• ベストアンサー

国債の発行限度額は、ズバリ幾ら位で、いつ借入限度額に達するでしょう !?

 GDPの1.5倍近く800兆円もの国債を発行しながら、ほとんどが国内消費ゆえに国際的に破綻を免れている日本国債ですが、ズバリ発行限度額は幾らくらいなんでしょう !?  1500兆円もの個人資産を自ら進んで銀行などに死蔵させる国民性ゆえの快挙だと思いますが、個人の投資指向の多様化が進めば、あまりに歩の悪い国債を買う人の割合は1500兆円を前に頭打ちになると思います。  国債完済間近(完済済み?)なオーストラリアと違い日本の場合は、「借りたもん勝ち」「完済する気はゼロ」だと思いますし、ほとんど返済のために新たな国債を発行するなど、半ば「開き直り」状態で諸外国から見れば自分の足を食べてるタコのように見られていると思いますが、8本目の足を食ってしまった後はどうなるんでしょう !?  国債残高増加の速度を超える勢いで、適度にインフレが進み経済成長を維持できれば、完済は望まないものの借入限度額に達することはないとはずですが、国債残高が増える速度の方が速いと思います。  破綻する瞬間(8本目の足を食う)まで、このまま突き進むと思いますが、その瞬間は50年以内に訪れると思いますか?  第2次世界大戦に匹敵する世界的な争乱が起きない限り、国債チャラは不可能だと思ってます。。。  50年よりもっと近い将来(私の存命中)であれば、来る日に備えないといけないし、子供の代であっても何か回避策(国外居住など)を考えないといけないと思っています。  悲観的すぎますかね?  だけど、「無駄遣いをやめて国債を減らそう」なんてスローガンは空虚でなりません。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Ganymede
  • ベストアンサー率44% (377/839)
回答No.2

ご質問者もお書きになっているように、「経済成長を維持できれば」「借入限度額」も上がります。つまり借入限度額は、ズバリ何兆円というよりも、国債残高対GDP比(以下、GDP比と略す)で表わされるでしょう。 私はど素人なので、自力で計算できるはずもなく、専門家の解説を受け売りするのがせいぜいです。例えば、次のサイトを見てみましょう。計量経済モデルを使ったシミュレーションの結果だそうです。 国家破綻回避のシナリオ(社会経済研究所 服部恒明氏、2004.11.17掲載) http://criepi.denken.or.jp/jp/serc/topics/chouki2-01.html 「現状維持ケース」、すなわち今のペースで国債残高が増え続けると、(論文発表時の04年の)「20年以上先」に国家破綻するとされています。図1 によると、2025年にGDP比220%に達します。それまでは自転車操業も可能ということになります。 では、GDP比220%が借入限度でしょうか? しかし、ご質問者もお書きになっているように、日本は「ほとんど返済のために新たな国債を発行」している状態であって、仮に返済最優先に政策転換しても、国債残高はすぐには天井を打ちません。なおも増え続け、しばらく後にようやく減少に転じるわけです。 そのことを表わしているのが、図1の「財政再建ケース」、「持続的成長ケース」です。今すぐ政策転換したとして、天井を打つのは、それぞれ2020年頃(GDP比160%)、2010年頃(GDP比130%)なのです。 以上をまとめますと、破産してもいいなら、220%かそれ以上まで(破綻のその時まで)借りられます。逆に言うと、借りられなくなった時点で破綻です(国債の償還期限は次々に到来して、支払のために新たに借金しなければならないから)。 しかし、財政再建や持続的成長を成し遂げたいなら、220%の遥か手前の160%や130%までしか借りられないでしょう。これはシミュレーションですから、180%で天井を打つようなシナリオも考えられるかも知れませんが、その場合は、再建過程の塗炭の苦しみがますます増えることになります。 ご質問者のおっしゃるように、現在国債残高は「GDPの1.5倍近く」になっています。つまり、ほぼ借入限度額に達しているわけです。しかし、政府・与党は未だにドラスティックな政策転換を行っていません。これは前出の「現状維持ケース」、つまり220%以上借りまくったあげく2025年以降に国家破綻するパターンに、すでに突入していることを意味すると考えられます。 なお、いわゆる国家破綻した国は過去にもいくつかありますが、国際社会の温情などに縋(すが)り、債務を踏み倒し援助を受けて、国民の多数は何とか生きていかれるようです。あとは、この未来予測が外れることを乞い願い、天佑神助をあてにするしかないのかも知れません……。

YoshiakiKun
質問者

お礼

 ありがとうございます。  紹介いただいたリンク先、関心深く読ませていただきました。  あやふやな年金問題、領収証などの支払証拠がないものを最終的に税金補てん(未払い者であっても言ったもん勝ち)する前提で委員会が結成させ第3者意見ということにして、それで参院選を乗り越そうと企む馬鹿安部の魂胆(以上、あくまで勝手な予想)には、ほとほと愛想が尽きてます。  それで支持率が上がるとしたら、日本の破たんは国民の総意であろうと感じてます。  まずは当座の生活には不要な余剰資金を「円」以外で持たないといけないなぁ~と感じつつあります。

