• 締切済み

マクロ経済について

cdsdasdsの回答

  • cdsdasds
  • ベストアンサー率52% (114/217)
回答No.1

端的に言って、今さしあたって使わないお金を持っていた時に、現金という形で持っているのがいいのかということですね。 例えば、あなたの年収が手取り1000万あり、着任時に一括で1000万もらったとします。 あなたの月々の生活費が30万で、お盆と年末年始には海外にバカンスに行き一回120万使うつもりだとしましょう。 あなたが支払いに必要とするお金は30*12+120*2=600万ということになります。 この600万は使う必要があるから現金として、あるいはすぐに現金に換えられる銀行預金として持っていることになるでしょう。(取引のために現金で持っているということで、この分は取引動機) また、なにかあった時のために100万円はすぐに現金にできるように手元に置いておきたいとあなたは考えるかもしれません。これは使う予定はないのだけど、例えば、国債とか株券にしてしまうと、親友が結婚したとか、交通事故に巻き込まれて入院しなくてはいけないといった、すぐに現金が必要な時に現金が用意できなかったり、あるいは現金にするために資産を目減りさせなければいけないという問題を発生させないための予め用意する備えということになるでしょう。(この分は予備的な動機) さて、あなたの年収から700万についてはあなたは現金ないし、即座に現金として引き出せる預金として持つことにしました。 残り300万について、考えましょう。 この300万はいわば使う予定のない現金で、また突発的なトラブルなどに備えて、現金かが容易な形で準備する必要性もない金額ということになります。 通常考えれば現金として持つことにあまり意味はなく、何らかの形で運用して運用益を副収入にしたいところです。 最近の実際の話であれば、あなたはこの300万を株式や信託投資、場合によっては為替証拠金取引とかに運用したいかもしれませんが、いずれも分析が面倒なので、今回は運用は1年間返済は一切要求しないけど、一年後には確実に利子をプラスして返してくれる個人や企業に貸すことを考えましょう(つまり債券での運用のみを考える。)。 あなたが、安心して貸すことができるのは今現在次の3つの相手先で、 A社   100万円 利子率20% 1年後のリターン120万円 Bさん  100万円 利子率15% 1年後のリターン115万円 日本国  100万円 利子率0.02% 1年後のリターン100万200円 ということにしたときに、あなたはこの3者にそれぞれ100万づづ計300万を投資して、一年後35万200円を副収入として手に入れられることで満足するでしょうか。 A者やBさんはいいとして、日本国の利子200円はちょっと考えたくなるかもしれませんね。 もしかすると、もうちょっと待てば100万円に数%位でも利子をつけてくれるという借り手が現れるかも知れません。 でも、100万円を日本国に貸してしまうと、期中での取り立ては一切しないという約束ですから、そうした貸し先にかして利子を得ることはできません。 ならばもうしばらく現金で持っていた方が有利だという結論を持つかもしれません。 この100万は投資(投機)用の資金ですが、現在提示されているの利子率0.02%があまりに定率なので現金のまま持つという運用を現時点では決定している資金ということになります(これが投機的動機です)。 この現金がいつ債券に変わるかはあなたの考えとその時の状況次第ですが、一般的に考えて、提示される利子率が高いほど、この100万円は現金から債券にその姿を変えやすくなると思われます。 また、一般的に考えて、個別の債券の利子率は銀行の貸出金利の動向をうけ、銀行の貸出金利の動向は、中央銀行の公定歩合(基準金利)に依存しますから、マクロ的に見れば、あなたの100万円が現金であるのか、債券になるのかは中央銀行の公定歩合の影響を受けることになります。 つまり、公定歩合が高くなれば、銀行はより高い金利で貸しつけをするでしょうから、それまでに比べて多少高い利子率の債券でも、それを発行して相対的に安く資金を調達しようとする企業は増えるでしょう、結果としてそうした債券へ投機的動機によって保有されていた現金は流れるため、市中の現金は減ることになります。逆に公定歩合が低くなれば、銀行の貸し付ける金利も安くなり、わざわざ債券を発行する意味は薄れるかもしれません。そうなれば、投機的動機によって保有されていた現金は持ち続けることになり、今までなら債券になっていた現金も、適当な債券がないことからそのまま持ち続けられる場合が増えるでしょうから、投機的動機による現金はむしろ増え、結果市中の現金も増えることになります。 おわかりいただけますでしょうか.

関連するQ&A

  • マクロ経済学のIS-LM曲線で質問です。

    マクロ経済学のIS-LM曲線で質問です。 貨幣需要のうち、投機的需要は利子率が上がると減り、下がると増えます。 (1)投機的需要というのはそもそも、「誰から」の貨幣需要なのでしょうか。家計?企業?全部? (2)利子率というのは、証券や債券の利子率だけでなく、銀行に預ける預金につく利子率も  含まれますか? すいません、どなたか詳しい方宜しくお願いいたします。

  • マクロ経済学

    経済理論入門という本をよんだんですが、IS-LM曲線についてよくわかりません。。詳しくお分かりの方がいらしましたら、是非詳しく教えてください。生産物市場と貨幣市場の均衡とか詳しく教えていただけるといいです。。

