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知覚感覚について

もしかしたら、カテゴリーが違うかもしれませんが… 1、脳と計算機の比較 2、視覚皮質切除下での視覚と上丘切除下での視覚の差 3、マッハバンドの効果を説明するためには脳の中でどのような処理が行われているのか を教えて下さい!!

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  • ruehas
  • ベストアンサー率68% (816/1194)
回答No.1

こんにちは。 >1、脳と計算機の比較 脳の視覚情報処理とコンピュータの画像処理の違いは、コンピュータはデジタル・カメラやメモリーからの「ドット・データ」をそのまま大量・高速で伝達しているだけなのですが、これに対しまして、我々の脳内では「視覚情報」や「視覚記憶」といいますのは、図形や配置関係といった情報に記号化(対象化)されて処理・保存されているということです。 我々の視覚情報も、最初は網膜上に配置された光受容細胞の反応の有る無しといいうドット・データなのですが、脳内ではそれがそのままマトリックス映像として扱われるのではなく、大脳皮質・視覚野に入力される過程で「形」や「傾き」「配置」といった図形データに分類処理されます。このプロセスを「知覚処理」といい、我々の脳内では、このようにして処理された部品を組み立て直すことによって画像が認知されます。また、「視覚記憶」もこのような細かい部品として保管されており、思い出すときに組み立てられます。他にも処理速度や論理演算などに違いはありますが、これが、画像処理におけるコンピュータとの最もはっきりとした違いではないでしょうか。 >2、視覚皮質切除下での視覚と上丘切除下での視覚の差 視覚皮質といいますのは「大脳皮質・視覚野」のことで宜しいでしょうか。只今申し上げました通り、ここは視覚情報を知覚処理し、その認知機関である「視覚連合野」に受け渡す視覚入力の入り口でありますから、これを切除しますと「知覚障害」ということになり、何も見えなくなります。因みに、その先の「視覚連合野」が損傷した場合は「認知障害」ということになりますので、見えてはいるけど何だか分からないといった、いわゆる「認知症」と同じ症状になります。これに対しまして、「上丘」といいますのは「眼球運動」や「頭部姿勢」などといった、「視覚性運動反射」の中枢であります。ですから、これを切除しても視覚情報そのものが失われることはありませんが、眼球や頭部の「運動障害」となり、動いているものに対して首を回したり、目で追ったりするということができません。また、自分の姿勢に合わせて視点を一定に保つといったことができなくなります。 >3、マッハバンドの効果を説明するためには脳の中でどのような処理が行われているのか URLの説明をご覧頂けば分かりますが、マッハ・バンドの効果といいますのは視覚野などの中枢神経系ではなく、末梢系である視覚受容器の神経接続構造によって生み出されるものです。このマッハ・バンドによるコントラストは視覚野を介した知覚処理の過程で図形情報として分類されるわけですから、大脳皮質に送られたときは、それは既に「境界線である」という判定が下されているということですね。 http://www.cvs.rochester.edu/people/o_masuda/J/principia/MachBand/MachBand.html

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