• ベストアンサー

項目ー全体相関について

勉強していますが、要するに何をするものかということがはっきりしません。 項目を識別する方法であるとは思いますが、本には、「得られた相関係数 が、合計得点との相関が低い項目は、全体の尺度得点との傾向が関係が なく異質であるとして除外する」と書いていますが異質とはどういうこと なのでしょうか?関係がないかどうかはどのような判断するのでしょうか? また、項目ー全体得点相関の名前の由来、意味はなんでしょうか? わかりましたらお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • selfer
  • ベストアンサー率76% (104/136)
回答No.1

「項目-全体相関」が専門用語として確立しているかはともかくとして,項目分析の中で算出される数値の一つです。そもそも項目分析が何のためにするかを理解していないと,質問者の知りたい「項目-全体相関」の意味が分からないと思います。 心理テストを作成する場合,当然よりよいテストを作ろうと努力します。良いテストと呼ばれるには幾つか条件がありますが,その中に,「テストで回答者に質問している項目は,本当に質問したい内容で構成されているのか?」というものがあります。 例えば,回答者が「社交的(外向性)」かどうかを調べる調べるテストを作ろうとします。そんな質問の中に「あなたはささいなことで腹を立てる」というものがあったとします。果たしてこの質問は「社交性」を調べる質問項目として適切なのでしょうか? 勿論この質問の中には「社交的」な要素が少しはあるかもしれませんが,割合からすればあまり社交性に関する質問であるとは考えられません。 このように考えていくと,心理テストの質問項目は質問者が調べたい内容とどれだけ関係が深いかを調べる必要があります。そして「関係の深さ」というのは統計学でいう「相関係数」によって数値化できます。 なお,質問者さんの「項目-全体相関」というのは「相関係数」というものが何かを知っておかなれかば理解できません。 ここまで書けばおわかり頂けたと思いますが,「項目-全体相関」というのは「その項目が全体,すなわち質問者が調べたい内容,とどれだけ関係が深いか」を調べるものです。 >「得られた相関係数が、合計得点との相関が低い項目は、全体の尺度得点との > 傾向が関係がなく異質であるとして除外する」 今,テスト「全体」は「優しい」という同一の内容を調べようとしているわけですよね? そして一つ一つの質問項目は「優しい」を調べる項目なわけですから,「優しい人」であるならば,その質問に対しても「優しい」という反応をしている傾向が高いはずです。つまりその項目と全体の関係が「相関が高い」ということになります。 もしこの相関係数が低い項目は,内容とはあまり関係がない項目だとして,異質だとして,除去されるわけです。

kouji0524
質問者

補足

ご丁寧にありがとうございます。 あれからすこし相関係数について勉強しました。 そこで、点双列相関係数というものがでてきました。 「はい」「いいえ」などの項目に対して使われる相関係数というのは わかったのですが、いまいち点双列ということにはっきりとした理解ができません。 よろしければ、点双列相関係数について教えてください。 お願いします。

関連するQ&A

  • 点双列相関係数とは

    点双列相関係数Rj={(Xj-X)/σ} √Pj/(1-Pj) √以降はルートの中 Xj:該当項目を肯定した回答者についての尺度得点の平均 X:尺度得点の全回答者の平均 σ:尺度得点の標準偏差 Pj:該当者項目の項定率 この式はどういう形で出来た式なんでしょうか? 式の意味がわかりません。 だれか相関係数について詳しい方はいませんか? できましたらできるだけ詳しく教えてください。

  • 3つの尺度間の相関を見るためには

    こんにちは。私は3つの尺度から成る質問紙のデータ分析をしています。統計法初心者です。 3つの尺度間の相関を求めたいんですが、3つとも全体の項目数が違います。エクセルの相関にかけたら、下位尺度別に入力しても互いに低い相関しか出てきませんでした。 もっと別の分析方法を使ったほうがいいんでしょうか? 教えてください。

  • 相関係数と項目数について教えて下さい。

    テストA(項目数80問)とテストC、テストB(項目数40問)とテストCの得点の相関をそれぞれ比べて見たかったのですが、問題数が倍あっては相関係数に影響して問題であると先輩に指摘されました。そんなことは全くしらず実験を既に終了してしまったのですが、このような場合何か解決策はあるのでしょうか? どなたか良い方法をよろしくお願いします。

  • 最も妥当な相関関係の判断は?

