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「陰陽師」で説明されていた四ッ辻
岡野玲子さんの「陰陽師」で、「四ッ辻は異層が重なり合うので魔のでやすい所」という説明がありましたが(実際に逢魔が辻という)、たまに幽霊を見るという友人いわく「経験からすると三ッ辻の方がでやすい」との事。確かに交叉よりT字路の方が、流れが行き止まり、吹き溜まりにはなりやすそうです。 この質問を文系の学問にいれてよいのか迷いましたが、民俗学的見地から、四ッ辻に関する出典や根拠をご存知であれば教えて下さい。また、三ッ辻にも同様のものがあれば教えて下さい。あなたの考えでも結構です。
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民俗学を系統立てて調べたことはないので根拠といって示せないのですが(というわけでわたしの考えですが)、辻が逢魔の場であると考えられていた事実は、ほとんど疑う余地のない定説として扱われているようです。都市や住宅から見て「道」は異世界へ通じる経路であったこと、三つ辻・四つ辻は複数の異世界から魔が押し寄せてくる邂逅地点であったことが、その理由として挙げられていたと思います。 仏教の六道の辻(転生先の六つの世界へ到る別れ道)という概念や、古代中国には呪う相手の人形を辻に埋める呪詛があったという記録などにも関連しているかもしれません。
お礼
回答ありがとうございます。 経験者の話を聞いたので、焦って質問に出してしまいましたが、冷静になれば三つだろうが四つだろうが「辻」には変わりないわけで、数にこだわる必要はなかったです。「辻」という漢字にも何か意味があったようなので、そちらからも調べてみます。 出典・根拠についてはまだまだ募集していますので、またよろしくお願いします。