  • LM曲線について

    予備的動機と流動性の罠について質問です。 予備的動機と取引的動機は利子率ではなく国民所得にのみ依存するものだと思います。なので投機的動機がない国民の場合、国民所得にのみ依存するため、LM曲線は垂直になると思います。恐らくこの時、国民は余ったお金はすべて予備的動機に基づいて利子に関係なく手元に置いているのだと思います。 しかし一方で、流動性の罠が起きている場合、LM曲線は水平です。このとき、貨幣需要が無限大なのですべて貨幣で持とうとしている状態だと思います。 そうすると上記二つは、ともにお金をすべて手元に置いているにもかかわらず、LM曲線の傾きは全く異なった形となっています。 恐らく私の認識が間違っているのだと思うのですが、これはどこが間違っているのか教えてくださいませんか。

  • マクロ経済学~IS-LM分析について

     テストが近いのですが、プリントしかなく自分の答えに自信がないので教えてください。  ○IS-LM分析についての以下の記述は不適切である。正しい文章となるように、「」の言葉を訂正しなさい。  1、投資の利子感応性が「マイナス無限大」になるとき、IS曲線は(国民所得を横軸にとる時)垂直に描かれる。→「ゼロ」  2、利子率と国民所得の均衡水準が達成されるまでの動学的不均衡の調整過程を示す位相図において、LM曲線を通過する時は「国民所得」の動きはいったん休止する。→わかりませんでした><  3、「取引需要」とは裏を返せば、株式の売却である。利子率が低い時に、このタイプの貨幣需要が大きいのはファンダメンタルズを重視する株価決定理論から説明される→「投機的需要」  4、IS-LMモデルを一本の式に集約すると「45度線」になる。→「垂直線」  ご指摘お願いいたします><

  • マクロ経済について詳しい方お願いします。

    マクロ経済についてというか正確には計算の仕方についてなのですが、LM曲線における超過需要と超過供給において 実質貨幣供給P分のM=200 L1=0.8y L2=100-2r だとした場合、0.8y+(100-2r)となる。 よって0.8y+(100-2r)=200 r=0.4y-50がLM曲線になると書いてあったのですが、r=にした場合、どうやって変形すれば0.4y-50になるのでしょうか? 数学が苦手すぎて訳分かりません どなたかよろしくお願いします。

  • マクロ経済学の問題が解けません

    以下の通りです。わかる方よろしくお願いします。 C=0.8Y I=200-10r L=Y+(200-10r) M/P=600 Yf=550 (1)IS曲線を求めよ (2)LM曲線を求めよ (3)均衡GDPを求めよ (4)均衡利子率を求めよ 以上です。解ける方お願いします!

  • マクロ経済学

    こんにちは。今回始めて質問いたします。 マクロ経済学について分からないことがあるのでよろしくお願いいたします。 課題が出されていて、昨日一日やっていたのですが、解決できず、困っています。 ・「AS曲線が右上がりである理由」を答えるものですが(これだけならいいのですが) これに加えて 「物価水準、貨幣賃金率、実質賃金率、労働市場、労働需要、労働供給、非自発的失業、国民所得」 と、いう語句をすべて含めてまとめなければならないため、困っております。 あと二つあります ・「AD曲線が右下がりであり、貨幣供給を増やすと右にシフトする理由」を 「財市場、貨幣市場、物価水準、実質貨幣供給、LM曲線、IS曲線、利子率、国民所得」 をすべて使って答える ・「AD/AS分析での財政政策の効果を、IS/LM分析との違いを明確にして説明する」 「政府支出、AD曲線、AS曲線、国民所得、物価水準、実質貨幣供給、貨幣の資産需要、利子率、投資、クラウディングアウト」をすべてつかって。 というものです。 また、なかなかマクロ経済学が理解できないため、分かりやすい本などがありましたら、教えてくださると幸いです。 「短期分析」の部分は大丈夫なのですが(「図解雑学マクロ経済学」という本で勉強して理解できました) 「長期分析」の部分(ソローモデル、中立命題など)を分かりやすく書いてある本がありましたら教えてください。 よろしくお願いいたします。

  • マクロ経済学でのLM曲線

    マクロ経済学で「中央銀行が貨幣供給量を増加させたときLM曲線はどうなるか?」という問題が出されました。 これを図で説明するときどうなるかわかりますか? 教えてください。

  • マクロ経済学についての問題ですが…

    マクロ経済学についての問題ですが… 初歩的な問題だと思うのですが分からなくて困っています。 次の3つの問いに答えなさい。なお必ず計算過程も明記すること。 IS曲線 Y=C+I C=Co+cY I=Io-br LM曲線 M=L L=kY-hr ここでYはGDP、Cは消費、cは限界消費性向、Coは基礎消費(一定) Iは民間投資、rは利子率、Mは実質貨幣供給(一定)、Lは実質貨幣需要、 kはマーシャルのk(>0)、Io、b、hは定数と係数(>0)である。 (1)上述の式に基づき、IS-LM曲線の切片、傾きがいくらかこたえなさい。 (2)均衡GDP(Y*)を求めなさい。 (3)均衡利子率(r*) それぞれ代入していき、解いていくのだと思いますが、 均衡GDPはIS曲線の式を代入してYについて解いたらよいのでしょうか?

  • 経済学・・・

    1、財政支出Gが増えたら(減ったら)、マクロ均衡はどう変化するのでしょうか??? 2、IS曲線とLM曲線の交点がなぜマクロ経済均衡となるのでしょうか??