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平安時代の婚礼衣装について

平安時代の婚礼の衣装で、新郎は束帯、新婦は十二単を着ていた事はわかったのですが、 他の参列者(兄弟、親戚、友人)の人たちは何を着ていたのでしょうか?? どなたかご存知の方いらっしゃいましたらお願い致します。

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  • Pinhole-09
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回答No.3

平安初期女子の正装は奈良時代のままでしたが、嵯峨天皇が820年に唐風に改めるように令をだしてから変ってゆきました。 中期1000年くらいには十二単唐衣が定着したようです。 ところでNo.2では祝宴の男は直衣と書きましたが、略装の直衣の内衣の端を袴の裾に覗かせると正装扱いになるそうです。 女は単、打着(うちぎ)表着、裳、唐衣の十二単が正装ですが、これは動作に不便なので、簡略化され唐衣を省き、裳も袴に替える事もあったそうです。 前に源氏物語にふれましたが、枕草子にも裳の上に小打着をはおってすませたとあるそうです。 少女は細長(ほそなが)で間に合わす事もあったともいわれています。 庶民の婚礼についてはよく判りませんが、男は筒袖の直垂(ひたたれ)に小裾または四幅裾の袴、女は小袖や広袖と書いた本もあります。

moemegu
質問者

お礼

2度ものご回答ありがとうございます。 平安時代にこんなにたくさんの衣装の種類があったことにビックリしました。 着方次第でいろんな場面に対応できたということですよね? 勉強になります。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • Pinhole-09
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回答No.2

詳しい者ではないのですが知っているところでは 平安貴族の婚礼は、新枕、三日夜餅の後、所顕(ところあらわし)の儀となります。 所顕が今の披露宴で、双方の親族、友人、知己の祝宴です。 宴席なので男は直衣(なほし)、女は唐衣裳(からぎぬも)俗に十二単(ひとえ)という「ひとえ」の重ね着のようです。   ただ裳をつけていれば正式の十二単でなくてもよいとの話もあります。 五衣という数枚のうちぎの重ねの上に、上等な表着(うわぎ)を着るのですが、「源氏物語」では唐衣裳でなく、袴をはき、うちぎを羽織っているだけといいます。 平安時代は長期間なので変化もあり、女の服装はよくわからないのが実情です。 たとえば小野小町の服装で、百人一首の絵は想像画で、実際とは違うだろうというのが専門家の話です。

  • myoukan
  • ベストアンサー率33% (6/18)
回答No.1

藤原紀香関連の報道で「平安時代の婚礼衣装は束帯と十二単」という認識が広まりましたが、それだけでは誤解してしまうことが多くあります。 まず、束帯と十二単を着るのは貴族です。 庶民の服装は直垂などであり、束帯と十二単を着る機会はありませんでした。 次に、束帯と十二単は貴族の正装であり、日頃行われているさまざまな儀式にもこの服装を使っています。結婚関連の儀式だけが特別というわけではありません。 第三に、平安時代の結婚は現代とは全く違います。 妻問婚といい、男性が女性のもとにこっそり通い、寝ているところを見つかったら夫婦として認める儀式(三日夜餅の儀)が女性の家で行われ、それからは大手を振って通えるようになる、という形です。 下記URLにも解説があります。 http://www.kimono-maruya.com/sample65.htm これらのポイントに注意した上で、下記のサイトをご覧下さい。源氏物語の中の結婚の場面を、近い時代の史料をもとに再現したものです。 http://evagenji.hp.infoseek.co.jp/co-0501-03.htm

moemegu
質問者

お礼

お礼が遅れてしまい申し訳ございません。 三日夜餅の儀というような儀式があったのですね!! 知りませんでした。 という事は、いまでいう挙式のようなものは無かったのですね。 勉強になります。 ありがとうございました。

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