    相関係数を使って相関関係の有り無しを判断するのに、基礎統計の本によってその基準はマチマチです。ある本によればr=0.5なら弱いながらも相関はあるとの判断基準でした。ところがある人の話では実務上「相関関係あり」と判断するのは、R^2>=0.5のときなのだそうです。これを単相関係数に直せばr>=0.7ですから上記内容とはかなり数値の乖離があるように思います。絶対的な正解はないと思いますが、このことについてどのような判断をするのが一番妥当なのでしょうか?

  • SPSSを使う分析(心理学)はエクセルでもできますか?

    SPSSを使う分析(心理学)はエクセルでもできますか? 今大学で「人間関係に関する調査」といった内容でアンケートを取り、 1:各項目についての度数分布の確認、2:全項目の合計得点を求め平均と標準偏差を算出、3:部分―全体相関係数を算出、4:尺度得点の性差についてt検定によって検討する という課題が出されています。 教授はSPSSのやり方を熱心に話していたのですが、去年違う講義で似たようなことをエクセルでやったことがあって、エクセルでもできるんじゃないのかな?と思い、質問させて頂きました。 SPSSは大学に行かないと使えないし、私の家は大学まで2時間半程かかるところにあるのでできれば家でやりたいと思っています。 ご存知の方は教えてください。

  • 相関関係と因果関係

    相関係数で相関が認められなかった項目が、重回帰分析によって因果関係が認められたのですが、これは、因果関係があると言っていいのでしょうか??相関関係が認められた上で因果関係が認められなければ意味が無いのでしょうか??回答をよろしくお願いしますm(_ _)m

  • 因子分析 バリマックス 一項目の因子

    まずプロマックス回転をして、相関は0.5以下になったから、バリマックス回転にした。 このような6つの因子が出てきましたが。 1.因子5は一項目しかないですが、そのまま残していいのですか。 2.下位尺度得点を計算するとき、負荷量0.4以下のものも含みますか?

  • 相関の原理について

    こんにちは。 内井惣七先生がお書きになられた「シャーロック・ホームズの推理学」という本の中に、相関の原理という項目が出てきました。それで、その部分を読み進めていったのですが、どうにも分からないところがあるのです。 それは、相関の原理の思考方法の中に、「一度に全体を想像できなければ、部分、部分の相関関係を利用して、徐々に手がかりを増やしていけばよい」という箇所があるのですが、これは具体的にはどういう風に考えることなのでしょうか。 返答、よろしくお願いいたします。

  • 因子分析を用いた2つのグループの特徴を比較するには

    Aグループ(300人)、Bグループ(400人)に対して、全く同じ質問(50項目、回答は6段階)をし、AとBのグループの違いを見たいと思いました。そこで、まずそれらの結果(計700人分)について因子分析を行い、3因子を得ました。そこで、各因子毎の項目得点の合計を下位尺度得点とし、それぞれの相関をみました。次に、AとBの差の検討を行うために、各下位尺度得点についてt検定を行いました。また、A、B別の各下位尺度間の相関係数も出しました。これらの結果で、AとBのグループの特徴の違いをみようと思っています。ですが、この方法よりも、A、B毎に因子分析を行った方がより正確に各グループの特徴がわかるのではないだろうかという思いもあります。同じ質問に対するAとBのグループの回答の特徴の違いを見たい場合は、どちらの方法が好ましいのでしょうか。統計は初心者です。ご教示いただきたくどうかよろしくお願いいたします。

  • 相関関係の計算結果 p値=0.70のとき

    相関関係の解釈に関して質問です。 エクセルにいれたアドインソフト(4steps)を用いてN=8で2項目の相関関係を、ピアソンの相関係数を用いて求めました。 r=0.6860 p=0.70といった結果がでました。 統計に関してかなり疎いのですが、r値はどうも意見がまちまちですが「多少正の相関がある」といったところかと考えました。 しかし、今回の結果だと、p>0.05でした。自分でいろいろ調べた限りではp値から有意なデータと言えないという意味だと解釈しました。 ところで、研究発表などで、0.05<p<0.10のときに有意差はなかったが、傾向があったとする発現を耳にします。 では、かなり苦しいかもしれませんが、今回のデータを「有意な結果とは言えないが、正の相関を示す傾向にあった」と解釈するのは可能でしょうか?