その他の回答 (1)

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

> 破綻する瞬間(8本目の足を食う)・・・ その瞬間は50年以内に訪れると思いますか?  思いますねぇ。でも、「破綻」した状態ってどんなものをお考えでしょう。私とはかなり違うと思います。 >第2次世界大戦に匹敵する世界的な争乱が起きない限り、国債チャラは不可能だと思ってます。。。  そんなことはありません。2年くらい前、アルゼンチンが国債をチャラにしました。私は大損しました。  アルゼンチンは謝罪にも来ません。アルゼンチン独自の謝罪の文書さえもよこしません。返済のために国有地を売ったとか、サッカーのナショナルチームを解散してその強化費用を返済資金に充てたとか、そういう痛みを伴う「返済努力」の話は一切聞こえて来ません。証券会社からの連絡でオシマイ。  さらに、また最近国債を売り出そうとしているそうです、アルゼンチン。もう売り出したのかなアルゼンチン。そりゃあないぜ、アルゼンチン。  それを「もう膿は出尽くしただろう」という理由で買おうとしている日本人も少なからずいます。  そんな具合ですから、大丈夫。徐々に「苦しい」とリークして、最後に「返済できません」と言えば終わり。国債を踏み倒しても国家は潰れません。反省したフリをする必要さえありません。また国債を売り出せば売れます。  とにかく、アルゼンチンやアルゼンチン人でさえなんの問題もないんですから、日本が、不払い起こしても、身軽になれば大丈夫。 > 子供の代であっても何か回避策(国外居住など)を考えないといけないと思っています。  考えてもいいですが、考える「必要」はないと思いますねぇ。とにかくアルゼンチンの実例に学べばいい。アルゼンチン人が国外脱出しているとかの噂は聞かないでしょ?  国債を踏み倒しても、国債を買う余裕のある人が苦しむだけで、もともと国債を持つ余裕のない人に大きな害はないはずです。(影響皆無というわけにはいきませんから、脱出を考えても無駄ではないでしょう) -------------------  他の稿で書いたのですが、実際は、デノミなどと絡み合わせた施策で、もっとソフトランディングできると思っています。  が、一つ気がかりなのは・・・ 日本の官僚は「総量規制」でバブルを一気にぶちこわした前科があることです。ソフトランディングの必要性を感じているのかどうか、心配です。  感じていなければ、あるいは、「国債を踏み倒した人たち」という汚名を着たくないばかりに、税率を上げて税金で処理しようとかして、金の卵を産む産業を壊滅させてしまう愚挙に出る危険も、ないではないでしょうから。  国債を踏み倒そうとしているようだったらOKですが、高率の税金で処理しようとし出したら、・・・ 逃げましょう、一緒に。

YoshiakiKun
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。 >国債を踏み倒しても、国債を買う余裕のある人が苦しむだけで、 >もともと国債を持つ余裕のない人に大きな害はないはずです  そうですね~  直接的な国債を買ってなくても間接的に買ってることもあり得そうなので、それはそれで影響範囲は広そうですが。。  その時のことを思えば、今の年金の5000万件なんてカワイイものでしょうね

関連するQ&A

  • 国債はどんどん発行して良い?

    足りない分は国債で賄うなんてことをいつまでもやってると、その内、利息の支払いだけで国家予算の○%を占めることになったりして(なってますが)、それが大きくなると最終的には払えなくなって破綻(超インフレ、円安等)するしかない、大雑把に言うとそういう認識でいたのですが、あるヲタ系友人に「足りなかったらばんばん国債発行してしまえばいいんだよ。問題ない」と言われました。根拠を聞いても今はデフレで円高だからいいとか、ばんばん紙幣刷ればいいとか、イマイチ理解出来ませんでした。 円高・デフレ前提なのか? だとしたらその手を使うにしても限度があるのでは? もし他の色んな要因によって予想より早めにデフレ脱却してしまえば借金だけは残るけどその手はもう使えないのでは?? 借金を全部返すことを考えたらその限度額(っていうのか知らないけど)はとうに超えてるのでは? 買い手がいる限り発行しても問題ない、そこまでは理解出来なくもないです。 でも、買い手も無限ではないんだから、発行しまくってるとその内に買い手も付かなくなりますよね?それが1年後か20年後かはさて置いたとして。 自分らの生活に例えると、ローンの限度額までまだ余裕があるから限度額まで借りてしまえ、と言ってるようにも取れます。 だとしたら非常に危険な気が・・ 更に紙幣刷って円安・インフレ起こす??・・余計大変なことになる気しかしないのですが・・ どなたか私のような経済オンチにもわかりやすく説明出来る方おられるでしょうか? 何で国債をどんどん発行しても問題ないんでしょう?

  • 国債発行の終点は?

    我が国の国債発行は毎年積み上がって現在の残高はほぼ700兆円になっています。 最終的にはどうする積りなのでしょうか?具体的な将来のかたちをご提示願えませんか? 例えば○○年後にこの様な方法で完済すると云うような答えを又はご意見を頂ければ有難いです。

  • 国債発行残高の限度額はあるのでしょうか?

