況が違うようですね。 もし本格的な調査を行うべきか否かの判断基準やポイントなどがあればありがたいのですが、そのような指針などはございますでしょうか。 (でも、このような判断基準はありそうもなく、結局、最初からボーリング調査などの本格調査をお願いするしかなさそうですね)
お礼
深夜にもかかわらず、ありがとうございました。 発注者や事業内容の詳細は守秘義務があり言えないのですが、とにかく、2段階(事前、本格)あるいはそれ以上に分けて、どちらも専門家にお願いする必要があるということですね。 私自身は生態学が専門のため、地下水は専門外なのでとても困っていましたところ、大変助かりました。 ちょっと愚痴っぽくなりますが、環境問題といっても専門分野が細分化されている訳ですが、この指示を出した方は、環境の看板を背負っているなら大気でも水質でも地下水でもなんでも調査できるだろ?と思っているようです。。 とにかくありがとうございました。