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知的障害(児)の仕事をなさっている方へ!
よろしくお願いいたします。 身体、知的を2年ほど経験し、 現在、知的障害者(児)を主にケアワーカーをしている者です。 山奥に閉じ込められていた昔より良くなりましたが まだまだ障害者への偏見の多い社会です。 キャリアアップを目指しています。 資格は当然ですが、 知的障害児に的を絞り、制度・法律等どのように勉強したら良いでしょうか、 障害者(とそのご家族)の苦しみや素晴らしさを社会に知って欲しい、 偏見の無い社会にしたいのです。 子供に的を絞ったのは、 子供が好きなことと、子供の頃から社会に連れ出す事によって 周り(近所の方々など)の理解や応援が格段に良くなるからです。 ・・その為にはご家族、事業所、現場(ガイドヘルパー等)がタッグを 組んで良い支援をしていかなくてはいけませんが。。 社会を変えたい、とは大きな口を叩いたものだと恐縮なのですが その一員になりたいのです。 資格は当然として、その為の努力は何が必要でしょうか、 どうかよろしくお願いいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
資格に関してはもう取得されているものもあるかもしれませんが、知的障害児施設の保育士であれば介護福祉士受験資格が発生する場合もありますし、児童指導員的な仕事で介護支援専門員の受験資格が発生する場合もあります。知的障害であれば精神保健福祉士が、より適切な資格かもしれませんが、働きながらでは、少しハードルが高いかもしれません。 全体的な部分では、地域福祉の勉強をされるとよいのではないかと感じました。施設職員だけをやっていては見えてこない部分が発見できるのではないでしょうか。先の回答にもあるように、お住まいの、もしくは勤務先の市町村の社会福祉協議会や各種ボランティア団体等、さまざまな福祉資源の勉強をするのもひとつです。 社会を変える、という視点であれば、マクロ的視点を勉強してはどうでしょうか。主に、社会保障の問題、国家予算、国の施策など。単に理論武装するということではなく、違う観点から福祉を考えてみてはどうでしょう。まずはそういった新聞記事を読み込むことからでもはじめてみてはいかがですか。
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こんにちは。 重度の知的障害児をもつ母です。 質問の主旨とは少し異なるかもしれません。 勉強については分からないので・・・ 現在小学五年の長男は一年生のときから学童デイサービスに通っています。 その母体の施設が児童養護施設(親の都合で養育できない子供たちがいます)や地域の子供たちの学童サービスもしていた関係で、一緒に遠足をしたり、パン作りやうどん作りなどの体験を楽しんだりしています。 活動を助けているのは施設の職員とボランティア(学生、一般)で、うちの息子はよく参加しているので、しっかり顔をおぼえてもらって、よく「○○、おはよう。」「○○どこいくの?」と声をかけてもらいます。 私も親子参加の時には、児童養護施設の子に声をかけたり、折り紙を教えてあげたり、一緒に楽しんでいます。 ただ、その活動はうちから少し遠い地域でしているので、私の住む地域ではまだ古い偏見が強く、買い物に連れて行けば「こんな子を外に出すなんて」みたいな顔で見られたり(ママ友は実際に言われました)、歩いていると距離をあけられたりしますね。 公園に遊びに行くと、それまで遊んでいた親子がサーっと帰っていったり。 親の世代がそういう状態なので、子供たちも学校でいくら人権について学習したって、そんな感じです。 質問者さんのおっしゃるように、子供の頃から社会に出すことはとても大切だと思います。 障害児を家の中にとじこめず、どんどん外へだしてあげる、いろんな経験をさせてあげると、子供の成長は全然ちがってきます。 質問者さんのような気持ちを持った方がいて、とてもうれしく思います。 がんばってくださいね。
お礼
回答、ありがとうございます。 偏見というのは、障害者に限らず「知らないから」という事が原因の一つだと思うのです。 人は知らないものに、最初に「警戒」をします。 買い物には是非連れて行って欲しいです。 子供のうちにどんどん近所の方達と触れ合わせて頂きたく思います。 お母様がその橋渡しをして頂き、お子様の素晴しい部分を知る方が出てくる事を願います。 それでもダメだという方は、それはそれで良いのではと思っています。 健常者同士でも苦手な人がいるように。。 お母様には大変だと思います。 その大変さも周りの方に分かってもらえるよう、私も頑張ります。 こう申し上げたのは、私はガイドヘルパー(外出援護)もしていまして、 出先でお菓子を買うときなど、自分はもちろんご本人にも挨拶をしてもらうようにしています。(ご本人の様子も見ながらですが) 顔なじみになるとレジの方の雰囲気が変わってくるので。。 私はまだ新人の上、 状況も良く分からずに大層な事を書き、申し訳ありません。。 頑張ります、ありがとうございます。
- madara2129
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行政サイドで福祉に携わっていますが(個人的に老人&障害者クラブのボランティア活動に参加もしています) 老人介護も含めて、これらの問題は「民事」として行うべき案件だと思っています。 つまり、本気で取り組むならば、地域、大学サークル、中高生の課外授業など無報酬で活動を行い、報道メディアなどを利用しつつ影響力を大きくしていくのがベターではないかと(過疎の地域はどうすれば良いのか?といった問題が残りますが…) もちろん、街や店舗のバリアフリー化などインフラ整備は行政がテコ入れをしなければなりません 行政に依存する体質→法施行(介護保険や自立支援法など)→予算確保のために増税→結果的に社会全体を巻き込んで立ちゆかなくなるのではないかと危惧します(実際介護保険制度や国民健康保険制度が既にそうなっていますので…) まちがっても「法」施行を声高に叫ぶとだけは、本質を逸脱しているのではないかなと…(実際に地域内で行政主体の対策を声高らかに謳う過激(?)団体があるので…そう思ったのかも知れません)なんだかまとまらない文面になってしまい、申し訳ない(。_。lll) 一番言いたいのは、無報酬で活動している人がいると言うことと、この問題の解決策は、そこからじゃないかな?と言うことです。
お礼
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。。 回答ありがとうございます。 自立支援法は辛いです、社会格差が広がっていくのかと思うと・・ >街や店舗のバリアフリー化などインフラ整備は行政がテコ入れをしなければなりません その通りだと思います、 そして仰るように、法施行だけに目を向けるのも違うと思います。 ボランティアやメディア・・とても参考になりました。 ありがとうございます。
お礼
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。。 回答、大変参考になりました。 それぞれの施設にそこなりのやり方があり、 視野を広げる意識を持たなくては、と思います。 新聞記事を読むことから・・仰るとおりです。 本当にありがとうございます。