    政府は2020年のPBをゼロにする、2019年に消費税を上げ財政再建するとか言っています。2020年のPBがゼロになるなどということは政府も財務省も誰も信じていないでしょう。一方では、10年も前から国債発行残高の激増が国債価格の暴落やハイパーインフレを招くと恐ろしいことを言っている評論家やエコノミストがいますが、1000兆円を超えても国債価格は値上がりし、デフレも続いています。予言は全てはずれ。 第1次大戦後のドイツの超インフレ(1ドルが4兆マルク)はフランスによるルール地方の占領により生産力を奪われたことが原因であり、日本の終戦後のインフレは戦争により国内の生産力が奪われた状況で発生したものです。しからば、現在の日本のように生産力は十分にあり、海外からの借金も無い国で国債を無制限に発行しても国債価格は下がらず、デフレも継続するのではないでしょうか?政府も財政再建などと出来もしないことはいわずに税収の不足は全て国債発行で賄うと正直に宣言した方が良いのではないでしょうか?何に気を使っているのか分かりません。

  • 国債の新規発行、公債費、国債残高の関係について

    国債残高の増加の仕方が分らないので教えてください。 国債残高の増加額=国債の新規発行-公債費 だと思っていたのですが、どうも計算が合いません。 そのほかにどのような要素があって国債残高が増減しているのでしょうか?

  • 日本の国債発行額は多すぎ?

    <国債44兆円>官房長官は柔軟姿勢 財務相は「堅持」方針 「政府の国家戦略室は近くまとめる「10年度予算編成の基本方針」で、新規国債発行額の上限枠を設定するが、国家戦略室長の古川元久副内閣相は9日夜「44兆円という数字が独り歩きしている。市場、財政の状況などを勘案した中で国債発行の上限を決める」と説明。上限額が44兆円を超える可能性を示唆した。」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091209-00000096-mai-pol 国家年収より多い国債を発行しようとしていますが、 そのような国は他にありますか? 国家予算との比率で日本並みに国債発行額の割合が多い国はあるのでしょうか?

  • 国債と社債の発行数

    現在、『国債と社債の発行数過去50年(ほど)』で調べているのですが 検索をしても全く該当するものがありません。 『国債 発行数』で全く出ないんですが、1つ気になることがあります。 国債や社債などに『発行数』というものはあるのでしょうか? 『発行額』や『発行残高』というキーワードで探すとたくさん出てきます。 自分の中で勝手に『発行数』と認識して検索をしていましたが 間違っている気がして何が何なのか分からなくなってしまいました。 日本銀行のHPなどにも『発行数』という言葉は出てこないので・・・ まとめる(?)とこうなります 1、国債や社債は『発行数』で表せるのか? 2、『発行額』と『発行残高』の違い。 3、『過去50年』などでどこかに掲載されているのか? です。 正直3は大学の図書館に資料でありそうなのですが、グラフにはなっていないと 思うのでインターネット上で見れればそちらの方が助かると思い書きました。 お分かりの方よろしくお願いします。

  • 2020年の新規国債発行額108兆円

    2020年の新規国債発行額108兆円はどこに使われたのでしょうか? ネットで調べると2020年の公債金は32.6兆円とあります。 お分かりの方よろしくお願いします。

  • 国債の発行済み残高とは

     財務省のホームページで国債についてみていると  1.国債及び借入金現在高 5,571,861億円  2.政府保証債務現在高    585,776億円  とあるのですが・・ 疑問1: 1と2はそれぞれどういう意味なんでしょうか。 疑問2: ふつう、国債発行済み残高というのはどの値をいうのでしょう

  • 普通国債の発行額と国家予算歳入の国債費が異なるのはなぜですか?

    普通国債の発行額は新規国債と借換債を合わせて 140兆円になるという新聞記事を見ました。 しかし、日本の国家予算歳入では国債費は40兆円程度です。 残りの100兆円はどうなっているのですか?

  • 日本の借金が増大して破綻する額が膨らみ続けるのはな

    日本が破綻すると話する人たちの借金の額が膨らみ続けるのはなぜですか? 2000年代前半、小泉総理などが国や地方の借金は2010年には1000兆円を超える見込みで、もしそうなれば日本は破綻すると言っていました。そして破綻しないための施策だとして 国債発行額を30兆円に押さえこむ などをやっていました。 2010年頃、竹中平蔵さんが政府の債務残高が今後あと2~3年で1100兆円に達する見込みで1100兆円を上回る国債発行がなされると、日本は株安円安債券安で破綻してしまうと言っていました。最悪のシナリオをさけるため、社会保障費の大幅な削減などの見直しが必要と言っていました。 2015年、池上彰さんが今後国や地方の借金(= 国債発行)が 膨らみ続けると、国債の裏付けである国民の預貯金1700兆円を超えると(それに近づき破綻すると思われた時点で)日本は破綻してしまう と言っていました。 なんで日本が破綻すると話する人たちの借金の額は膨らみ続けるのですか?